働く大人女子必読漫画！恋愛と仕事のバランスは結局どうなの？

ランキング第1位　東京タラレバ娘

働く女子はいろいろある！だからおすすめしちゃうのだ！

東村アキコの
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ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

もう、読んでいて痛気持イイ感じ、グサグサ心に刺さるストーリー自分事でも他人事でも面白い。
ドラマ化された作品なので、タイトルだけでも知っている人は多いはず。

どこにでもいそうなアラサ―独身娘３人がおりなす物語です。恋愛に妥協しそうになったり、一夜限りの関係だったり 不倫だったり、浮気だったり、ダメな男たちに引っ掛かったりしていますが、どこか３人とも憎めず「あるある」「ありそうで怖い・・・自分」と思う場面もしばしば。

『容赦ない』『刺さりすぎる』などの声もあるけれど、既婚者が読むと普通にアラサ―のお話として面白く読めます。モデルのKEYも不思議で毒舌に見えますが、至極まっとうなことも多く、納得せざるをえません。どうしてこんなにＫＥＹが絡むのか、３人それぞれ相手とこれからどうなっていくのか、すごくドキドキしながら読めます。

倫子が早坂さんと付き合った時、20代には分からなかったことが30代になって見えてくる、 30代になったからこそ当たり前のことが幸せなんだと分かるところは、すごく共感しました。

アラサ―以上の人に特に共感できることが多い作品でしょう。ギャグも多々入っていて笑える要素もたくさんあるので、グサグサ心に刺さりつつも、楽しく読めるところが人気なのだと思います。
読み始めたら止まりません。

ランキング第13位　福家堂本舗

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

遊知やよみの
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福家堂。京都東山にあるその店は、創業450年の老舗和菓子店。
当代の女将、福吉駒子で17代目になる。
駒子の子供は三人。長女の雛、自由奔放な次女のあられ、中学生の三女ハナ。

老舗店の娘と言っても、その実彼女達は普通の女性であり、女の子。
跡取り長女としてレールを敷かれ続けた長女、姉ばかりに期待を寄せている母に実は自分を見て欲しかった次女。
年の離れた末子ゆえ老舗店の重圧とはやや無縁ながら、思春期の中揺れ動く三女。

雛、あられ、ハナ達三姉妹は当然それぞれの個性や事情があります。三人三様の葛藤や恋愛をいい感じでストーリに挟み込みながら、働く女子達の悩みに答えてくれます。

舞台設定はやや特殊ながら、三姉妹が家や家族や仕事、恋愛を通して悩み、葛藤する姿は働く女子には様々な視点から共感出来るところが多いことでしょう。

三姉妹のそれぞれの視点からオムニバスストーリーとして母と娘、三姉妹達の恋模様と結婚、家族としてのつながり等、それぞれ特有の関係性が丁寧に描かれます。

各回のテーマに区切りがつく度にいろいろ良い意味で考えさせられ、楽しく読めます。

特に年の近い雛とあられの互いに相手を羨みながらの複雑な感情模様は、兄弟、姉妹を持つ人なら「あぁ、そうそう」と共感するはず。

福家堂の暖簾が次代へ移りつつある数年間。
姉妹それぞれが悩み、助け合い、選択したその先を見て楽しめる気持の温まる名作です。

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ランキング第12位　さんかく屋根街アパート

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

藤末さくらの
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　家なし、職なし、彼氏なし。いろいろとつまづいた27歳の美月は、東京から地元・愛知県高浜市に帰郷。今は亡き父の職業であった、鬼瓦と呼ばれる瓦を作る職人：鬼師を目指し、幼馴染の旭が跡を継ぐ「神谷鬼瓦」へ弟子入りすることに。

人生リスタートと、希望いっぱいに仕事を始めた美月でしたが、神谷家の親子関係は見るからにビミョーで......!?

