『夜廻り猫』の特集ページ、みんなのtwitterでの感想、全スタンプ評価結果、関連作等もっと見る!
講談社
2021/11/22 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
~猫と一緒なら幸せ!注目の猫漫画をおすすめ!この80作でいつだって猫だらけで癒やされる!~
公開日:2018年09月12日最終更新日:2022年10月19日
イチ押し! クロ號 Amazonで見る
猫の鳴き声が聞こえてきそうな猫漫画が大好き!猫は美しい生き物。猫がたくさん登場する猫漫画はいつ読んでも楽しい。そして猫漫画に求めるのは癒やし。猫が側にいるだけで幸せな気分になれる。猫漫画でおすすめの人気作品を探せる! 猫漫画が気になるあなたにおすすめの代表作の無料試し読み、関連の漫画、動画配信情報(アニメ化・TV化・ドラマ化・映画化等)も紹介。全80作品を最新のランキング別にて紹介。
基本きまぐれで、身勝手、でも時にここぞという時にやさしく癒してくれるのがいい。日本人、いや世界の猫好きパワーはSNS見れば一目瞭然!みんなどこまで猫好きなんだ!
さらに「あわせて読みたい」コーナーでテーマやジャンルでの類似漫画や同じ掲載誌からもあなたが気になる面白い作品を次々紹介!巻数別、ジャンル別、新着順を簡単に絞り込み!そのうえ、気になるマンガ家の関連作品にも出会えます。
講談社
2021/11/22 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
毎日1作ずつTwitterで描いているという本作は、「泣く子はいねが~」と夜廻りする猫が出会う人間たちの1ページ8コマのショートストーリーの猫漫画である。
どんどん絵が丁寧になっていって、作者の本腰っぷりが全開になっていくのが凄い。
猫なのに『遠藤平蔵』とか厳つい名前があって、夜廻りしている。どうやら秋田弁であるらしい。
その猫が「む。涙の気配。おまいさん心で泣いておるな?」と話しかけると、登場人物はみんなつらつらと心の内を語ってしまうのだ。
誰にだってドラマがあって、我慢していることとか、誰かの幸せを願っていることとかあって、頑張って生きている。 という事を、本当に毎日毎日1ページずつ描いているのだ。
そしてそのお話のどれもが後悔やら願いやら優しさやらに満ちていて、かなり心温まるストーリーばっかりなのだ。
1ページに1ドラマだけど、連日だとあっという間に100話が貯まる。 読んでいるうちに、毎日これだけの引き出しがよくあるものだと、ちょっとかなりビックリする。
しかも、最初はかなり殴り書きっぽかったので気がつきにくいが、この人は本当に絵が上手な人だ。
全編鉛筆描きなのだが、そのちょっとしたイラストなんかのリアルさが凄いのだ。
全話が1ページ完結なので気楽に読めそうに思うが、読み始めるとかなりじっくりと読み込んでしまうのも凄い。猫なのに人間のドラマで癒やされてしまうという、癒やされ度も満点な漫画である。
大洋図書
2019/10/01 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
なつかしい~!子どものとき、大好きだった、花とゆめ。特にこの「小さなお茶会」は、他の漫画とちょっと違って、可愛くて、ほのぼのしてて、読んでいてほっと安心できたのを強く思い出します。
改めて読んでみて、「ぷりん」と「もっぷ」という猫の夫婦だけれども、もうただの猫ではありません。
繊細で、豊かで、優しく、温かく、そして不思議なメルヘンの世界に誘ってくれる二人。この二人にまた会うことができたことがとてもうれしい。
もっぷが優しくて、のんびり屋さんで、平和で。奥さんはちょっと天然で、でも、もっぷのことが大好きで、理想の夫婦だなぁって読んでいて幸せな気分になります。
とっても優しいもっぷとキュートなぷりん奥さん。互いに思いやりに溢れていて、とても素敵なカップルなのです。
時々些細なことで喧嘩になるけれど、すぐに仲直りしてふたりでゆっくりティータイム。二人が飲んでいるお茶がとってもおいしそう。
かつてコミックスが欲しくて探したけれど、近くの本屋にはなくて、何軒も探したのを覚えている。結局手に入らなかったから、花とゆめ捨てるとき、「小さなお茶会」だけ切り取りました。でも、いつの間にかなくなってしまって…。
