ヤバイ漫画でおすすめは大人の人生の裏と表を学び取る31点

作品紹介

山川七雄（通称・ナナオ）は漫画家になる夢が破れ、抜け殻のようになっていた。そんなとき、胡散臭い占い師に促されるがまま競馬場へ向かう。

そこで出会ったのは、馬券予想サークル「ウイナーズサークル」の個性的なメンバーたちだった――。

初めて買った馬券が大当たり。そこからずぶずぶと競馬の世界に引き込まれるのはよくあるケースだが、ナナオの場合は変化球での参戦。

血統背景やスターホースの名勝負物語といったロマンの部分をすっとばし、「いかにして馬券の回収率を上げるか」ということだけに集中する。

試行錯誤を繰り返して馬券術を構築し、当たって笑い、外れて泣いて...。「ウイナーズサークル」の面々は実に楽しそう。

読了後は仲間を誘って競馬場へ行きたくなること請け合い！

作品紹介

昭和の終わりから平成初頭にかけて勃発した競馬ブームの立役者、オグリキャップ。
笠松競馬場から中央競馬に乗り込み、GⅠ4勝をあげる前代未聞のストーリーは、日本中を熱狂させた。

あれから30年以上の月日が流れたが、令和に突入した今、「ウマ娘 プリティーダービー」を通して現役時代を知らない若いファンにもその名が浸透。
そのオグリキャップをヒロインにすえたウマ娘の物語である。

プリティーダービーでは大食いのネタウマっぽい扱いだが、本作はオグリの出世物語を（フィクション仕立てではあるが）きっちり踏襲。
中央競馬のファンからは見向きもされなかった岐阜県のちっぽけな競馬場から希代のスーパースターが誕生するシンデレラストーリーが熱く描かれる。

走ることが大好きだけど、その他のことはどうでもいい大雑把な性格。ズタボロの靴でレースに出走して出遅れたり、ウイニングライブでカサマツ音頭を踊ったりとド天然ぶりを発揮するオグリが最高にキュートだ。

作品紹介

ゲームのみならず、ギャンブルも大好物の押切蓮介。多忙な執筆作業の合間を縫うようにハンドルを握り、牌をこねくりまわし、馬券を握りしめているのだ。そんな押切が原稿用紙へ向けて脳汁を放出し始めた。

徹夜麻雀明けの平日早朝にパチンコ屋の開店待ちに並ぶ4人の妙齢女子＝タマコ、ミズホ、フジノ、沙美。10時間後には全員玉砕。負けた金で何が買えたか…を考えて地団駄を踏み、傷をなめ合うどころか敗者同士で醜い罵倒合戦。

それでも時間が経てばケロリと忘れ、同じことの繰り返し。ギャンブラーといえば聞こえがいいが、傍から見たらパーフェクト駄目人間である。

ここからは小博打を嗜む者なら深々とうなずくこと必至の空気感がこれでもかと活写される。信頼度激高リーチをスカされたときの虚無感、ホールに巣食う魑魅魍魎との凄惨なバトル、隠し馬券を懐にしのばせる競馬場での精神戦……。

ここには賭場に充満する“不穏”がすべてパッケージされている。それでも4人が楽しそうに見えるから不思議だ。

作品紹介

前世を、掘り起こせ。 決別せよ！ 無才と罵られる日々に!! 目覚めよ!!! 自身に眠る、前世の才能に!!!!宮本武蔵の剣と数学者の超高速演算がいきなり激突する、天才異才鬼才続々登場の異能バトル！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

パチスロよりもむしろパチンコの方が安定して稼げる事に気付いた男の住宅ローンを返済する過程を描いた全部、本当の話。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

小説家志望のフリーライター音無銀也は行きつけの店のマスターから奇妙な誘いを受ける。日本一のスロッターが集うスロシアムで銀也は己の隠れていた才能を開花させる。選ばれし者パチスロ貴族とし銀也は、さらなる激しい戦いに巻き込まれてゆく。(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

内容はタイトルそのまんま。スーパーの裏にある喫煙所で、ちょっと気が強そうな若い女性店員と、くたびれた40代のサラリーマンがタバコをくゆらせながら他愛もない会話をする。ただ、それだけ。それだけなのに、これがすこぶる面白い。

やや社畜気味の佐々木さんの疲れを癒してくれるのは、帰りすがらにいつも寄っているスーパーの店員・山田さん（ネームプレートで確認済）。どんな時でも爽やかな笑顔を絶やさず接客する彼女の横顔を見ているときが、彼にとって至福のひとときなのだ。とはいえ個人的に仲良くなろうとは考えていない。

そんなある日、お目当ての山田さんの姿が見当たらず、がっかりしながら一服できそうな場所を探していると、「おじさーん」と声が。「ここなら吸えまっせ～」とスーパーの裏に呼びこんでくれたのは、ピアスに革ジャンのちょっと怖そうなお姉さん。田山さんと名乗る彼女も山田さんと同じく、このスーパーの従業員なのだとか。
以降、山田さん情報を小出しに教えてくれる田山さんと喫煙所で一服することも、佐々木さんの楽しみの一つに加わるのであった。

さて、お気づきの通り山田さん＝田山さんである。というか、恐らく佐々木さん以外の誰もが瞬時に同一人物だと気づくはずである。しかし山田さんの存在を神格化しすぎた佐々木さんには、スモーカー×ロックファッションの田山さんは全くの別人に見えるのだ。

佐々木さんが自分目当てにいつもレジに並んでいることをわかっている山田さん。当初はからかい半分で会話に付き合っていたのだが、いつしか実直で心根の優しい佐々木さんのことが気になり始め……って、どんなファンタジーやねん！

佐々木さんと同じように日々お疲れの40代以上の男性諸氏はマストバイ！　す
ぐにページを開いて山田さん＆田山さんにどっぷり癒されてください！

作品紹介

本家・『島耕作』弘兼憲史先生、黙認…!!!　東京から修羅の国と呼ばれる無法の都・墓多〈ハカタ〉に左遷された会社員・図画コーサクの新生活を描いたサラリーマンサーガ!!　理不尽、暴力、魑魅魍魎！　墓多〈ハカタ〉で起こるトラブルを左遷リーマン・コーサクは持ち前の社畜スピリッツと社畜だけが使うことができる社畜技で乗り切ってゆく！　脅威の新人漫画家・江戸パイン、笑撃のデビュー作!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)