JR敦賀駅前商店街銀河鉄道999」モニュメント群
掲載日:2008.02.22
今回のマンガ紀行は福井県敦賀市にやってきました。
JR敦賀駅の駅前商店街には、松本零士作品「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」の名シーンを再現したモニュメントが設置されています。
このモニュメントは、1999年に敦賀開港100周年記念事業の一環として、現在の敦賀市のイメージ「科学都市敦賀、歴史を引き継いだ港、並びに敦賀駅」と、将来ビジョン「世界とふれあう港町、魅力あふれる交流都市敦賀」にふさわしいキャラクターとして「銀河鉄道999」と「宇宙戦艦ヤマト」が選ばれ、駅前商店街に設置されたとのことです。
敦賀駅を背にして、商店街右側に「銀河鉄道999」のモニュメント、左側に「宇宙戦艦ヤマト」のモニュメントがストーリーに沿って設置されています。
(左)敦賀駅を出るとすぐ、メーテルの看板が迎えてくれます。他にも999、ヤマトが描かれたバスもありました。
(右)モニュメントが設置されている駅前商店街。
銀河鉄道999
駅前のロータリーに、早速メーテルと鉄郎が。このモニュメントだけ赤いボタンが付いていたのですが、押しても何もありませんでした。
背後を走る999は、かなり細部まで精密に造られてたと思います。
信号を渡り、まずは「銀河鉄道999」のモニュメントをご紹介します。
各モニュメントの脇には、タイトルとストーリーの紹介文があります。
タイトル『銀河鉄道999』
みかけは大昔の蒸気機関車だが、中身は耐エネルギ-無限電磁バリヤーに守られた、超近代化宇宙列車。メガロポリスステーションから鉄郎とメーテルを乗せ、星の海へと旅立った。【紹介文より】
少年 星野鉄郎
未来の地球では機械人間が生身の人間を支配していた。宇宙に憧れる少年・星野鉄郎は母を機械伯爵に殺された孤児である。彼は機械人間になり、永遠の命を持つことを誓う。【紹介文より】
メーテルとの出会い
999号は無料で機械の体をくれる星へ向かう銀河鉄道である。機械人形から999号のパスを盗み、追い詰められた鉄郎は、死んだ母に生き写しのメーテルに助けられる。しかし気を失い、パスを落としてしまう。【紹介文より】
永遠の星の海へ
メーテルは、自分を連れて行くことを条件に、鉄郎にパスを提供した。メーテルは誰かに指令を受けているような気配もあったが、999号に乗りたい鉄郎は一も二もなく承知し、二人の旅は始まった。【紹介文より】
ポケットパーク
人はみな、星の海を見ながら思い描いた希望を追い求めて、果てしなく長い旅に出る。終わることない永遠の流れの中で、果てしなく続くレールの上を、夢と希望と野心そして若さを乗せて列車は走る。いま、汽笛が新しい若者の旅立ちの訪れを告げる。【紹介文より】
母との記憶
メーテルはドリームセンサーを使って気を失っている鉄郎の過去を調べる。彼は母を殺した機械伯爵への復讐のために、機械の体になる必要があったのである。【紹介文より】
迷いの星
冥王星には、大氷河が広がり氷の下には無数の死体が並ぶ。氷の墓の管理人で機械の体を持つシャドウは鉄郎をずっとそばにおきたくて、凍らせるが、あわやというところでメーテルに助けられる。【紹介文より】
タイトル『ガラスのクレア』
ある日、食堂車に乗った二人は、クリスタルガラスの体のクレアというウエイトレスと知り合う。彼女は元の体に戻りたくて働いてお金を貯めているのだ。彼女の元の体は冥王星にあり、ときどき立ち寄り会いに行くという。【紹介文より】
エメラルダス
999号の針路をクイーンエメラルダス号が横切り鉄郎は時間城のある星が知りたい一心で、それに発砲した。乗り込んできたエメラルダスは鉄郎の銃を見て驚く。彼女はその銃の持ち主を捜していたのだ。そして時間城の場所をおしえる。【紹介文より】
時間城
機械伯爵がやって来るというトレーダー分岐点。鉄郎は同じ志を持つ男、トチローに出会う。宇宙病で亡くなる彼の遺志を胸に、鉄郎はついに時間城に乗り込み機械伯爵をたおした。【紹介文より】
友の眠る星
トチローは息を引取ったが、彼の心は親友の乗るアルカディア号の心となった。その船とは鉄郎の憧れのキャプテンハ-ロックのものだった。トチローの墓をお返しにハーロックは鉄郎の危機を救う。【紹介文より】
プロメシューム
終着駅メーテルは、機械帝国であり、あらゆるものが生きた人間から作られていて、鉄郎も女王プロメシュームの前でネジにされそうになる。そこでメーテルがプロメシュームの娘であると知る。【紹介文より】
限りある命のための戦い
鉄郎を見守り続けていたハーロックはエメラルダスと共に、機械帝国と戦う鉄郎を援護した。さらにクレアの活躍によってプロメシュームと機械帝国を滅ぼすことが出来た。【紹介文より】
別離
地球へと戻った鉄郎。そしてメーテルとも別れる時が来た。メーテルは昔の体に戻るために冥王星に旅立ち、少年とメーテルとの旅は終わった。【紹介文より】
青春の幻影
「青春の幻影」とメーテルは自分を指してそう言った。だが、彼女は現実に存在していた。鉄郎の隣に。唇に残る温もりがそれを物語っている。【紹介文より】
来週は宇宙戦艦ヤマトのモニュメントをご紹介します。お楽しみに!
■敦賀市 「松本零士モニュメント」(google MAP)
所在地 福井県敦賀市 敦賀駅前商店街、本町2丁目商店街、本町1丁目商店街
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