正直、大人になって、すっかり忘れてた。でも、ネットでたまたま、「新装版 小さなお茶会」が出るって載っていたのを見て、本当に一気にあの日の思い出がぶわぁって甦って、いてもたってもいられませんでした。
本が届いたとき、もう嬉しくて若干めくる手が震えました。開いてみたら、もっぷとぷりんはあの時のままのんびりとしていた。
多分、この二人(二匹?)は、この先もずっと幸せにお茶してるんだろうなあって思ったらとても幸せな気持になりました。
既に大人になった今、疲れた時、寝る前に布団の中で子供に返ってこの作品を読むと本当に心がほっこりしてきます。
優しいもっぷとキュートなぷりん奥さんには、ずっと、ずっと素敵なお茶会を開いていてほしい。
いつか自分も夢の中でこの二人のお茶会に参加できることを楽しみしています。
(2019年4月に電子書籍化されました・表紙もグッとビジュアライズされました)
コメントを投稿する
コメントを投稿する
小学館クリエイティブ
2009/10/01 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
性悪猫とい漫画は2009年に急逝した漫画家のやまだ紫の処女作で、1980年に刊行されたちょっと前の作品。 既に30年以上の年月が経過しているので一度は絶版となったが、やまだ紫が急逝した2009年に著者を偲んで小学館クリエイティブから復刊された。
多くの人から高い支持を集めていた作品であり、もう一度読みたいという希望も多かったと思われる。
猫あるある描写が深く、しかもかなり独自の描かれ方をした作品なので現代で多く見られる人間のようにふるまう猫が登場することはない。
つまり、ほのぼのとしたい人に向けて提供されている作品ではないので、単に可愛い猫が見たいという人にとってはあまりおすすめしません。
基本的には短編が中心で、一読しただけでは意味が分からない話の終わり方をすることも少なくはない。 このためにやや難解というイメージを受ける人もあるだろう。
しかし言葉の一つ一つに不思議な力を持っており、時間が経過するごとに深い意味に気づくことになる。 まさに大人が楽しめる漫画であり現代の知名度が不当なほどの名作だ
コメントを投稿する
コメントを投稿する
マガジンハウス
2020/05/07 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
鉛筆でさっと描かれたようなタッチとほんの申し訳程度に色を塗られたこの漫画は、ネコ好きじゃなくてもさっと読めて楽しめる猫・癒し系漫画。
ネコ好きで『きょうの猫村さん』を知らない人はいない気がするが、一応説明するならば、まず主人公の猫村さんはネコである。そして二足歩行。
家政婦(家政猫?)としてお金持ちの家に派遣され働いている。 可愛い前掛けをつけ、ちょっとおせっかいな、でもとても愛くるしいおばちゃんのような猫の猫村さんはちょっと可愛い。
猫村さんは料理が上手。レシピが紹介されたりはしないが各種お金持ちのテーブルを毎日上手に盛りつけている感じからしてきっと美味しいにちがいない。
おやつ作りも上手でパンの耳で作った揚げパンは懐かしい味がするのが紙面から伝わってくる。
万能家政婦みたいな猫村さんだが、猫舌だったり急に爪研ぎしたくなったり、時々やっぱり猫な点もキュート。
基本的にほのぼの日常マンガなのだが、家政婦先の家族のあり方や人とのコミュニケーション問題にも触れていて、猫村さんらしい解決をしていくのもいい感じ。
疲れたときにふっとあなたを笑わせ、気持ちを軽くしてくれる秀作だ!おすすめ。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
秋水社ORIGINAL
2018/03/06 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
キキ、じじ、ロロという、愛猫3匹と猫原家の、基本ほのぼの。時にドタバタな人と猫との生活日記。 適度にデフォルメされた猫の描写で、かなり可愛いのだが同時に勢いのある猫たちなのだ。
その上で「そうそう。猫にも個性があるよねぇ」と思いながら読み進める。 人懐っこいネコ、人に警戒心があるネコ、ツンデレ気味なネコ。 そのネコ達が時折ふっと見せてくれる表情が、これまたなかなか上手いのだ。
猫好きが描いた猫日記なので、読んでいくうちにますますネコが好きになっていくのが分かる。
ネコにはネコの世界があるんだなぁとも。
