『くりまる退治屋稼業総集編』くりきまるさんインタビュー後編

第６回　くりきまるさん　後編

インディーズコミックで活躍されているクリエイターに作品の裏話や普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問を伺いました！
この同人まんが道を読んでからインディーズコミックを読めば、より一層楽しめること間違いナシ！
今回は、『真説　北風と太陽』、『くりまる退治屋稼業総集編』、『森の中のお嬢様』の作者、くりきまるさんにインタビューしました。

プロフィール
くりきまる
福井県で心肺停止状態で生まれたそうです。2004年4月にコミックアジトというサイトで初漫画を公開。岐阜の田舎でデザイナーをしてました。今は愛知県でお好み屋さんをしてます。




漫画SNSマンガ読もっ！くりきまるさんのページ

くりきまるさんのインディーズコミックをまとめて読んじゃおう！

真説　北風と太陽を読む
くりまる退治屋稼業総集編を読む
森の中のお嬢様を読む

くりきまるさんにインタビュー

常にいろいろ読んでないと気が済まないんですよ。たぶん活字中毒です。

――今までに描いたマンガで、思い出深い作品があれば教えてください。

作ってた時に自分がどういう状況だったのか、何を思って描いていたか、各々の作品を見る毎に思い出はあります。
そういった面で見ると一番最初に描いたマンガ（「チー君のお留守番」自分のサイトに展示）が一番印象に残ってますね。
4コマ8本4Pだけですけど初めての経験でしたので色々新鮮でした。
サイトにアップして人の目に触れた時やその感想を貰った時の嬉しさは忘れられません。
しかし、出来映えという点で見ると、この世から消し去りたくなります（笑）
次回作こそ自分の一番の思い出となりうる作品になると思って作ってます。

――1日1コママンガでもご活躍中ですが、長編マンガに挑戦する予定はありますか？

長編は考えてはいるんですけど、なかなか自分のスキルが追い付きません。
プロット・ネーム辺りまではいくのですが、アラが見えてしまって納得がいくものが作れないんですよ。
時期がくればやってみようと思ってます。いつになるやらわかりませんけど・・・。

――マンガを描くうえで、ネタ探しとかってされてますか？

小説、神話、童話、辞書、旅行記、写真集、映画...。
アイデアは情報量と、その整理と、その組み合わせの産物と思っていますからなるべく多くの物を見ようと心掛けています。
料理店のメニューやパッケージの使用説明とか。
常にいろいろ読んでないと気が済まないんですよ。
たぶん活字中毒です。

ネタはお昼休みとか寝る前、朝起きた時、情報をインプットした後でうたた寝してる時が一番いいですね。
そんな時に天使がおりてきます。
悪魔だったりする時も時々...、いやしょっちゅうありますけど。
その時の事は直ぐに忘れてしまうので、メモ帳は欠かせません。

――影響を受けたマンガなどあったら教えていただけますか？

断然、風の谷のナウシカですね。
小さいコマにゴチャゴチャ描くのは多分マンガ版のナウシカの影響だと思います。

――マンガ以外で好きなものなどありましたら教えてください。

競馬ですね。
先に活字中毒と書きましたが競馬新聞の文字も全部読みます。
あの膨大な情報量をインプットしてレースのシュミレーションをして妄想するのが楽しいです。
実はそれで満足してしまって馬券はたまにしか買いません。
馬券よりも馬にまつわるドラマが好きですね。
テンポイント物語は良いです。涙が出ます。
馬に限らず動物ものには弱いんですよ。

――インディーズコミックに投稿する事になったキッカケがありましたら教えてください。

知り合いからの紹介という形になりますね。
具体的には佐倉フーコさんと同じで使っていたサイトが閉鎖されたので、こちらにご厄介になる事になりました。

――最後にくりきまるさんにとっての同人マンガとは何ですか？

趣味ですね。
でもこの趣味のおかげで、多くの方々と交流を持てたのでとても感謝しています。

線画の状態でも結構しっかり描かれています。

パソコン上で様々な加工をすると、こんな感じになります！

カラーになると更に雰囲気がでますね！

同人まんが道（後編）いかがでしたか？
今後もどんどんインディーズコミックで活躍されている方をピックアップ致します。
次回もお楽しみにっ！

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