クリエイターインタビュー

「大学時代に大怪我していなかったら絵の世界には進んでなかった」PS2ソフト「ランブルローズ」でキャラクターデザインなどをされている寿志郎さん

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寿志郎さん インタビュー

クリエーターインタビューでは、商業誌で活躍中のクリエーターや同人誌で活躍中のクリエーターなど、みんなが気になるクリエーターを毎回お一人ずつご紹介。
作品の裏話や、普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問をインタビューでお聞きします!
今回は、PS2ソフト「ランブルローズ」でキャラクターデザインなどをされている寿志郎さんをご紹介します。

寿志郎さん 寿志郎
イラストレーター
1968年生まれ
最近の仕事2003コナミPS2ソフトランブルローズキャラデザイン制作参画
"Rumble roses"/the PS2/XBOX360game (C) 2006 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.
2009イラスト制作ソフト「IllustStudio」株式会社セルシスCELSYS, Inc.の広告イラストやイラスト講座などで参加させて頂いております。
Website

寿志郎さんの事を教えてっ!

――こんにちは!今日はいろいろお伺いしますのでよろしくお願いします!

こちらこそ、よろしくお願いします。

――絵を描き始めたきっかけは何ですか?

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
1991年、大学生の時に交通事故で大怪我してしまう
→長期入院中やることがなくヒマだった
→リハビリの先生「絵をやらないか?」
→先生がイヤがる僕をムリヤリ絵の世界へ
といった形です。
なので、それまで絵の勉強や講座など受けたことがありませんでした。

――初めて描いた絵はどんな絵ですか?

手書きでドラえもんとガチャピンとシュール君(ウゴウゴルーガ)とトトロのネコバス。
下手でしたよ-。なんせ初めて描きましたから!

――何か一貫したテーマを持って絵を描いていますか?

女性画。女性キャラクターイラストを中心に描いています。

――作品のアイディアはどうやって考えていますか?

普段の生活や、TVやWebからの情報から旬のテーマをインスパイヤして考えています。特に、時代性というのはやはり重要なんだと感じています。例えば画面に映る小物。音楽携帯プレイヤーもウォークマンだとしてもテープではなく今はメモリ型なわけで、そう言うのをしっかり描きこむのも重要かと。

――絵を描くうえで、何に一番苦労しますか?

構図。キャラのポージングです。
例えば、女子高生の女の子の立ちポーズ。
モデルのようにシャキーンと立たせすぎるとプロ過ぎて違和感を感じてしまいます。学生なんだからどこか力を抜いた、自然な立ちポーズを目指すわけですが、そういう力加減が難しいと思います。

――今までに描いた絵の中で特に印象に残っているものはありますか?

日ノ本零子(ランブルローズ・コナミデジタルエンタテインメント)ラブプラスの生みの親でもある内田明理プロデューサーのゲーム作品でありますが、キャラクターデザインの制作にあたって「零子の胸のホクロ、どの位置が最も色っぽいか?」で決めるだけにもの凄い長い間議論されたり、ああ、キャラクターというのはここまで考え込んで練り上げた末初めて生命力が宿るんだと、氏のキャラ制作に対するこだわりをいうものを学ばさせて頂きました。

――キャラクターを描くときのこだわりを教えてください。

いつも心がけているのは「キャラクターづけ」という作業です。
描く女性に、どういう性格だとかどんな経歴があったり、何が好きだったりキライだったり、だからこういう服を着ているんだと想像しながら描くことによって絵に説得力を加える。
少しでも絵に深みを表せたらいいなと思っています。

――ついつい描いてしまうキャラクターのパターンやモチーフなどはありますか?

ついつい女性の唇をちょっと開き気味に描いてしまいます。
理由は、「何か言いたげというか、なにか喋っているように見える」から。
なんて言ってるんだろう?とその台詞を想像してもらうのも楽しいかな、と思っています。

――今後描いてみたいジャンルや、挑戦してみたいことはありますか?

遷都君みたいなゆるマスコットキャラで一山当ててドンペリ葉巻ガウン姿でウハウハしたい!のですが、マスコットキャラ作りの難しさはホント難しいんです><

「技術より心が大事」なんてカッコイイ事も思いながら描いてます

――1作品あたり、どのくらいで仕上げていますか?