ウチのネコは私が見ていない場所ではどんな世界で遊んでいるのだろうか? どんな出来事に遭遇しているのだろうか。 他のネコ達と仲良くしているのだろうか? そんな風に思える。
猫ダイアリー入門書的な感じもあるので、猫好きは当然楽しめるけれども、実はネコの事が良く分からない、ネコが苦手かもという人達にもお薦めできそうな感じなのがいい。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
KADOKAWA / エンターブレイン
2018/03/16 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
この作家ならでは猫エピソードの切り取りがとても上手い。
いろいろな事情を持った猫たちが登場しては去っていく猫の世界を人間世界のように表現しているのがくるねこの面白さなのかもしれない。
この作家の描く猫の人間くささの表現が上手く、読んでいくうちにご近所の楽しい誰かのような感覚に陥る。
4コマなのでたいへん読みやすく、わかりやすい。猫あるある感を味わいながら、自分もそのねこ達の世界で生活しているような気分にさせられる感じが非常に絶妙。
ねこの表現も人間味があり可愛いので嫌味がない。猫ならではのあるある脱力感を味わいつつ、なるほど感たっぷり。
累計200万部を超えているロングセラーで猫好きに愛されている猫漫画。
ホットした気分の時にぜひおすすめ!
コメントを投稿する
コメントを投稿する
講談社
2013/12/19 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
「クロ號」は大ヒット猫漫画「猫なんかよんでもこない。」の原点である。 クロがとにかく可愛い。 そして猫の視点から描かれた猫の生活と猫の視点から見える人の生活が面白い。 ただすそこで描かれている日常は結構シビアな現実である。
猫目線だから人間世界はとてもシンプルになっているが、それが味わい深く表現されていて発見が多い。 親兄弟から引き離されて猫の世界の厳しさを知り、成長していく姿にはは猫が大変愛おしさを感じる。
途中にある「猫の死」、野良猫を描くにあたりどうしても避けては通れない部分なのに暗くならず上手く表現できている。淡々と描かれている割には内容は命の尊さや儚さ、大切さ等が練りこまれていて考えさせられるところもある。何気にいろんな人に薦めたい作品。
筆のタッチで描かれた絵は柔らかく、優しい雰囲気を出している。その柔らかさが猫の世界とマッチしているようにも感じられる。可愛いだけでなく、交通事故や保健所に連れて行かれるなどリアルな現実部分もしっかりと描かれている。
ラストは若干重いかもしれないが、動物と暮らす上で必要なことが沢山詰まっているのではないだろうか。 猫歴が中程度の方におすすめである。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
講談社
2013/03/13 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
犬好きなのにあえて猫を飼うことになっちゃ他! という逆境型猫漫画がこちら。 試行錯誤をして猫と心を通わせていく作者の日常的な中に、どこかチャレンジしている物語を楽しく読める。
猫嫌いなのに5匹の猫と途中から犬2匹も仲間入りをしてどんなドタバタ劇になるのかと毎回冷や冷やして読んだが、シリアスな結果にはならず一安心なのもおすすめしやすいポイントである。
いい意味で予想を裏切ってくれ、逆に作者の動物たちへの愛情深さを読み取れる場面が多々あり観察眼もすばらしい。
猫と犬が戯れている姿に着目してイラストを描いたり、猫の視線で猫の思考になって文を書いてくれていて猫好きにはいろんな点でたまらない1冊かもしれない。
実話と現在進行形の話だから作者宅の情景も思い浮かべて笑みがこぼれる。 イラストも親近感がわくもので4コマ漫画で気楽に読めるのもイイ。
コメディ要素も多く犬や猫好きの方はもちろん、お笑い漫画が読みたいにも十分読んで楽しい作品になっている。
登場する猫が1匹ずつ表情が違い個性が豊かで1度読んだ猫の名前をすぐ覚えてしまう。
ひぐち猫と犬と飼い主が織り成す笑いが絶えない生活は今もどこかで繰り広げられている。