　「鬼瓦」や「飾り瓦」と呼ばれる瓦を、昔ながらの技法で一つ一つ手作業で作り上げる伝統職人のことを、鬼師と言うそうです。

そんな伝統職人の世界に、しかも27歳にして足を踏み入れた一人の女性を描く職人漫画なのです。

ヒロインの美月は全く鬼師についての知識が無いかと言えばそんなことはなく、むしろ彼女の父親が瓦職人であったことから、その存在は物心ついたころから認識していました。

けれどもどんな仕事をしているのかは全く知らない状態。

いざその世界に飛び込んでみると、想像以上に根気と体力の要る、男の世界でした。それでも幼馴染の旭のフォローを受けながら、少しずつその面白さと奥深さがわかってくるように。固い決意の元、日々職人として成長していきます。


再チャレンジで仕切り直しの最中の美月には当分恋愛などしている暇はないのですが、女がいて男がいればそこにちょっとした何かが生じれば・・・。
序盤こそ恋愛の"れ"の字も出てきませんが、段々とそういった匂いがしてきます。

また就職先の神谷鬼瓦は、旭が跡取りながら、彼の父親が親方として健在で、なかなかその腕前を認めてもらえていません。

見るからに確執がある父と息子。二人が、どう関係を変化させてゆくのかも気になるところ。
そんな幼なじみの旭を同志として応援する美月。二人の職人同士の関係も気になるところ。

色々な人々の色々な思いが渦巻く伝統職人の世界を覗いてみませんか？
気がづけばいろいろなところで働く女子達は頑張っているのです！

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ランキング第11位　午前3時の無法地帯

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

ねむようこ の
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2008年連載スタートの本作。 だんだん仕事の描写がシビアになっていくのは「作者本人の実体験」がベースになっているから。

ステージはパチンコの専門の弱小デザイン会社。
採用初日からカルチャーショックに見舞われるヒロインには深く同情します。
ごめん。こういう職場で（なぜ私が謝るvv;;）

連日徹夜泊まり込み納品が常態な弱小デザイン会社は、納期とクオリティのバランスで成り立っている。

だから気を抜いた仕事直ぐにバレる訳で。ってか「全員が徹夜でフォローしなきゃならない」事態にも発展する訳で。

そんな職場でヒロインが「見ろ！あれが恋も仕事も絶好調って奴だ！」と鬼営業担当に絶賛評価されることになるお相手は・・・・・。

職場が職場なだけに社内恋愛も起きやすそうだけど、男女が同室にいたってそうそう恋人になる訳じゃなし。
その辺りも現実的で、「恋もしながら仕事も頑張る！」という点ではほぼ満点。

続編の「午前3時の危険地帯」（ヒロインが替わります）は、更にキャラが多様に進化していて、これまた胸に迫る新キャラ、名セリフ、胸キュンシチュエーションが盛りだくさんなので合わせて読むべし！

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ランキング第10位　きみはペット

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

小川彌生の
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再び映像化が決定。

時代もさらに進化し？かわいい男のペットは働く女性の永遠の必需品になってきました。

「君はペット」･･･。美少年の正しい「飼い方」。どこか背徳的な響き！

女性だったら年上や同年代の人だけじゃなく、たまには年下の可愛い男の子と付き合ってみたいなと思う人が結構いるハズ。
それも当然イケメンで！

もし、可愛く、若い男の子（青年）が自分の家に来て、ペットみたいに自分だけに甘えてくれたら･･･。

そんな夢のようなファンタジーを素敵な現実感で描いてくれた恋愛少女漫画。

主人公のスミレは高学歴・高収入・高身長の三高女子。
才色兼備で仕事はパーフェクトにこなすキャリア。
そんな順風満帆な彼女だが、突っ張って生きてきた分、本当の自分を誰にも見せたことがない臆病なところがある。

