阪神大震災復興の象徴「全長18ｍの鉄人28号モニュメント」含む神戸市 KOBE鉄人PROJECT・パネル展

今回のマンガ紀行は、神戸市長田区にある「KOBE鉄人PROJECT・パネル展」へ行ってきました。
KOBE鉄人PROJECTは、神戸出身の漫画家、横山光輝先生の作品『鉄人28号』の誕生50年を機に、阪神大震災後の再開発が進む新長田の商店主を中心に始まり、震災復興の象徴となる「全長18ｍの鉄人28号モニュメント」の設置や、「横山光輝記念館」の建設を目指して運営されており、寄付や募金活動の他、横山作品に関するイベントを多数開催しています。

（※「鉄人28号モニュメント」は2009年に完成しています）

また、今回は寄り道として神戸市中央区にある「関帝廟」も合わせてご紹介します。

ＪＲ新長田駅を降りるとプロジェクトの幟がお出迎え。

商店街もプロジェクトの幟で彩られています。

パネル展の前に、プロジェクト事務局へお邪魔させていただきました。

入室して左手の壁に『前出師の表』が！気に入った日本語訳が無かったため代表の岡田さんが三日かけて新たに翻訳されたそうです。

鉄人28号も「ガオー」とお出迎え。

特別展で展示されたパネルも、さりげなく置かれています。

応接テーブルには劉備・関羽・張飛・諸葛亮の四人の姿。

横山作品も揃っています。いつの間にか増えていたというフィギュアも。

「全長18mの鉄人28号モニュメント」は来年完成予定。

鉄人28号モニュメント設置に向け寄付金も募集中！

KOBE鉄人PROJECTでは、横山光輝記念館建設に先駆け、JR新長田駅南若松公園に「鉄人28号18m巨大モニュメント」を設置する取り組みを進めており、その制作にあたり、金額の多少を問わず皆様からの寄付を募っているとのことです。
鉄人28号モニュメント寄付金募集のご案内

続いて、代表の岡田さんの案内でパネル展へ移動です。

パネル展は商店街の中にあります。

管理は隣にあるフルーツ店のご店主が行っているとのこと。

ご店主は『鉄人28号』のシルエットがカッコいいＴシャツを着ていました。

自伝漫画や、県の広報誌に寄稿されたエッセイが展示されています。

記念撮影スポットでもある諸葛亮の椅子。羽毛扇もありますので貴方も計略三昧？

横山三国志の他に、中国で制作された三国志のＤＶＤなども置かれています。

次ページはグッズの販売のご案内

グッズの販売コーナーへ

また、パネル展から少し離れたところにある「琉球ワールド」の2階には、KOBE鉄人PROJECT・オリジナル三国志グッズの販売コーナーがあります。
お土産の購入に、是非立ち寄ってみてください。

日本最大の沖縄ショップ。店内は琉球民謡が流れていて良い感じです。

大きなスペースではありませんが、Tシャツや小物などがズラリ!

阪神・淡路大震災から12年。
取材をする私の目には、そこに住む人々の笑顔ときれいな街並みが映りました。
しかし、代表の岡田さんの話では、やはり震災前の街には戻っていないとのこと。

震災によって甚大な被害を受けた商店街も再開発によって立派なショッピングモールが立ち並んでいます。

ショッピングモールを外れ路地を抜けると、まだまだ空き地が広がっています...。

若松公園に鉄人28号モニュメントが設置されると、こんな感じになるのでしょうか？「ガオー」と吼える鉄人が災害復興のシンボルとして立ち上がる日が楽しみです。

鉄人28号モニュメント寄付金募集のご案内

KOBE鉄人PROJECTでは、横山光輝記念館建設に先駆け、JR新長田駅南若松公園に「鉄人28号18m巨大モニュメント」を設置する取り組みを進めており、その制作にあたり、金額の多少を問わず皆様からの寄付を募っているとのことです。
鉄人28号モニュメント寄付金募集のご案内

寄り道編をみる

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■KOBE鉄人PROJECTパネル展
所在地：兵庫県神戸市長田区二葉町（map / google map）
定休日：水曜日
開館時間：11：00～18：00
アクセス：
ＪＲ神戸線　新長田駅より徒歩10分
神戸市営地下鉄　西神・山手線、海岸線　新長田駅より徒歩10分
海岸線　駒ヶ林駅より徒歩1分
■琉球ワールド
所在地：兵庫県神戸市長田区大橋町（map / google map）
定休日：年中無休
開館時間：10：00～20：00
アクセス：
ＪＲ神戸線　新長田駅より徒歩5分
神戸市営地下鉄　西神・山手線、海岸線　新長田駅より徒歩5分
海岸線　駒ヶ林駅より徒歩5分

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