そんな楽しい日々をこの漫画を読んでその生活の一部を共有した気分になれ気持ちいい。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
実業之日本社
2012/11/29 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
とにかく猫好きにはたまらない作品「ほんのり猫味」。
初っぱなから登場猫物が多すぎて「これはキャラの区別がつくのか!?」と不安になりましたが、なかなかちゃんとキャラ立ちしてます。
ちなみに冒頭から6匹。更に2匹増えます。
絵柄は猫の柔らかさを生かした丸みのある線で、多分どの子もフックラなのもほのぼのさ倍増です。
個性派そろいの猫ちゃんたちとのふれあいとトラブルがたっぷりでさせてくれる素敵な作品。
ショートタイプで4コマ漫画で描かれているから、読みやすいし、猫のかわいらしさがダイレクトに伝わってくるのが読んでいてうれしいところ。
作者は本当に猫が好きなんだということがダイレクトに伝わってくる。さらにもう本当に親バカっぷりも最高にビンビン伝わってくる。
この漫画を読むまでは犬派だったタイプもちょっと、いや、かなり猫派に傾いてきますね。
猫のかわいさが本当に上手に描かれている上に、猫ちゃん1匹1匹が個性ありありと表現されているので、自分好みの猫ちゃんが見つかってしまいました。
道で猫に会うと声をかけてしまうくらい自分もすっかり猫ちゃんファンに。
猫好きには確かにたまらないけど、それ以外の人にもヒットすると思われます。こんなに猫が愛おしく感じさせる漫画はすばらしい。
短時間でさらっと読めちゃうし、電車の待ち時間とか、お風呂に入りながら、ついつい読んでしまえる。
全1巻です。
猫が、かわいくてかわいくて仕方ない。もう、ペットショップに行っちゃおう!猫ちゃんサイコー!
コメントを投稿する
コメントを投稿する
DeNA
2018/05/01 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
<たはら猫とは>
たはら猫とは、こころ寂しき者の前にあらわれるよくよく肥ゆる米俵のような猫。
江戸時代の中頃において笑いと福をもたらす縁起絵として流行した
そんな猫と衝撃的な出会いをしてしまった音楽の夢が破れようとしている少女・沼田ことり。
その出会いはとても現実的だった。
果たして江戸時代からの「たわら猫伝説」は本当なのか!
“バンドデビューの夢破れ、東京にて一人で暮らす沼田ことり。ある日、家に押しかけてきたのは米俵みたいにふとった猫!!居座ってしまった猫と仕方なく暮らすうち、ことりの人生に今まで無かったような騒動が巻き起こる・・・。ことりとデブ猫が繰り広げる、福呼ぶフォーチューン・ストーリー!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”
コメントを投稿する
コメントを投稿する
小学館
2017/03/30 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
動物がある日突然喋り出す奇病、通称「しゃべり病」にかかっている猫のツブ。そんなツブを長旅に出る両親から預けられたサラリーマン八郎と「おかゆネコ」ツブとの、ほのぼのとした日常漫画。
おかゆネコと言うだけあって、ツブはことあるごとに「おかゆでも煮てやるよ!」と八郎や彼の周りのキャラクターにひたすらおかゆを振る舞ってくれるのだが、このツブがなんとも言えずゆるく可愛らしい。
海苔を巻いたおにぎりのような模様に、点をふたつ並べただけのぼんやりとした目。 なのにも関わらずとても表情が豊かで、読んでいてとても癒される。 毎回ツブが振る舞ってくれるおかゆのレシピが載っているのだが、中には作中で「作ったはいいもののまずい」と描かれているものもある。
ともあれ、風邪を引いた時くらいしかおかゆを食べないのにも関わらずこの作品を読んだ後に無性におかゆが恋しくなる。 戸棚の奥から引っ張り出した土鍋で思わずおかゆを煮始めてしまうくらいにはおかゆが食べたくなる作品だ。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
主婦と生活社
2013/12/06 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
にゃんぱいあ=子猫+ヴァンパイアの公式コミック!
