猫漫画あるあるはおすすめ!猫の習性と飼い方、不思議さを楽しく学ぶ
掲載日:2018.10.15
猫あるある漫画で猫仲間を見つけて楽しみたい!
あぁ、猫ってこうだよねぇ、そうそうココデやっぱりあぁくるのかぁ、おや、うちと違うぞ等々、愛する猫への研究?は絶え間なく幸せをもたらしてくれます。さぁまいりましょう、猫の世界へ。
ランキング第1位 ハルさん家。
猫あるある漫画で猫仲間を見つけて楽しみたい!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
今までの猫漫画は、出てくる人間たちが根本的に「猫好き」というパターンが多かったけれど、この漫画は幸運の猫と呼ばれる、左右目の色がちがうオッドアイの猫だから飼ってみたという、いささか不純な動機がストーリーの始まり。
最初の猫紹介の「ハル、特技は吐くこと」というフキダシから、なんてシニカルな、と笑ってしまった。ギャグがベースだけれど、話はかなりリアルで、猫と暮らすに当たっての苦労や嫌な部分も隠さずにどんどん描いてあるのに、読み終わると、なぜか猫のいる暮らしっていいなあと思ってしまえる不思議な魅力を持つ漫画。
絵はシンプルだがとても上手いと思う。猫が変にキャラクター化されずに、きちんとリアルに描いてあるのが話の世界観と合っていてうれしい。
一緒にくらす赤ちゃんの描写も可愛い。我が家も猫と子どもがいるので、共感できる部分がとても多かった。猫好きにも、猫好きではない人にも読んでほしい漫画だ。猫を丁寧の観察し描いている作品。
猫あるある系猫漫画が大量に増えてます。どれも結構良作揃い。
既に猫と暮らしている人には「これ!あるある!猫ってこうだよね!」が満載で笑えるシーンが大量♪
猫好きだけどリアル猫と暮らすのは未体験なアナタには先輩方による「実録!猫飼いの注意すべき!?トラップ満載な日々」が描かれているわけで、これほどわかりやすく幸せな「猫の飼い方育て方教本」は無いでしょう。
まずは1冊手にとって。 ついでにあと10冊くらい読んじゃった日には、もうアナタは猫マスター!
・・・とは言え、やっぱり実際に猫を飼い始めるとうろたえる事が山ほどあるでしょうから、やっぱりもう10冊くらい読んじゃうことをオススメしますよ♪
それでもって猫漫画は読むだけで幸せになれる!!!
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猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
猫と下僕の素敵な日常
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
「猫と下僕の素敵な日常」は、漫画家さんと一緒に暮らす5匹の猫達の話だ。「猫がご主人様で、自分は下僕」と言い切る作者がいかにして猫と出会い、いかに猫に主導権を握られていくようになるかがとてもよく理解できちゃう。
相手は自分勝手で空気も読んでくれなくて、本当に「ネコ様」なのだ。なのになんでこんなに愛おしいのか。 そんな猫の永遠のテーマを探求した一冊に感じてしまうのだ。
しかもこの猫のキャラクターが、このままグッズになってしまいそうなくらい!みんな本当に可愛いのだ。 猫がそんなに好きじゃない友人に見せても単純に絵だけで「可愛い」と言わせてしまったほどなんで、もうこれは本当に可愛い。 勝てない。 しかも徐々に多頭飼いになっていくのだ。 もうメロメロに共感しちゃうのである。
それぞれの猫の個性も存分に発揮できていて、特に最初に飼い始めたさすけちゃんの傍若無人エピソードには大笑い。 彼女さんとのユーモラスで猫愛に溢れたやり取りもほほえましい。
絵柄も安定していて、ネコも人間も上手にデフォルメされているのも高ポイント。 犬派だった友人も思わず猫に宗旨変えしそうなほど可愛い漫画で、楽しい気分の時も落ち込んだ気分の時も読んで元気になれる漫画。続きもとても楽しみだ。
ちなみに表紙を見て「アイルー?」って思っちゃったのはナイショ。
兄弟猫を飼ってみた―兄弟にゃんこスウとクウ