この誰にも知られていない臆病さの反面が災いして優秀であるにも関わらず人間関係であまり上手くいっていない。

そのせいで婚約破棄にはなるは、左遷の憂き目に合うはの人生最悪の状況に。

　そんな彼女の人生最悪に人間関係がこじれた時に出会ったのがペット男子「モモ」。
彼だけにはスミレは本当の自分を出せるようになり･･･。

「イケメンがペットとして自分の家に住み込む」もうこれは働く女性対にある意味最高のシチュエーション。

犬や猫も、もちろん可愛いけれど、男の子だったら料理とか掃除とかしてくれるから嬉しいし、仕事の愚痴などの聞いてくれたり･･･癒やされること間違いなし。

などいろいろ想像しながら、スミレの人間関係に対する変化、モモとの関係性の揺れなどとっても楽しみながら読める興味深い作品。

また、毎日のお仕事やら無能や男達のせいで何だかんだストレスが溜まりがちな女性達への清涼剤のような漫画でもあります。

働く女子の味方！『きみはペット』が13年ぶり日本でドラマ実写化 主演は入山法子＆志尊淳 。前回はスミレ役を小雪、武志役を嵐の松本潤が演じた。見比べるのも楽しいかも。

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ランキング第9位　突然ですが、明日結婚します

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

宮園いづみの
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仕事は人一倍しっかりできる結婚願望の強い高梨あすかと、絶対に結婚したくないイケメン人気アナウンサー名波竜（ナナリュー）。

180度真逆のポジションにある二人の恋愛ストーリー。

このくらいの年齢の女子は、あすかでなくても結婚して子供を産んで...、できれば専業主婦になりたい！

という願望をどこかで持ってるものだけど、特に、あすかは結婚寸前でふられてしまった過去を払拭したいっていう意地もある。

でも、皮肉にも男性は仕事が面白くなってくる時期でナナリューも例にもれず。

そんな価値観と結婚観の違いで悩まされ、じれったさを感じながらも、仕事はブッチギリでデキる女あすかとナナリューはどちらも忙しい仕事人をしながら、それでもラブラブな2人に･･･

それにしてもナナリューがカッコよすぎて、掲載誌男性キャラ人気NO.1も納得！

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ランキング第8位　さあ 秘密をはじめよう

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

一井かずみの
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主人公の真依がやっとのことで転職できた会社には社外には公にされていないとんでもない秘密があった。

タイトルの「さあ 秘密をはじめよう」の「秘密」って何だろう？と思っていたら、なんと主人公達の勤めている会社は社内恋愛禁止の会社。

「社内恋愛は絶対禁止！」えーーーーいつの時代よ！と思ったらもう作者の思うツボ！

そんな今時あり得ない秘密を知ったあとも真依はまずは生活一番で恋愛など全然気にかけることなく会社ライフを過ごすハズだったのに･･････。
そんな真依に一見、無愛想で不遜だけど、仕事は完璧な「営業のエース」こと加藤知哉が突然、驚きの告白。
　加藤のサポート役で、何気なく仕事が出来る気配り上手な真依に突然迷惑な一目惚れ。それもちょっと強引に！

社内にいる時の加藤と二人でいるときの加藤のギャップに心ゆれつつ悩む真依。加藤の強引さはちょっと気にかかるけど、真依だけに心を許し、弱さをみせる加藤にどんどん気持はひかれていく。

気がつくと真依と和哉の二人に対して、意地悪な同僚にも負けずに頑張ってとエールを送っている。

このまま2人は周囲にバレる事なく恋愛を続けて行けるのかどうか、どんなハプニングが待っているのか、告白からはじまる恋愛ストーリの展開はドキドキワクワクしながらしっかり楽しめます。
社内恋愛は古くて新しい？？？

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ランキング第7位　おいしい関係

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槇村さとるの
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お嬢様と呼ばれ、それなりの暮らしをしてきた主人公の百恵は短大卒業を間近にして、これまで自分を守ってきてくれてきた父親と生活の基盤を同時に失う。

しかし百恵はそんな状況ながらも希望を失わずに前向きに生きていこうとする。

　そんな気持ちが沈みがちな折、偶然入ったレストランのコンソメスープの味に百恵は本当に勇気づけられ、感動する。

その後、その店でお嬢様だった自分をきっぱりと捨てて働くことを決意。

　自分の目の前で起きていることを騒がず受け止め、何をどうしたらいいかをしっかり考え、意思をもって行動していくことを決意した百恵の新たな人生がここから始まる。
　
駆け出しの百恵が食を通じて、様々な出会いや試練に対していつも逃げることなくぶつかっていき、自分が悪いところはすぐに直し、相手のいいところはしっかりと取り入れ、自分の中でとことん悩みながら、さらなるいいものに仕上げていく姿にはいつも元気づけられる。

食事をすること、食事を作ること、それがどれだけ人生の中で大切な部分を占めているのかをじっくり教えてくれる素敵な少女漫画。

働く女性で仕事で壁につきあたり悩んでいる方、頑張り方を忘れそうになっている方におすすめの漫画です。また、食べることの大切さをやさしく教えてくれ今の食生活を立て直すチャンスにもなるはずです。

働く女子は何をするにしてもカラダが資本ですよね。

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ランキング第6位　スキップ・ビート!