にゃんぱいあはヴァンパイアになった猫で、可愛らしい絵柄とは異なりヒトの血を飲むちょっと怖いエピソードもある独特なお話。 元はyukiusaの同人誌として発表されていたが、キャラが可愛いとUFOキャッチャーに採用され、アニメ化、商業コミック化と広がったという異色の出自。
大きな目が特徴のキャラクターたちは可愛さの中に複雑な事情を盛り込まれていて、その不思議なかわいさに読み始めるとどんどん引き込まれる。
たくさんいるキャラクターだが一番好きなキャラクターは独眼竜まさむにゃ。おしゃれなデザインで、性格もおもしろくて目が離せない存在である。お気に入り。
美咲ちゃんという人間もストーリーの中で出て来て、怒りっぽい見た目とは異なりニャンパイアのために衣装を作ってあげたり、血を飲ませてあげたりするところがあり、そのギャップ感ある優しさにキュンとなったり、どこかシュールな感じになったりなどいろいろ楽しませてくれる。
眼帯をしているクールな姿とは裏腹ににゃんぱいあのことが大好きで追っかけているところがとってもかわいい。
ちょっと変わったテイストの作品だが猫とファンタジーが好きな著者が心のままに描きまくった感の漫画は、猫とファンタジー好きな人にはたまらない作品になっていて、ダークすぎないところが人気の理由だと思う。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
ふゅーじょんぷろだくと
2017/12/04 新巻発売
至極の癒し系・猫型ロボット「しゅんにゃん」待望の続編!高齢者向けセラピーロボット”にゃんペット”の開発・研究・販売をしている大手家電メーカーの TAMY。その本社から山奥の研究所に急きょ異動となった奈津さんを待ち受けていたのは、ヒトクセある従業員と、得体の知れないロボットの管理業務。納得のいかない新天地でどんな生活が待ち受けているのか…!スペクタクルではなく、ほのぼのとお届けします☆(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)
コメントを投稿する
コメントを投稿する
双葉社
2007/07/17 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
女いっぴき猫ふたりは漫画家である伊藤理佐自身が飼っている二匹の猫との生活を描いたゆったりとして楽しい猫とスローライフ?ストーリー。
猫はアメリカンショートヘアのニャンコと、黒猫のクロの二匹。 凄い銘々である。猫の年齢はともに9歳。
伊藤は自宅で仕事をしているため、家をほとんど出ることがない。通常では考えられないほどの小さい世界で生きているのだが、猫マンガとしては脱力感たっぷりの作品に仕上がっている。
ニャンコとクロが可愛すぎて、思わずほのぼのしてしまう場面が多い。 絵にも好感が持てる作品だ。 面白すぎてどのようにレビューを書いたら良いか迷ったが、この面白さは、読んでみなければ分からないかもしれない。 読み終わった後はきっとココロとカラダがゆったりしているだろう。
きっとあなただけのお気に入りのエピソードが見つかるだろう。
実はこの『女いっぴき猫ふたり』は手塚治虫文化賞短編賞を受賞している。 同作品には書き下ろしマンガ「伊藤家、現在の猫事情」も収録されており、こちらも猫好きには読み応えがある。
三十路のギャグマンガ家(バツイチ)と猫2匹の脱力感たっぷりコ…
ほとんど家から出ない三十路のギャグマンガ家(バツイチ)と猫2匹。 ちっさーい世界でゆるゆるだらだら生きる3匹(?)の日常を脱力感たっぷりに描いたコミックエッセイ。 爪切り前の駆引き、粗相したときの反応な…
コメントを投稿する
コメントを投稿する
中央公論新社
2020/02/10 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫がピッチャー? それもプロ野球の? そうなのだ。
『猫ピッチャー』は読売新聞の日曜版で連載されている23コマの漫画。 主人公のミー太郎は直球で勝負するプロの野球選手。猫だけど。
ミー太郎以外にもチームメイトや対戦相手などの個性あふれるキャラクターが登場するが、こちらは人間。 ミー太郎は猫かわいい1歳のオス猫なんだが超剛速球でヨリウミニャイアンツのピッチャー。 変な魔球も投げまくるこの猫ピッチャーの最大の魅力はゆるくてかわいいくて時々強いんだけど、プロ意識も高いんだけど、やっぱり猫なところ。 うう。かわゆい。
