唐津ゲストハウス『少女まんが館saga』に行ってきました
掲載日:2023.10.22
唐津少女マンガ館 通称じょま館に行って来ました。
https://jomakansaga.com/
場所は九州、佐賀県唐津市です。
男子フィギュアスケートアニメ『ユーリ!!』の聖地です。
■少女まんが館saga に行って少女漫画を読みまくる!?
1階はキッチンと軽食エリアと宿泊ルームが隣接していて、階段を登ると2階が一面のマンガ棚です。
本当に新旧取り混ぜて色々と並んでいました。
蔵書数は2,300 冊。「私の方がもっと持ってる!」と言う強者もいらっしゃるでしょうが
「ああ!懐かしい!!」から~「これ今話題じゃないですか!?」まで、範囲が広いです。
随時入れ替えをされている事が伺えます。
館主の池田愛子さんは東京の出版社で長らく編集をされていたのだそうで、なんと「歴史モノ」が大好物だとか。
なので歴史マンガが揃っています。
特に80年代前後の歴史っぽい少女漫画は「あれ有るかな?」って考えたら大抵ありました。
素晴らしいです。
実は少年マンガも多少置いてあります。
特に作者が女性だったり(荒川弘とか)、BL出身者だったり(ヤマシタトモコとか)
違和感がなかったり(阿賀沢紅茶とか)チラホラと見つかります。
最近はすっかり男性のお客様も多いらしいので、多少なりとも少年漫画があると喜ばれるとか。
実は私が宿泊した3日間でも、ほぼ毎日誰かしら男性の姿がありました。
カフェ利用ができるので、フラッとやってきて館主のお料理を召し上がったり、仕事していたり、お茶しながらお喋りしていたり。
漫画好きが楽しく活用している様子でした。
「コーヒー豆の納品の途中に寄りました」と言う男性とは聖闘士星矢で熱く盛り上がってしまいました。
(腐女子に理解のある男性でした)
■ゲストハウスって事は宿泊できるんです!
『少女まんが館』を名乗る施設は2023現在、全国に3箇所あります。
東京都あきる野市に大きめな少女まんが館があり、三重と、このsaga館です。
その中でもこのsagaが特徴的なのは、何とゲストハウスとして宿泊できるんです。
宿泊エリアには木製2段ベッド(何と館主愛子さんのお父様によるお手製なのだそう)が設置されていて
最大8人が泊まれます。
基本は女性限定ですが、貸切にしてしまえば男性も泊まれる。と言うシステムです。
サービスはB&B形式で朝ごはん付き。
「jomaご飯\800」と「少食さん向け朝食\400」が選べます。
唐津焼の素敵な小皿を駆使した朝食は館主愛子さんのお手製。
減塩にしてお野菜たっぷりの大変健康的な朝ご飯です。
宿泊利用は女性がメインですが、カフェ利用なら男性もOK。
そして男性が宿泊されたい場合は事前に貸切を予約してどうぞ。
■少女まんが館sagaのアクセス方法
唐津市は『ゾンビランドサガ』で大人気の佐賀県の海側。
唐津湾からちょっと飛び出た左上にあります。
九州以外の場所から行きたい人は、福岡空港から2時間弱になります。
そもそも福岡空港は国内随一の「中心部へのアクセス5分!」と言う極々便利な空港なので、そこから2時間なんて普通に空港から都市中央部に向かう間に着いちゃう程度の距離です。
そして目的地『少女まんが館saga』は、その唐津駅から徒歩10分の所にあるんですよ!
こんなに便利なのに何でいままで行かなかったんだろう!?って位、アクセスしやすいゲストハウスでした!
そして唐津に向かう途中、右手に「虹の松原」と言う松林があります。
日本3大松原の一つですが、圧倒的に規模が違う!
林と言うより、ほぼ森。「松の樹海」と言った趣です。
https://www.knt.co.jp/meito/sp/japan-top3/matsubara/
時間があれば是非ここで迷子になってみたかったです。
■最後に唐津と唐津焼について
『ゾンビランドサガ』を見れば「佐賀の人って佐賀大好きだな~」と感心しますが、唐津の人はみなさん本当に唐津が大好き♪
特に『ユーリ!!』の方は唐津市がガッツリと作画協力したそうで、勇利が走った橋はそのまま走れますし、ユーリが通った銭湯では『ユーリ!!』のグッズも買えたりします♪
『ゾンビランドサガ』と『ユーリ!!』の聖地巡礼者も多いそうですが、唐津には『唐津焼』と言う特徴的な陶器の名産地でもあります。
唐津焼は同じ佐賀県の有田焼や伊万里焼などの磁器ではなく、磁器です。
なので外見は関東の『益子焼』に似た感じで、いかにも「ツチもの」な感じがします。
ですが有田や伊万里を擁する九州の特徴として土が強い。なので手で持った感じもズッシリとした重みがあります。
恐らく益子焼よりも長持ちしそうです。
唐津市内には街なかに専門店がチラホラありますし、国宝先生の記念館なども点在しています。
是非、普段使いに素敵な食器をお一つどうぞ。
焼物まつりは毎年春のGWにありますし、秋にもイベントがあるようです。
https://karatsu-yakimon.com/
『少女まんが館saga』に宿泊しつつ『ゾンビランドサガ』と『ユーリ!!』の聖地巡礼もしつつ、
唐津焼のお茶碗などをお土産にすると素敵な旅になりそうです。
なお、唐津の秋=11月は『唐津くんち』と言うお祭りがあります。
東北のねぶた祭のような山車を引いて練り歩くお祭りです。
このお祭りが「ねぶた」と大きく違うのは、毎年作成して壊してしまうねぶたの山車と違ってこちらの山車は何十年も長持ちするのだそうです!
名前も「上杉謙信」とか「武田信玄」とか、そう言う名前がついています(!)
格好良いのだそうです。
『少女まんが館saga』の館主愛子さんが歴史好きなのには、それなりの理由があるのかもしれません。
なお、唐津城の中には歴史的刀剣が何振りも展示されています。
『刀剣男士』好きにならざる負えない環境でもありました。
『刀剣男士』好きのアナタは旅の目的地に是非唐津城も加えてください。
https://jomakansaga.com/room/
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