藤子不二雄A氏の出身地,富山県氷見市 潮風通り商店街-忍者ハットリくんカラクリ時計「虹の橋」,サカナ紳士録モニュメント,潮風ギャラリー

富山県氷見市は、「忍者ハットリくん」や「怪物くん」「笑ゥせぇるすまん」などで有名な藤子不二雄A氏が生誕した地で、藤子氏に関連した様々な観光スポットがあります。
今回の日本マンガ紀行は、そんな富山県氷見市をご紹介します。まず、始めに市街中心部に流れる湊川にある忍者ハットリくんカラクリ時計を訪れました。

氷見駅から海沿いに15分程歩くと、新鮮な海の幸を取り扱う氷見フィッシャーマンズワーフ「海鮮館」があります。

海鮮館前には、藤子先生がデザインした「ひみぼうずくん」が飾られています。ひみぼうずくんは、氷見の海からやってきた海坊主の子どもで、彼の頭をなでると幸せがやってくるそうですよ！

見えづらいですが、海鮮館横の公園に魚の形をした遊具があり、その上にもひみぼうずくんがいました。

すべり台にもハットリくんとひみぼうずくんの模様が描かれています。

忍者ハットリくんカラクリ時計

氷見市の中心部を流れる湊川に行くと、「忍者ハットリくん」のカラクリ時計虹の橋がかかっています。ここでは、午前9時から午後7時までの間、1時間毎に約4分間のショーを見せてくれます。(12月中旬から3月中旬までは冬季休止期間)

時報の鐘とともにショーがスタート。

まずは、ケムマキと影千代が登場。

続いてシンゾウと獅子丸。

そして、噴水が沸き起こる中、ハットリくんが飛びながら登場。

ラストはキャラクター全員が登場

ハットリくんが右手をかざすと･･･

噴水がでてきました。

ラストはキャラクター全員が登場してごあいさつ。

１時間後までしばしのお別れ。

■ハットリくんカラクリ時計 虹の橋（google map）
所在地　富山県氷見市本町湊川（中の橋周辺）
毎日9:00～19:00まで1時間毎に約4分間のショー(冬季休止)

ハットリくんからくり時計が見れる湊川中の橋を渡ると、潮風通り商店街となります。この潮風通り商店街には、藤子不二雄A先生がデザインした魚を擬人化した「サカナ紳士録モニュメント」が設置されています。

氷見駅から１５分ほど歩くと潮風通りにやってきます。
ポストの上にはハットリくんとシンゾウが！

サカナ紳士録モニュメントのご紹介

エイチョウ

シマシマ博士

イカゾウ

ブリンス

サカナ紳士録モニュメントのご紹介 ２

トビー

タコ八

アンボス

カニ丸

ハットリくんのモニュメントも！

可愛らしい魚たちの他にも、ハットリくんの立体モニュメントが設置されています。ご存知ハットリくんこと「服部貫蔵」。

こちらはシンちゃんこと「服部心臓」。

ケムマキケムゾウに･･･。

獅子丸もいました。

商店街の至る所にハットリくんが！

シャッターや柱など、潮風通りの至る所にハットリくんのイラストが描かれています。

■氷見潮風通り商店街　サカナ紳士録モニュメント
所在地　富山県氷見市本町（google map）
ハットリくんカラクリ時計より中の橋を越えてすぐ
約600mに渡る商店街

2007年10月14日に藤子不二雄A氏のご実家から徒歩数分のところに、氷見市潮風ギャラリーがオープンいたしました。
その第1弾として、現在「忍者ハットリくん」や「怪物くん」など、藤子不二雄A氏の作品を一堂に集めた「藤子不二雄Aまんが展」が開催されています。

氷見市潮風ギャラリー外観。前は銀行だった建物を改装したそうです。

こちらが受付。後ろには、大きなハットリくんのイラストとモニュメントが迎えてくれます。

入り口では巨大なイラストがお出迎え

この大きな絵は、「ハットリくん氷見を翔ぶ」と題された藤子先生のハットリくん作品の中では最も大きいものとのこと。

藤子先生のご挨拶とオープンセレモニー時に書いてもらったサインがされています。

受付左奥が原画展示スペース。

「ハットリくん」や「怪物くん」、「まんが道」などどれも貴重なものばかり。

トキワ荘の部屋を再現

「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造が潮風通りを紹介する作品なんかもあります。

原画展示の奥へ進むと、かつて藤子先生が住んでいた、トキワ荘の部屋を再現したものが見れます。

螺旋階段上がり２Fへ。

階段の途中には、ハットリくんのフィギアも置かれていました。可愛いっ！

藤子作品が全て読める！

２Fへ上がると目の前にひろがるのは藤子不二雄A作品がズラリ揃ったコミック図書室。その数なんと850冊。

カーペットが敷いてあるので、寝転んで読んでもO.K！

壁には、ひみトキトキまんが道大賞の受賞作品が展示されていました。
ひみトキトキまんが道大賞についてはこちら

アニメ上映室では、藤子作品のアニメを観ることができます。

ここでしか買えないグッズがたくさん

１Fエントランス奥にグッズ販売コーナーがあります。

Tシャツの他にもガチャガチャなんかもありました。

こちらのネクタイは、JR氷見線を走っている「忍者ハットリくん列車」が描かれています。

以上簡単ですが３回にわたって氷見市についてご紹介いたしました。
都合により伺えませんでしたが、藤子不二雄A先生の生家である「光禅寺」や氷見線を走る「ハットリくん電車」など、藤子先生に所縁のある場所はたくさんあります。
是非、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

■ 氷見潮風ギャラリー(HPはこちら)
所在地　富山県氷見市中央町3番4号(google map)
開館時間　午前10時～午後5時
休館日　年末年始(12月29日～1月3日)
観覧料　大人200（高校生以下無料）

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