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『そらトびタマシイ』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い?良い点は?関連作もまとめて紹介!

漫画『そらトびタマシイ』の面白さをみんなのスタンプ評価点数とおすすめ感想レビュー、良い点・悪い点の点数評価からtwitterでの口コミや類似漫画、関連作品を徹底紹介。  そらトびタマシイは「異能漫画」と「青年誌ファンタジー漫画 2000年代」と「ファンタジー漫画 2000年代」と「五十嵐大介」と「アフタヌーンコミックス」と「アフタヌーン 2000年代」と「KCデラックス」特集にランクインしています。 さらに各社の無料試し読みサービス比較表付き。そしてこの漫画へのあなたの評価を30秒で簡単にSNSシェアできる!【感想スタンプ点数評価】ができます。 この作品を面白いと思う人のために最新刊~完結情報までしっかり紹介♪ 動画配信(動画配信各社の比較付き)・予告動画・声優・出演者・監督の関連情報も随時紹介! コミックス最新刊は『そらトびタマシイ (アフタヌーンコミックス) 』です。

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『そらトびタマシイ』

更新日:2024年03月28日
第1巻公開日:2019年04月18日

作品紹介

稀代の表現者・五十嵐大介が解き放つ珠玉のエンターテインメント全6編。他の追随を許さぬ独創世界、人間の体温をも伝える描写力。“漫画”という表現が内包する無限の可能性を鮮やかに提示する! 月刊「アフタヌーン」掲載の読み切り作品4編に加え、週刊「モーニング」にて発表されたオールカラー作品、そしてアフタヌーン四季賞1993年冬のコンテスト応募作品(雑誌未掲載)も収録。眩(まばゆ)き結晶、待望の登場。

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 4  [ストーリー性 4 | キャラクター性 4 | 画力 4 | 読後感 4]

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そらトびタマシイのオススメ感想レビュー

魂の浄化の物語は決して怪談でもファンタジーでもなく

そらトびタマシイ (KCデラックス アフタヌーン)

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

命に対する、どこまでも純粋な眼差し。
それが、五十嵐大介という希有な作家の本質ではないか。

耳ざわりよいだけの癒しの言葉や、
現実に悲観するだけの諦めの言葉が、
蔓延する現代において、
五十嵐大介の視座は、本来だれもが持つべき、いや、
持っていたはずのものだ。

『そらトびタマシイ』において、主人公は、
魂と、食欲を、均質の価値観において語っている。
得てして、現代のカルチャーが、スピリチュアルなものを語る時、
とてもストイックになりがちであり、またそうでなければならない
かのような風潮があるが、実はそれはあやまりである。

人間の魂、つまり精神の本質は、むきだしの生と直結しており、
よけいな飾りやファンタジー等は、本来、入り込む余地がない。
禅をはじめとする数々の説話が語るように、
仏教の本質が、生きることの真摯さにつきることである。
人は食べなければ生きられない。
だから、食べることに、感謝し、生きる事は、まっとうであり
そのことのみを深く理解できれば、生きる事に余計な飾りはいらないのだ。

五十嵐大介の作品は、様々なテイストのものがある。
だが、すべて、食べることや、眠る事、寒さ、痛み、など
原始的でありながら、生きる本質を語るものが多い。
『リトル・フォレスト』等は、ロハスなどという軽薄な
解釈語を笑い飛ばすかのようにまっすぐに生きる美しさを描いているし、
『魔女』では、私たちが失った本来の生を、魔女という
原始的な生の象徴で描ききっている。

『そらトびタマシイ』における魂の浄化の物語は、
決して怪談でもファンタジーでもなく、
生きるということのリアルさを、おそろしく純粋に寓話化した物語だ。

生きる事に飾りはいらない。
飯を喰って、糞をたれて、眠る。つきめれば人間の生とは
その繰り替えしにすぎない。
そして、それは、何よりも尊いことなのだ。

まっすぐに、純粋に命をみつめる
その大切さを、五十嵐大介の作品は教えてくれる。

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「からだ」から発せられるイメージがすごい

そらトびタマシイ (KCデラックス アフタヌーン)