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『兄弟にゃんこスウとクウ』は、猫エッセイショートの決定版で、仲良し兄弟猫の大活躍によるほのぼの系猫漫画。 シリーズで3冊出ているが、どれももう表紙からして猫が可愛くて猫好きの胸を打ち抜いてくれる! その上この可愛い2匹の兄弟の日常がとても丁寧に描かれいて、読み始めたら止まらない。
そしてこの兄弟猫たちは流ちょうな関西弁を話すのだ! 猫ズのユーモラスな活躍?は読んでいて「是非現実にいて欲しい!会いたい!可愛がりたい!!」という気持がムクムク湧いてくる。
兄弟猫を飼う事になった一家にとって初めての猫多頭飼いに対するあれこれも楽しく、作者の猫に対する愛情が非常に良く出ている。なお、実際に兄弟猫を飼う際の参考書としても利用できる内容であり、細かい部分についての考察や説明は非常に完成度の高さを感じさせてくれる。
猫ズがしゃべってくれるという点も安心して読み進められる点だ。
生き生きとした猫らしい猫というよりも、可愛らしいデザインのようにセンスを感じさせる絵なのも何だか癒やされ感があるのだ。
『兄弟にゃんこスウとクウ』『兄弟にゃんこスウとクウ 暴れん坊列伝』『兄弟猫を飼ってみた―兄弟にゃんこスウとクウ』と1年おきに3冊出ているので、ここは1冊目からおすすめしたいが、2巻3巻の方が読みごたえがパワフルである。
エッセイ風なので猫飼いの現実的な部分が大半だが、毒の様な展開はないので気軽に楽しみたいという人におすすめ。
猫の育児書としても参考になるが、ストレスをあまり感じずにただ猫の可愛らしさや愛くるしさに包まれたいという時にもぜひ!
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赤ちゃんねこひろいました!
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫漫画のほとんどは猫がある程度育ってからのものが多いので、本当に赤ちゃん猫を描写しているものは実は少ない。 そもそも赤ちゃん猫そのものをなかなか実際に見る機会がないのは、猫はほんの3週間で赤ちゃんから子猫になってしまうからだ。 そしてその期間はたいてい母親猫がガッツリと守っているので、身近で母猫が出産するので無ければ赤ちゃん猫に接する事はあまりない。
とは言え、時にそんな赤ちゃん猫を拾ってしまう事もある。 本作はそこからお話が始まるが「目を開く!」「ミルクを吸った!」イチイチ描写がリアル可愛くて悶絶するが、同時に命を守るというその待ったなしの展開もリアルで悶絶する。 何よりも本当に参考になるという点において、図鑑よりも読みやすいこの漫画を選ぶのは正解だ。
表紙の色合いがとってもキュートなので手に取りやすいのもポイント。 本編もとってもかわいい絵柄で全ページ始終リラックスできる。
しかもこの『赤ちゃんねこひろいました!』は仕草や表情が本物そっくりに描かれていて写実的でなおかつ可愛いのだ。 子猫も人間の赤ちゃんみたいに頻繁にご飯をあげる必要があると分かってちょっと感動してしまった。
一番キュンとしてしまったのは子猫が名前を呼んだら反応してくれたシーン。 やっぱり名前を理解してくれると猫から飼い主として、少なくとも的じゃ無いってことを認められたのかなって思えるし仲良くなった証拠みたいで泣きそうになる。
赤ちゃん猫の子育てを本当にリアルに可愛く描いているので、今から飼う予定がある人には絶対におすすめの一冊。
きなこもち~5人家族と猫ひとり~
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
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読後感
飼い猫というよりは木村家の一員である「きなこ」。 きなこを中心とした?何気ない家族の毎日がとっても幸せそう。この作品を読み返すにそのなんとも言えない愛らしさにほっこりする。