猫かわいいのに野球漫画なのだ。 だいたい野球漫画というと熱く、厳しく、ストイックなイメージが必須だと思うのだがこの漫画では真逆。 猫ならではのかわいさに敵陣営もメロメロになる。対抗策は犬派で固めることだ。考えたなハヤイゾタイヤーズ。
もちろんミー太郎はプロで実力もあるのだが、バットで爪を研いでしまったり、疲れてチームメイトひざの上でうたた寝をしてしまったりなど、ときどき猫特有の習性がでてしまう。
でもそんなところが微笑ましく感じられ読んでいてうれしいポイントでもある。監督泣かせだが。
人間の野球選手ならたいしたことのない些細なことが猫であるミー太郎には大きな壁として立ちはだかることもある。 そんな普段気にしない部分で「なるほど!」と思わず笑ってしまうのだ。
またミー太郎の豊かな表情や試合での動き方などの細部にもこだわっているため猫漫画としてだけじゃなく、ゆるギャグ野球漫画としても十分笑えるのがいい。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
KADOKAWA / エンターブレイン
2018/12/27 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
Twitter上で話題になり、まさかのコミックス化で大ブレイクを果たしたネット発の猫漫画「鴻池剛と猫のぽんた ニャアアアン!」。
ずっとツイッターとブログで漫画を読んでいたためまだこのタイトルに馴染めないのですが、とにかく猫好きにはたまらない面白さ。 ちっとも可愛いくない猫との毎日がリアルすぎて笑えちゃうのが人気の秘密である。
決して思い通りにならない『猫あるあるエピソード』が満載! 男性が描いてる作品だからか、いわゆる「ウチのコかわいい!ウチのコ一番!」という暑苦しさがないのもまたいい。
でもちゃんと猫を愛しているのが伝わる。 しかもブフッと笑っちゃう話が多いので電車で読むのは控えたほうがよろしいかと...(褒め言葉)。
正直ウェブでもかなりのページ数が読めるので単行本を買うのは悩むだろうけれど、ウェブ上で古いものを堀りおこすのは面倒だし、描き下ろしもありそしてブログではあまりアップされていないぽんたの写真も満載なので、コミックス買って後悔なし。
以前ツイッターで声優の杉田智和さんが「鴻池さんの声やりたい」とつぶやいていたのを見かけたので、万が一ぽんたが5分アニメ化などした際には是非実現してほしい!
コメントを投稿する
コメントを投稿する
マッグガーデン
2014/05/10 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『猫探偵』はあの『猫ピッチャー』『猫ラーメン』のそにしけんじが描く、猫を探偵に据えた動物ミステリー(?)探偵漫画。 「探偵なのに猫」な設定は猫あるあるネタに基づいていて笑えるのだ。
とは言え猫が探偵なので本格的な推理を期待するのはちょっと酷で、他愛のないギャグを笑うくらいを期待しておくと丁度いい感じ。 でも推理してくれるちょい不思議系の猫キャラはもはや日本では定番だし、三毛猫ホームズの10分の1ぐらいは期待してもいいかも・・・。 と期待させちゃう流れがやっぱり笑えるオチに。
チビ可愛い猫の姿でイカニモな探偵コスチュームの猫探偵の活躍は、ちょっと空いている暇な時間や寝る前の気分転換にはとってもおすすめ。 猫が好きな人には間違いなく楽しめる作品。
絵柄から見てもわかるようにリアリティは追及しておらず脱力系の魅力に満ち溢れている。
疲れている時やあまり考えたくない時にはちょうど良いのかもしれない。探偵ものであるのに妙に勢いがあって考えなくて済むというか、雰囲気を楽しむことが出来るギャグ作品と思って読むのがおすすめ。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
双葉社
2012/10/17 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
今までの猫漫画は、出てくる人間たちが根本的に「猫好き」というパターンが多かったけれど、この漫画は幸運の猫と呼ばれる、左右目の色がちがうオッドアイの猫だから飼ってみたという、いささか不純な動機がストーリーの始まり。