以前「塗りに22時間」と語ったことがありましたが、実はもうちょっとかかっておりまして...正直かかりすぎてお答え出来ないほどだったり...
ただ、言えるのは、ある程度描き上げると、一端「寝かし」たりします。

8割ほど描ききるとしばらく保存したまま放っておく
→数日とか数週間寝かす
→その後、久しぶりに見返してみると、
→最初気づかなかった修正点に気付いたりする
→直す

こういった作業も含めると、時間もかかるわけで...

――画材は何を使っていますか?

PC Windows XP(Intel Core 2 Duo E8500/4GB/GeForce 9500GT)
Apple Mac mini 1.42GHz 1024MB SDRAM 80GB HDD
Monitorモニタ:EIZO L-567 17インチ
Wacom intious3 PTZ431ソフト
使用ソフト
Adobe Photoshop CS4
CELSYS IllustStudio

――これは便利だ!と思うオススメの道具はありますか?

IllustStudioのパース定規
難しい2点・3点透視パースとかの風景が描けるぞ!(寿も使いこなしていないけどね!)

――これがないと描けない!というものはありますか?

WacomペンタブとAdobe Photoshop CS4・CELSYS IllustStudio。
Photoshop はCS5に。その前に64マシンを手に入れなきゃ。

――絵を描くときの作業工程など教えてください。

PCに直接下書き
→ペン入れ清書。パスなどもつかって線描き
→着色

すべてPC上で描く、地球に優しいエコ描きです。(電気代はメチャクチャかかるけどね!)

寿志郎さんの作業工程をご紹介!





――技術向上の為に何かされていますか?

みんなの絵を見る。
ただし見過ぎて自信をなくすことも(^^;)

――昔と今で、絵を描くことへの意識に変化はありますか?

昔は「技術的に上手く描きたい」意識が強かったのですがそれは客観的にみると「俺のテク凄いだろ」だけの絵じゃん!と思うようになり、今は「技術より心が大事」なんてカッコイイ事も思いながら描いてます。

いまこうやって描けているのはみんなのおかげ

――初めてお仕事をもらった時の心境を教えてください。

とある広告会社の地域情報雑誌の表紙イラスト。
「素敵に働く女性」がテーマで、何度もイラストを煮詰めて先方さんと作り上げたとの覚えています。
結果的には、企画変更という形でボツになり、日の目を見ることは出来なかったのですが、今思うとやはり自分の絵の技術的な力不足もボツのの理由だったと思います。
逆に自分の力足で先方のご担当の方にも迷惑をかけました。
苦い経験だっただけに、これを糧にしたいと思いました。

――自分のアピールポイントはなんだと思いますか?

やはり、女性画でしょうか。
男性キャラも描くこともありますが周りからは無反応だったりします(^^;)
よし、こうなったら女性画で突き進んでやるぞ!

――将来こうありたい!という願望はありますか?

自分が育った地元にもっと貢献したいですね。
自分が貢献できるイラストなどの手段で。
群馬の片田舎なのですが、例えば「萌米」とか。

――休日は何をして過ごしていますか?

ぼーっとしてます。

――絵を描くこと以外で好きなものを教えてください。

TVでサッカー観戦。
Jリーグでは特定の応援クラブはないのですが、個人選手応援系です。
好きな選手は、ガタイのイイ長身電柱系FWです。
ただいま、平山相太選手(FC東京)
イケメンFW田代有三選手(山形)
そして本田圭佑選手(CSKAモスクワ)絶賛応援中です。

――影響を受けた作家さんや作品などありましたら教えてください。

漫画家の江口寿史先生。(寿のペンネームの由来は別にあり偶然ですが^^)

――どのあたりに影響を受けましたか?

80年代週刊少年ジャンプ〔集英社〕で連載中の「すすめ!パイレーツ」「ストップ!ひばり君」「エイジ」などで登場する女の子の可愛さは異常!でした。
当時自分は中学高校の時で、下敷きにはひばり君のイラストが!

――最後になりますが、寿志郎さんにとって描くとは何ですか?

特別でも何でもなく、Life。生活そのものだと感じています。
実は、大学時代に大怪我していなかったら絵の世界には進んでないと思います。
まさに「怪我の功名」ですね(^^;)
また、あらためて、「いまこうやって描けているのはみんなのおかげ」というのを実感しています。だから、周りのみんなと共に歩いて行ければ、という気持ちで描いていきたいと思います。

――ありがとうございました!

作品紹介

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