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

仲村佳樹の
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ストーリー性
キャラクター性
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京子は幼いころからずっとずっと幼なじみのショータローが一番大好き！
上京する大好きな男の子ショータローに人生をかけてついて来た京子。　

ショータロー芸能界デビューを支えるために、一生懸命働いてずっとショータローを養ってきた京子。

なのにショータローは、京子を家政婦としてしか見ておらず、デビューして人気歌手になったショータローに京子はあっさり捨てられます。

普通の少女漫画ならここで涙にくれるシーンとなりますが、「スキップ・ビート」、いや京子は違いました。

ここからが「スキップビート」の本番の始まり！

捨てられることがわかった瞬間、京子の心の中の何がが大きく弾けます。
【復讐】するためだけに京子は芸能界入りを決意！

その変わり身の早さは物凄い。
ほどんど迷うことなく幼少期から培った家事力や接客技術で芸能界の門をこじ開けてしまうのです。

そして、こじ開けた後もそのスピードは緩むことはありません。
芸能界にまさに殴り込みをかける京子。
もう、京子の行動力は読んでいて気持ち良いノンストップ、フルスロットルの弾丸特急列車です。

例えば、オーディションに出るために担当官が乗るタクシーを自転車であおったり等々、京子のパワフルさと言ったら！

そしてそんな京子が芸能界で出会うのが唯一無二の師匠、俳優の敦賀連。
このお方がまた神々しいのです。

なかなかメインの連との恋が進まないのはじれったいですが、このお話は芸能界での京子の奮闘が一番の見どころ。

ツラい時、苦しい時に気持ちをスカッとさせてくれる少女漫画です。
巻がすでに40巻を超えてますが読み始めたら最後、一気に行くことを保証します。

読み始めたらもう、ヒロイン京子から目が離せません。働く女子にとことん勇気をくれる素敵な作品です。

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ランキング第5位　ホタルノヒカリ

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

ひうら さとるの
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「恋愛度が極端に低いヒロイン」が売りでドラマ化して映画化までした話題作。

「クローバー」とちょっと違うのはヒロインが「彼氏？当分いらない！」と言い切る「私生活だらけ過ぎ女」な事と、展開するのが「社内恋愛」じゃなくて「職場恋愛」な事。

つまり社外の取引先とのフォーリンラブ （って死語かvv）の方が「王子的キャラ」に違和感が少なくて高感度高いです。

ステージはどうやら中堅どころのインテリア設計会社？（ショールーム請負？）の様な職場。

「元気がいい！」で採用されたヒロインは少女漫画のヒロインらしく「優秀じゃないけれど頑張り屋」で失敗もするけれどちゃんと実績を出していくシーンもあります。

何よりも「干物女」と称されるヒロイン設定が「少女漫画って最初から恋愛モードブッチギリなのがお約束だよね？

でも彼氏いない歴長い女は多いのにそれでいいの？」と違和感を持っていた「恋愛弱者」な私たちのハートをガッツリ持って行ってくれました。

「先に恋愛願望ありき」じゃないヒロインがどうやって恋と仕事に巻き込まれて揺れるのか？

そこのところが恋愛漫画に求める女性陣の願望をちゃんと昇華してくれた感があります。

「ショールーム請負」の職場描写はややバブリーながら、恋と仕事のバランスや、恋が仕事にプラスになったりマイナスになったりするシーンの描写が、前述の２作に比べて随分現実的だな～と思っていたら、2004年連載スタート。

