『新票田のトラクター』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

●登場人物/筒井五輪(衆議院議員・稲山の第一秘書。抜群の行動力で、金集めに異能を発揮する)。稲山一郎(衆議院議員。中村茂幹事長の元秘書で腹心。民自党国会対策副委員長を務める)。中村茂(衆議院議員。民自党の最大派閥・昭和会の領袖。次期総裁の座を狙う)。早瀬剛(中村の第一秘書。五輪に“秘書道”を伝授する)●あらすじ/いまや当選3回目となった衆議院議員・稲山の第一秘書、筒井五輪は稲山とともに、中村茂幹事長を総理にすべく奔走している。今日も中村の秘書・早瀬の言いつけで、早瀬の自宅から事務所へとミカン箱を運ぶ。なぜ、こんなものを事務所へ……といぶかる五輪だが、箱を開けると、ミカンの下には2億円もの現金が!? 党と国会の実権を握る中村への、首相・宮原からの挨拶料だというが……(第1話)。▼国の臨海都市再開発に事業参画をもくろむ水質浄化機の大手メーカー社長が、中村幹事長への面会を求め、五輪へ接触を図る。もうけ話には目ざとい五輪が、このチャンスを逃すはずもなく、さっそく社長を稲山後援会へ入れて大金を搾り取るが……(第2話)。●「票トラ版」永田町の構図/前シリーズにおいて、前首相・中野康道の謀略によって総裁レースでは一歩後退を余儀なくされた中村茂。しかし幹事長留任をはたして実権を握り、次期総裁の座を虎視眈々と狙う。一方の中野前首相は、自分の退陣後も影響力が振るえる宮原派会長・宮原弘之を継続総裁に指名して、院政を敷くことに成功する。これに対抗し、中村は自派内の当選1~3回生議員を次期政権盗りの行動隊に編成すべく、稲山を会長とする「21世紀を創る会」を発足させた(第21話)。<ご注意>希少本ですので、「在庫あり」の場合でもs-book.comのみの販売となりますことをご了承ください。また、ご注文できた場合でもお手配できない場合や、装丁等が汚れていたり、交換等も難しくなります。