実際の生活を描いているのでかなり身近に感じるストーリーも良いし、すごく猫の可愛さが良く出ているマンガで、読み進めれば進めるほどに、「猫欲しい!」と思わせてくれるのは凄い。
初めて猫を飼う、そのドタバタと5人家族が一丸となって巻き込まれる(笑)様は表紙から想像される通りだけれど、猫を飼っていなくても一緒に暮らしている気持ちになれる。 そういう意味ではペットを事情により飼えない人にもお勧めできるマンガかもしれない。
作者がどれだけ猫を大事に思っているかがひしひしと伝わってきて、こちらも同じような楽しい気分に浸れるのがいいところ。
将来もしペット可の物件に引越すことがあれば、きっと猫を飼うだろう、そこまで思わせてくれた猫マンガで、大満足。
エッセイマンガらしい優しいふんわりとした絵柄が可愛くて思わず買っちゃいましたが、これは猫漫画としてもかなり当たりです。
プ~ねこ
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
これほど猫の絵が美味い猫漫画はないのではないかと思われるほど、リアルな猫の柔らかさを描く線が素晴らしい。 野良猫のほっそりとした感じも、丸々と肥えた家猫の感じも抜群に上手い。
出てくるキャラもどこかぶっ飛んでいて楽しい。人間のモコちゃんは最高に可愛いし、ママの存在もかなり気になる。モコちゃんのぐいぐい我が道をいく力がまたすごい。
基本猫視点で描かれるこの漫画の良さはどこかシュールでマニアックなところ。 同時にシニカルで哲学っぽくもあり、読めばジワジワとファンになってしまう。 読めば読むほど、上手いなこの作者は!と思ってしまうのだ。
この漫画の読み方をあえて言うなら、一度読んでまた時間をおいて読むともう一度笑えるというか、返し読みでまた新鮮に笑えちゃうスルメのような漫画なのが特徴。 なので本の置き場としてはトイレで読む本の2番手、寝る場所で読むところの3番手あたりがピッタリなポジションかと。
甘い猫漫画に飽きたらちょっと手に取りたい一冊。 また猫描写と共に人物描写もまた秀逸なので猫好きではなくても十分楽しめるという猫漫画です。
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伊藤潤二の猫日記 よん&むー
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
白状すると猫を飼うまでは猫マンガなど興味もわかなかった。 けれど飼い始めると他の家ではどんな風に生活しているのか気になり、あれこれ読むようになった。
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』は、その中でもちょっと敬遠していた。 ホラー嫌いでホラーを死ぬほど怖がるわたしには、猫漫画と言えども「伊藤潤二」の名はなかなか手の出せるものではなかった。
偶然奥様の絵日記をSNSで見るようになり、それでちょっと伊藤潤二にチャレンジしてみたのである。 とは言え絵柄や作風はさすが伊藤先生と思わせるものだった。(個人的には猫のコーモンの描写がたまらない)
絵柄はアレでも猫漫画として十分に堪能できる漫画だった。 初めて猫と暮らす先生の苦悩と戸惑い。 そして知らないうちに猫の魅力にどんどんはまっていく「恐怖?」を著者ならではの作風でユーモラスに描いているのだ。 恐怖とは本当に人それぞれである。
猫にかまって欲しいのに素直になれなかったり・・・。その気持ちわかるぞ! 本当はただの猫あるあるなのにそれに留まらないのは、どこか恐怖マンガのテイストが読み手をとても楽しませてくれるからだと思う。
恐怖やホラーと言いまくっているが、その片鱗は実のところぱっと見の視覚的効果だけで、まったくもって怖くはない、いや逆にリアリティがあってかわいい? なのでホラー系の弱い人でも一気に伊藤&猫ワールドにひたることができる!
おすすめです。
注)伊藤潤二さんの本業のホラーはやっぱりこわいですからね! 本作が面白かったからと言って苦手な人は調子に乗って手を出さない方が良いかもですぞ!