最初の猫紹介の「ハル、特技は吐くこと」というフキダシから、なんてシニカルな、と笑ってしまった。ギャグがベースだけれど、話はかなりリアルで、猫と暮らすに当たっての苦労や嫌な部分も隠さずにどんどん描いてあるのに、読み終わると、なぜか猫のいる暮らしっていいなあと思ってしまえる不思議な魅力を持つ漫画。
絵はシンプルだがとても上手いと思う。猫が変にキャラクター化されずに、きちんとリアルに描いてあるのが話の世界観と合っていてうれしい。
一緒に暮らす赤ちゃんの描写も可愛い。
例えば猫と子どもがいるシーンはとっても絵になる。猫が小さな子ども何気なくいたわっていたりなど共感できる部分がとても多かった。
猫好きにも、猫好きではない人にも読んでほしい漫画だ。猫を丁寧に観察し、その特性をあますところなく描いている作品。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
小学館
2015/01/30 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
主人公は剣の達人、夏目東伍郎。 「腕が確かな上に真面目な性格」で周囲の尊敬を一身に受ける夏目は、剣術の指南役を方々から頼まれるも断り続け、傘張り浪人を続けている。
稽古に励んだ後も酒も飲まずにまっすぐ帰る禁欲的な夏目に誰もが尊敬の念を抱いているが、そんな彼にはある秘密が。
猫好きの人間から見ると「あるある」と思わず口にしたくなるようなエピソードが満載♪ 嫌がっている猫のお腹に頬ずりしてみたり、可愛い仕草に身もだえしたり、奮発して刺身を買ってくるとおねだりに負けてついつい自分の分まであげてしまったり。
もう猫を前にすると剣の達人もメロメロ。
さらに隣町の剣の達人、猫好き仲間の大佛武人のキャラクターも良い味を出している。いや出し過ぎている。 夏目はまろすけ一匹だけだが、大佛は三匹猫を飼っている。 「なんと!おぬし多頭飼か!」
しかも余りに猫をかわいがりすぎるため普段はまろすけに避けられている夏目と違い、大佛の猫は毎日彼と一緒に寝ているようなのだ!「なんと羨ましい・・・」夏目は猫愛され生活において大佛に適わないと思い込んでいるが、どっこい・・・という展開も非常にムフフ。
とは言え当のまろすけでさえ「この二本足は好きだ。愛で方に、品というものがある。」と大佛のことを気に入っているらしい。夏目ーーー!!!(涙)
そんな感じで猫好き主人公の夏目がちょと哀れなようだが、夏目の猫好きまっしぐらぶりに笑ってしまうばかりでなんだかんだとすませられるのがいい。 読むと肩の力が抜け、何とも癒されるのだ。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
講談社
2007/11/16 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
化け猫あんずちゃんは、お寺で飼われていたらいつのまにか化け猫になっていたあんずちゃんを描いた日常系マンガ。こう書くとなんだかホラー系かもしくはシリアスな話かと思っちゃうかもしれないけれど、かなり緩い猫漫画だ。
まず全く違和感なく自然にあんずちゃんが生活の中で話してる。 ストーリー的には妖怪になる経緯から始まるんだけれど、拾った猫がなかなか死なない、数十年経ったら妖怪になってた、でおしまいなのだ。
化け猫になったあんずちゃんは、そのまま二足歩行で立って喋る猫として寺の一家との生活が始まっちゃうのだ。 それを周りもなんだか普通に受け入れてるのだ。 ストーリーがあまりに淡々としていてびっくりしてしまうくらい。
でもそれがこの漫画の良いところ&一番面白いところだ。 普通の生活の中に化け猫が存在している毎日が可愛くて、なんだか自然でほんわか暖かくなる。
ちょっと古さを感じさせる『いましろたかし』のシンプルな絵柄がそれを引き立てている。正当派ギャグ漫画のタッチで淡々とギャグをかましてくれるのだ。 それがストーリーとマッチしていて気がつくとその絵が好きになっている。
じっくり読むというよりは、ほっと一息つきたいときにちょうどいい猫漫画である。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
集英社
2012/10/17 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
”猫のホストクラブ”!!!!