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

五十嵐さんの描く人物には、はかない色気のようなものがある。目覚めた真貴が額を鏡で覗く後姿、球子の手から風に流れる砂の粒子、猫アレルギーの少女が虚空を見つめる瞳など、作品のところどころに立ちのぼるエロティックな香気は、彼女たちのおぼつかない「からだ」から発せられるものだ。
 どのストーリーも親の不在が示されているが、それを物語るように、線が細く頭と体のバランスに違和感のある真貴は、体全体で自分を支えるあやうさを感じるし、球子(海で出会う少女も含めて)と猫アレルギーの少女は、それぞれ対象を敏感に知覚する特異体質の持ち主である。
 それゆえに彼女たちは、ものに触れ、耳をすまし、目をみはり、傷つき、「からだ」全体で世界を呼吸する。そのことは台詞にも表れていて、真貴が「てのひらから雛の命をすいとっているようなそんな想いに囚われた」と独白する場面や、猫アレルギーを持つ少女を主人公にした、パン生地を少女の肌に例えた場面が、暗示的にそれぞれ冒頭に置かれている。
 「からだ」で生きるとは、論理や習慣の惰性のもとに生きることではない。印象的なのは、父親の事故現場に駆けつけた時に、真貴のお腹が鳴る場面だ。死に際して、体の生理反応を前面に描いてしまう感覚は見事としか言いようがなく、五十嵐さんの特質が表れた場面だと思う。また、猫アレルギーの少女に事もなげに「猫を手放すぐらいなら殺した方がましだ」とたぎつ台詞を言わせてしまうのも、習慣や倫理にとらわれてない「からだ」で生きる少女像を提示するものであるだろう。
 五十嵐作品には、踵が地から離れていくような心地よさと浮遊感がある。それは登場人物の「からだ」の肉感性を読み手が同時に追体験しているからであり、その作品を描く五十嵐さん自身の「からだ」が世界に開かれていることは、疑いようがない事実だ。

投稿者 タニカ  

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私たちが見ようとしなくなった、遠ざかりつつあるものを描く

そらトびタマシイ (KCデラックス アフタヌーン)

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

五十嵐作品にある黒は純粋な黒ではない。白もそうだ。

一面の漆黒。ひかり。その中には不定形の生命が息を潜め蠢き、囁いている。呼吸をし、粘っては、纏わりつく。流れ、弾けては、拡散する。五十嵐大介のペン先から生み出される色は、そういう途方もなく深い色だ。

五十嵐作品の闇や光は、その不純さで異形を生む。魂を与え、目玉を、口を、耳を与える。たとえば、密集した黒髪の内から鳥の魂魄が浮かびあがり、猫の目の奥は異界に通じる。森は自己を主張し腕を捩じれさせ迷路をつくり、乏しい月あかりにひかる白雪の奥に埋もれた夜のくらさが、神々の囁きとなりさやさやと響く。そのように。

作品中で、よく動物や鳥、魚や虫と「目が合う」ことがある。描かれている彼らはひどく緻密でリアルだ。小さな一コマに、ときに主役以上の存在感を放つ彼らがいる。ページを開いて対峙してしまった私は、普段気にもとめない小さな生命の存在に気付き、「ああ、みられている」と感じ、どきりとする。
私たちは、世界を黙殺することが自然になっている。

五十嵐大介は、私たちが見ようとしなくなった、遠ざかりつつあるものを描く作家だ。
作中で、黒は不純になり、白もまた不純になる。描かれる世界は膨大な数の生命たちに埋め尽くされ充満し、私たちは畏怖を覚える。
それはきっと本来感じるべき、世界の姿だ。

初出がそれぞれ違う物語の寄り集まった作品集だからこそ、すべての物語に共通して、作者の言いたい(のだろうと私が勝手に思ってる)ことが見えてくる。だから読み終えると視界がひらけたような、大事なことを思い出したような、そんな不思議な感覚に陥る。
「すげえなあ」と感嘆する。私たちを取り巻くこの世界と、漫画家・五十嵐大介、両方に。

そんなわけで。

日々の中でささやかな「そらとびタマシイ」を探して、私は日常に目を凝らす。
葉っぱに走る葉脈にだって、道端の石ころにだって、ふとした瞬間に見えてくるものが……ありませんか?あるよね?

投稿者 かみや  

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