まねきねこ不動産
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
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読後感
まねきねこ不動産は、亜徳不動産に勤める主人公「まつり」とペルシャ猫の「クリ太」の日常を描く、猫と人間がバディで活躍(?)する新型コメディーねこ漫画である。
通常のねこ漫画は猫たちの日常や習性、猫との触れ合いに終始した内容が多いが、まねこねこ不動産はあくまでも「不動産会社」がメイン。 クリ太は由緒正しい血統書猫として、また亜徳不動産の従業員としてちゃんと働いているのだ。 とは言え擬人化等のファンタジーな内容ではなく、あくまでも看板猫として客引き行為や書類の配達、不動産会社が混雑する時期には客のイライラを静めるために体を張って応対するなど、リアルな不動産会社の日常が描かれている。
訳あり物件や家賃滞納などを不動産会社の視点から描く「不動産あるある」はもちろん、家主や客の猫たちが繰り広げる「猫ならでは」のあるあるネタが多く存在し、登場するキャラクターは人・猫共に強烈な個性を持っている。
ねこ漫画の中では少し変わった漫画で、猫好きの人だけではなく少々ブラックなジョークが好きな方にもおすすめしたい一冊。 ちなみに「ペット可物件とは?」についてかなりアレなネタも披露してくれますので、猫と一緒にお引っ越しをお考えの方は一読を。
新久千映のねこびたし
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
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読後感
『ワカコ酒』で食漫画の人気道ばく進中の『新久千映のねこびたし』はタイトルそのままに猫に浸っている感じ!? 毎日いろいろある楽しい猫中心の生活を楽しく、のんびり描いている。
その猫との出会いは運命、宿命、ちえぞうさんが一目惚れした猫を連れ帰って生活、その日々を綴った日記的なゆったりコミックエッセイ。
とにかく猫の描写が可愛い、うまい!? 猫は時には迷惑、憎たらしくもそれゆえ魅力的なものであって、好きな人ならそれだけでたまらなくなるもの。しかも読んだ後にはどこかで可愛い猫と運命の出会いがないかなと妄想してしまう。
ただし当然動物との暮らしが楽しいだけでもないことが分かるので、猫を飼ってみようかなと思っている人に、参考までに読んでもらいたい。
また猫だけではなく、デフォルメされたキャラが可愛く嫌味がないので、疲れた時や癒されたい時に読んでもいい。 内容的にシンプルで笑えて、猫への愛情にほっこりさせられて、気持ちがリフレッシュされる。 大好きって気持ちが伝わってくるのが心地良く、疲れている方は時にはこの本でフワっと癒やされてください。
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猫×俺愛の日記
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
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猫×俺愛の日記は、猫をまるで自分の子供のように猫の可愛らしさを存分に楽しみつつ、猫に翻弄されてしまう自分を非常にユーモラスに描いてもいるとっても猫愛に満ちすぎている猫愛漫画。
「犬好きはイヌを家族として愛してはいるが、やはりイヌを自分の下に見る。だが猫好きはニンゲンが猫の下僕に成り下がる」と言うそうだが、その課程が本当によくわかる猫愛ギャグの連続なのだ。
猫とずっと遊びたいのにそんな気持ちを知ってなのかなかなか遊ばせてくれない2匹の猫たち。あげくの果てには、もうイヤの猫パンチをもらって悲・・・いやそれも楽しいのだ。
著者のユウジ氏は自宅で飼っている猫に対してだけではなく、野良猫に対しても愛情を持つという真性の猫好き。そんな著者の姿をみて共感する猫好きも多いはず。
もう、どこまで猫を愛し抜くのだ!と読んでいるこちらが叫びだしたくなるくらいに猫愛に満ちた素敵な猫漫画なのだ。
もう自称猫大好き!で今日は笑いたい!癒されたい!人におすすめ笑える素敵な猫漫画である。
猫がいるから、お家にかえろう
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
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絵柄としての猫の描写が大変可愛らしい点が目を引く表紙。もうタイトルからして猫まっしぐらな感じがとてもいいが、この主人公(人間)はもともと猫好きでは無かったという点がこの漫画のポイントだ。
猫が嫌いな主人公が徐々にその魅力にはまっていく様子がコミカルに表現されているのだ。 猫はどうしても犬と比べると勝手気ままというイメージが持たれるが、飼ってみるとそれまでの評価ががらりと変わる。 そこを丁寧に描いてくれている。
