「猫目小僧」「おろち」UMEZZポーチ出来上がるまでの苦労話ってたくさんあると

UMEZZポーチの制作秘話を聞いちゃいました　その３

UMEZZワールドの二大キャラがポーチとなって新登場！その２大キャラは、「猫目小僧」と「おろち」。 漫画の世界感はそのまま残しつつ、洗練したデザインでとってもかっこいい！ファンならぜひともゲットしたいグッズですね。 今回の気になる企業インタビューは、UMEZZポーチの制作に関わったお２人にインタビューをしちゃいました。

左：佐藤さん　右：峠岡さん

株式会社エスケイジャパン

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「猫目小僧」ポーチ

「おろち」ポーチ

ポーチが出来上がるまでの苦労話

ポーチのデザインが生まれた制作現場

――出来上がるまでの苦労話ってたくさんあると思うんですけど、 いくつか教えていただけますか？

佐藤：制作期間はかなりかかりましたね。デザインは何回もやり直しましたし、色々な方々の意見も参考にしました。
ただ、最終的にはスタッフ4名の意思で決定しました。
キャラクターに陰影を付けるとか付けないとか、微妙なデザインの配置であったりとか、仲が悪くなるくらいの勢いで意見をぶつけ合いましたよ。一言で言うと「こだわり」ですね。

――まぁそれでも、今振り返るといい苦労話ですよね。

佐藤：そうですね。あとは売れてくれるといいんですけど...。
サイトの知名度がまだありませんので、 実際に当初計画した販売数量、計画目標に到達できるかどうか、そこが一番 懸念しているところであります。
サイトの認知度をあげるためにイベントや展示会に出展してビラまきなどもやりましたし、あとは小売店さんとかにも飛び込んで「チラシ置いてください！」とか、 そういったこともしました。原宿のごはん屋さんに商品を置かせてくれないかと話をして、それは難しかったのですが、チラシであれば置いてあげるよ、と。
今、そこのごはん屋さんで、ごはんのプレートなんですけど、そこに、楳図かずおポーチのチラシといいますか、下敷きに使っていただいたりとかしてます。

コストと品質

――なるほど。他にもありますか？

佐藤：そうですね...あとはメーカーさんとの交渉も、苦労といいますか、難しい部分がありましたね。
元々少ロットでの生産を予定してましたので、そうなってくるとどうしても コストが高くなってしまうんですよね。それをいかに抑えるか...。
ただ、コストを重視すると品質面に跳ね返りが来ますので、クオリティも保ちたいですし。
かと言って、いたずらに販売価格も上げたくないですし、そこの部分はやっぱり苦労しましたね。

――そういうのが、まぁ今やっと形になったってことですね。

佐藤：コストに関しては今でもまだ満足してないんですけど(笑)。

1年というビッグプロジェクト

――どういう人が買うんですか？まぁ、ウェブで買うのはもちろんだけど、 ヴィレヴァンとかに置いたり、もちろん告知はされてるんですか？

佐藤：基本的には当店限定です。ヴィレッジヴァンガードさんに対しての提案も考えたんですけど、やっぱりどこでも買えるっていうよりかは限定感を出したかったですね。

――ヴィレヴァンにチラシは置いてるんですか？

佐藤：置いてないです。

――ちょっと話を変えますが、トータル的にはどれくらいの制作期間だったんですか？

峠岡：企画から入れるともう9ヶ月とか...

佐藤：でも、昨年の年末ぐらいにはそういう話なかったっけ？

峠岡：あ。そうだそうだ。

佐藤：まぁ、1年ぐらいですかね...

――1年位のプロジェクトだったと。ちなみに、そのー、それは長いっていうか、普通の 商品だとどれくらいなんですか？

佐藤：企画の立ち上げから考えると、どんなに早くても3～4ヶ月ぐらいはかかりますね。
半年ぐらいかかる商品もありますが、企画の内容によっても異なります。

――倍以上...2倍ですもんね。そう考えるとすごいですよね。

佐藤：そうですね。でも、実際のポーチの生産期間っていうのは1ヶ月くらいですから、 そこに到達するまでの、約11ヶ月がデザインとか、メーカーさんとの打ち合わせや、版元さんとのやり取りに時間を費やしました。
あえて、12月に発売時期を決めたということもありますが、ちょっとかかり過ぎましたね（笑）。

その４へつづく

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