１０年前ですが、やっぱりかなり情報収集されている感じ。

「恋と仕事」に振り回されながらも常に一本気に進もうとするヒロインは高感度高いです。

長い連載の中で恋愛模様は２転３転。涙無しには読めない巻もあります。

先にドラマや映画を見ちゃうなんてもったいない！！　これは原作こそ先に読むべきおすすめ恋愛漫画！！

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ランキング第4位　きょうは会社休みます。

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

藤原真理の
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花笑・３３歳、乙女。彼氏いない歴＝年齢(T-T)。普通の一般事務職。
そんなヒロインが一回り年下のステキ彼氏に出会って、初めてドキドキな可愛い恋をしていく、ほのぼのと癒されるお話。

偶然知り合った２２歳の彼氏は実はかなり頼りになって、思いやりがあって、素敵(^^)
そんな彼との幸せな毎日は夢のよう。

でも横恋慕してくる男とか女とか現れて、女子力だけは高い後輩女子とか職場模様も程良く色々あって盛り上がります。

「冴えない一般事務職」のヒロインが苦労しながら、彼氏に癒されながら、頑張っている感じがホントに良いです。

唯一気になるのはヒロインが押しに弱すぎること。
ダメだよ彼氏以外の男の車なんかに乗っちゃ！ ってこっちがハラハラしちゃうよ！

でもこの漫画が受ける理由って、そんな「普通っぽいヒロイン」が、少しずつ「それだけじゃない部分」を認められていく課程が、最高なのかも。

序盤まではきゃっきゃウフフと進んできたこれまでのストーリーからは予想を大きく越えたサスペンスフルな展開に。

さらに中盤以降は３０代-冴えない一般事務職OLの可愛い初恋物語だったはずが、勤務先が他社に買収されこれまでとは会社の環境が一変。

他社から来た女性上司は仕事に対してアグレッシブさを求めるタイプで花笑は仕事と恋のワークバランスを突き詰めて考えざるを得ない状況に。
そんな彼女が出した答えは？

実はこの作家さん「続きを読みたくて読みたくて！」という展開を巻末に持ってくる天才なのかも！上手です。

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ランキング第3位　クローバー

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

稚野 鳥子の
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クローバーは、ホテルに勤務するドジで恋愛経験の浅い鈴木沙耶を中心として広げられる、オフィスラブ全盛期の物語。
沙耶の上司となったエリート社員の柘植暁は美形だが厳しく、いつも沙耶を叱責する人物だったが、ある日その柘植から交際を申し込まれるところからストーリーは急展開、奥手な沙耶と不器用な柘植が紆余曲折の末、やっと結婚するまでの過程が周囲のオフィスラブを上手に絡めて描かれている。

物語の中心は沙耶であるが、オムニバス形式で物語は進んで行く。熱情型の沙耶のストーリーとは大きく違い、オムニバスの他の中心人物で描かれるのは、同じ会社で恋愛依存の松沢里李香が同じ職場の村岡との不倫や、浮気ぐせがあるがひたむきな愛情をくれる沙耶の弟との間で揺れる姿や、仕事が出来て姉御肌の谷上一葉が何度本気の恋を繰り返しても別れを選んでしまう姿など、シリアスでクールな女性目線のオフィスラブである。

大人ならではの駆け引きや事情を赤裸々に描き出しながらも、コミカルに描写も欠かさない。当時の流行やOLのリアルな姿の描写も魅力のひとつ。このストーリーは主人公が代わり『クローバーtrefle』に続く。これもまたクローバーの面々が所々で登場して、その後日談的にいい感じ楽しめる。

時代はバブル後期なので今とはちょっと社会背景が異なるけれど日本全体が浮かれていた時代の楽しいお仕事ラブストーリーとして十分楽しめます。

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ランキング第2位　サプリ

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

おかざき 真里の
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この漫画を読まずに「働く女」とかやってちゃダメ！
と言えるほど、最前線な職場の描写がリアルで繊細。

仕事の描写も、恋愛の描写も手を抜いておりません。

かなり恋愛描写が強い割にワーク・ラブ・バランスの最後にこの漫画を持って来た理由は「俺と仕事のどっちが大事なんだ！？」ってゆーセリフを、ヒロインが男から言われちゃうから。