この作品では猫と人間が初めて出会ったときの距離感とその接近度が愛情たっぷりに描かれており、猫のことを知りたいという人におすすめできる。
猫と恐る恐るお近づきになるところはとても共感した。 猫初心者の著者のがんばる姿を一緒になって応援してしまうのだ。
1冊でおしまいなのでサラリと読み終わってしまう点が、ディープな猫漫画を求める人には物足りないと思われる。 むしろこれから猫を飼いたいなと思っている人におすすめしたい。 もっと言えば「え~~絶対に犬派!」という人にもおすすめできる猫漫画だ。
猫ろ日
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
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画力
読後感
『猫ろ日』は、女性向けに多くの作品を発表してきた少女漫画家による猫エッセイ漫画。 表紙では猫が2足歩行しているが中身はそうでもない。 愛猫チロとの何気ない日常についてかなりデフォルメされている絵で描かれた漫画で、このチロがリアルな絵ではないにもかかわらず、表情とか動きとかビビってる感じとかが妙に的確に表現されていて味わい深いのだ。
この作品の特徴は猫にデレデレしない主人公(作者)。というか、この人って猫と対等なのだ。 真面目に説明すると、猫にただ振り回されるだけではなく時には厳しい態度で臨む場面が描かれている点にある。 というか本気で喧嘩する。 そんな作者に対してどうすることも出来ない猫の様子がこれまた非常にチャーミングで可愛いのだ。
もちろん猫に対する作者の深い愛情も丁寧に描かれており、ネガティブな感情が芽生える様な場面はない。 主人公の猫だけではなく登場人物がユーモラスなところも魅力で、読んでいて楽しくなる仕上がりとなっている。 読みづらさを感じさせないギャグ漫画で、読者があまり猫のことが好きではないという人でも笑える漫画である。
ありがたい事に続編の『もっと猫ろ日』も出ているのだ。本作を読めば続きも読みたくなるコト必定なので、合わせてどうぞ。 ほんわかまったりのおすすめ猫漫画である。
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猫とふたりの鎌倉手帖
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
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読後感
『片桐くん家に猫がいる』の続編にあたるのだが、こってりと個性的な猫5匹とのほのぼの漫画だった前作に比べて、こちらはやや「新婚漫画」も兼ねた「猫と新生活漫画」である。
作者はミステリーや歴史など他のジャンルの作品も多数発表しているマルチの才能を持っており、動物ものにありがちな「ストーリーはあんまりない」と言ったお話ではなく、1話1話はショートストーリーながらも完成度の高いオチを見せてくれるのだ。
しかも猫好きにはたまらないマニアックな猫あるあるも充実しており、実際に猫を飼っていないと分からない様な細かい仕草が丁寧に描写されている。
猫をペットとしている人だけではなく、これから猫を飼いたい人や飼いたいにも関わらず事情によりあきらめざるを得ない人など、猫のことが好きな人におすすめできるハートフルコメディ。
天衣無縫で愛くるしい猫の姿を見ることでほのぼのとした幸せを体感することが出来る素敵な作品。
作者吉川景都のtwitter を見ると実際の猫写真を見る事ができる。
猫の目時間
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ストーリー性
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画力
読後感
猫の目時間はいたるところに猫が出てくる猫&猫好き男子(複数)と、シェアハウスで同居する女子の日常を描いた作品。 実際のところ猫だらけのシェハウスという猫好きにはパラダイス的なストーリー展開なので猫好きにとっては俺得設定。誰が世話するのかは置いておいて。
なのに主人公は猫が苦手な女性なのだ。 最初読者はある意味何考えてるのかキミタチと思いながらこの漫画を読むことになる。
そんな猫嫌いの彼女に迷惑をかける猫(ペルリとサガミ)はやっぱり可愛い。 ほらほらそうだよ仕方ないよ猫ってそういうものだよ、と彼女に同情しつつもちょっと意地悪な気持ちで、いいぞ猫たちもっとやれー的な思いもチラホラ・・・。
猫好きの読者はそんなキモチで両方に同情&共感しながら読み進めることが出来、そうでもない読者は猫の気まぐれさを感じながらも、そのどこか憎めない猫のかわい行動に触れることが出来る。
果たして猫のシェアハウスで彼女は猫好きになるのか???
猫絵十兵衛御伽草紙
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫絵十兵衛御伽草紙は江戸時代を背景にして、猫特有の可愛い面と、そして時にどこか不思議で妖しい魅力を持つ面とに人情ストーリーを上手く絡めつつ、江戸の住む猫の魅力が縦横無尽にたっぷり描かれている。
2007年4月から連載を開始した作品であり、題名が示している様に江戸の文化を背景とした猫と人間とのかかわりによる物語が描かれている。 1話完結方式を採用しているが単なるネタのような内容ではなく、読後はほっこり温かい気持ちになる様な人情ものが魅力の作品でもある。
猫が多数登場するにも関わらず、動物漫画にありがちな猫の可愛さに過度に依存する様な作品ではないのもポイント。 江戸時代の文化や風俗についての描写はかなり正確さが心がけられており、歴史物が好きな人でも満足できる、思わずホロリとさせられるお江戸人情もの。 そして猫とのつきあい方についてもストーリーから教えられる事が多いのが凄いのだ。
なお、この作品は2013年の12月よりエモーションコミック化もされており、現在では映像でも楽しむことが可能となっている。 美しいアニメーションの中で進行されているストーリーは紙の上とはまた一味違った趣を醸し出しており、こちらも是非見て欲しい。
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グーグーだって猫である
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『綿の国星』の大島弓子の、こちらは猫と漫画家の実録エッセイ漫画である。 最初の猫「サバ」との蜜月期間から始まり「グーグー」と暮らしはじめ、現在のにぎやかな大家族暮らしに至るまで、一貫して深い愛情と潔い節度を保った距離感で猫たちとの交わりを描いた『グーグーだって猫である』
本書の中に紹介される猫たちは、自分たちの自由で気ままな生活が著者大島弓子氏の大きく果てしない心の上に広がっているのだという事をどれだけ理解しているだろうか。
一般的に「わがまま」「自分勝手」と評されやすい猫という生き物に日々一見振り回されて、事件の連続であるかのように書かれている著者の生活記録だが、それぞれの身に起こったハプニングがいつの間にか収束されて、元通りの生活に戻れるのも、細かくもさりげない著者のバックアップがあってこそなのだと冊数を重ねるごとに気付かされる。
猫と暮らす事は毎日起こるドラマと暮らす事だと教えてくれるのだ。
既に猫との共同生活を重ねている生粋の猫フリークをはじめとした猫派を主張する読者はもちろんのこと「猫飼ってみたいけど大変?」と猫未経験な方にこそオススメしたい。
猫との暮らしは楽しくもあり大変だけど、でもとっても幸せに描かれているのが読んでいて気持ちよく、幸せな気持ちにしてくれると教えてくれるからだ。
思えば連載開始の1996年当時は、猫好きは犬好きに比べて完全な少数派扱いだった中、しかも実録エッセイ漫画そのものも少数だった事を考えると本当に画期的な実録系猫愛漫画だった。 その猫キュンぶりにほだされた大量のファンが2008年の映画化、2014年のテレビドラマ化を後押し。 小泉今日子が主演した映画も良い映像で好評を得ていた。こちらから漫画を手に取ったという人もいるだろう。 第12回手塚治虫文化賞短編賞受賞作品でもある。 堂々たるおすすめ猫漫画である。
猫もっちり
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
小さい頃から猫ばかである作者が子猫のルチとのラブラブ生活を描いた作品「猫もっちり 」。
「ペット厳禁」のアパートで一人暮らしをする作者のもとに転がり込んだ野良猫ルチとの1人+1匹のスイートライフが、とてもうらやましくなる猫漫画である。
ルチの描写はちゃんと猫で、作者は擬人化されていないリアルっぽい猫を描いているんだけど、これが何だか人に見えてくるのだ。 作者が相棒と二人で住んでいるような感じに思えて仕方ない。 こっちを見上げてくる時の顔とか、猫なんだけど人がするような表情で、読んでいるとルチは人?って思っちゃうのよね。
それも作者が、本当の愛すべき猫ばかだからなのかな?読んでいると、どんどんこの本の猫の世界に引き込まれていく。
ストーリーも日常生活でよくある事なんだけど、それがものすごくスイートに描かれていて著者の猫ルチに対する愛情にあふれていることがビシビシ伝わってきて読んでいて気持ちがいい。
この本を貸した友達達はこの本を読んでから彼氏が欲しいよりも猫が欲しいという話が増えた気がする。 ある意味ちょっと危険な本かもしれない。
とは言え、猫好きな人にはとっても猫愛にあふれているので猫好きな気持ちを十分に満たしてくれる作品です。 全ページフルカラー(!)なのもGood!ですよ?
おすすめ漫画まだまだあります!
猫漫画あるあるで猫の飼い方育て方を学んじゃおう!
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