舞台は「大手広告代理店」ってか、ぶっちゃけ「博報堂」のコト!?
こちらも作者ご自身が勤務していた実体験がベース。

会社が会社なだけに仕事内容はバブリーで華美！　むしろ仕事の方がファンタジーと言える印象は否めませんが。

「本気で仕事すると女も当然こうなるよね」という部分をキッチリ描いてくれ、かなり胸を打たれます。

これが男女が逆であれば「忙しい彼氏」「忙しい旦那」は少しも珍しく無いけれど、女が連日徹夜仕事ってのを理解してもらうのは、実際問題として別業界の人間には難しい。

結果として恋人候補は同職か同業者になるでしょう。

そんな環境下で「恋も仕事も」をガッツリと描こうとすると人間模様の濃さも半端じゃない。

特に女性キャラがどのキャラも真剣に「ワーク・ラブ・バランス」そして本来の「ワーク・ライフ・バランス」を考えなきゃならない状況は「仕事があればラッキー」とは言い切れない、華やかな世界のキツい現実を見せてくれます。

「結婚するか」「まだしないのか」
「成果を出せるプロの仕事」なのか「成果が曖昧な補助業務」なのかそして「フリーランスになる」のか「会社員のまま」なのか

いくつものステージがあるのは男も女も一緒なのに、どの選択にも閉塞感を感じるのは何故？
単に今の時代がそうだから？

おかざき真里にはその後「＆」という作品があって、こちらも精いっぱい仕事をするヒロイン（なんとふたつの仕事を掛け持ちする頑張り屋！）。

彼女が仕事にも恋愛にも精いっぱい頑張る胸締め付けられるお話ですが、今回は冒頭の彼氏の強烈なセリフで「サプリ」の方を選びました。

自分が全然仕事出来ていない時に読むと「これだけの仕事を自分は出来ているのか？」と別の意味で胸をえぐられる可能性があるので要注意。

それほどのエネルギーを秘めている仕事＆恋愛漫画だと思います。

同時に、風とか波とか魚影とか月の光とか街の光とか、そういう心象風景的な描写を変則的なコマ割りと並列で駆使する絵がとても素敵なので、つらいシーンも泣けるシーンもとてもとても綺麗。

是非大判サイズの漫画を手にとってその部分も堪能して欲しいです。

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ランキング第1位　Real Clothes

働く大人女子の恋愛と仕事のバランスは？おすすめランキング

槇村さとるの
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槇村さとる著作のReal Clothes。百貨店を舞台とした、販売員のアラサー女性の物語。
ユニクロの台頭やH&Mの日本参入など百貨店が百貨店としての存在を失い欠け始めた時代の百貨店再生の物語でもある。

主人公・天野絹恵は布団売り場のエースだったが、突然、婦人服売り場に異動になってしまう。
それまではただ一生懸命に目の前にある布団をお客様に売ることだけを考える毎日であったが、職場（売り場）の環境が変わると仕事への意識を変えなければならないことに気がつき、苦労することに。

異動で来た無知な社員vs　好きな分野を選んで働いている知識豊富な契約社員の構図も百貨店ならでは内部事情が興味深い。

初めは婦人服ファッションへの理解が低く、的外れで失敗も多かったが、情熱をもつ人々との出会いを通して、自身も一歩一歩、一人前のバイヤーとして情熱をもって成長していこうとする。

そこで絹恵が最初に取った手段は自分の感性は信じず、カリスマバイヤーや婦人服統括部長など優れた人たちに食らいつき、プロ達から知識をどんどん吸収して頑張っていく。

でもハイこうですよ！なんて丁寧に誰も教えてくれるわけではない。
それでもなんとか知識を吸収しようとするそんな絹恵の姿にはグッとくる。

槇村さんの作品らしい主人公の素直で頑張り屋な所と次々起こるハプニング満点の展開が読んでいて爽快であり、ワクワクしてくる。

人の描写も丁寧で、信念を持って生きている人々が多く登場するので面白い。よく取材されていて共感できる作品が好きな人にオススメ。

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