タイトル、表紙からして猫好き、女性を鷲掴みしそうに凄い。(独特の表紙と絵柄で敬遠するのはかなりもったいない作品。)その名の通り「猫がホスト」のホストクラブ。思えば猫の強引で気分屋なところはホストにピッタリ。
そしてそこに通うお客は人間の女性である。まぁ、ホストクラブであるから当たり前と言えば当たり前。
猫好きならそんなホストクラブがあったら絶対扉を開いてみたくなる。
そしてその扉を開くと!!!なんと中身も凄い!!!
この漫画は1ページ目から飲んでいるお茶吹き出すこと間違いなしなので、飲み物を飲みながら読むのはおススメしない。かなり危険な漫画だ。
とにかくこの作者の目の付け所がいい。猫好きならズキュンと刺さるギャグのセンスが抜群!何とも言えない猫的絶妙なタイミングをいい感じでホスト猫を通じて表現してくれる。猫とホスト、見れば見るほど素晴らしい按配。特にホストクラブのオーナーの絶妙なセリフ、ブサイク系の新人の葛藤を表す天秤と分銅も笑えるところ。さらにNo.1ホスト猫の嵐(ラン)の手相を見ている祐ちゃん(人間)はとても幸せそうである。それに対し嵐は「なんか分かった?」とクールなところがたまらない。最初は「ホストなんて」と言っていた祐ちゃんがどんどん嵐にはまっていくのがいい感じ。
多彩&多才な猫ホスト達が彩る世界に夜な夜な訪れる女性達(人間)。そんな猫の魅力にハマった女性達を迎えてくれるホストクラブ「Red☆Eye」!あったら是非通いたくなるはず!
でも通ったら最後、猫のホスト達に骨抜きにされること間違いなし。猫カフェもいいけど、猫のホストクラブをぜひ誰か実現してほしいと真剣に考えさせてくれる作品。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
幻冬舎コミックス
2014/04/24 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
この『私という猫 ~呼び声~』は猫の一人称による自伝的な漫画だ。猫の社会をあくまでもリアルに描いている作品で、猫好きな人の評価は分かれるかもしれない。
それも「見てられない!」という人と「感動した!」という人に真っ二つの評価が出る。
描かれるのは人間と野良猫たちとの視点の違いなのだ。 人間側からは社会のため、または猫のためと思っている行動が、猫から見たらどう映るか。
もちろんそれも想像であり本当のところは分からないのだけれど、このストーリーにはそこを納得させるだけの細やかさがあるのだ。
ペットのことを可愛い可愛いと表現するマンガが世の中に溢れている中で、こんな読み終わった後夢に出てくるのではないかと思えるほど考えさせるマンガもあってもいい。いや一つくらいはあるべきだ、と思う。
本当の猫好きにこそ読んでほしい、そう思える漫画。気軽に読むにはちょっと重い話だけれど、それが本当に良いところだと思う。
猫好きならずともお薦めしたい一作
猫社会にだってルールがある。プライドがある。縄張りを巡るドラマがあり、命懸けの闘いがある。 ほんの数年生きて死んでいく野良猫たちの太く短くシビアな生きざまを描いた下町野良猫物語。 舞台は昭和ノスタルジ…
コメントを投稿する
コメントを投稿する
小学館
2017/09/08 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
人なの?猫なの?体型は完全に人間で、人の言葉をしゃべるのに、その姿は明らかに猫。そんな不思議な存在の「猫山さん」は頭部だけが完璧な猫という不思議なキャラ。
しかもこの猫山さん。ある時は教師、またある時はアイドル、そして時には魔法少女にも……。と、お話ごとに別の設定なのだ。
気づいた時にはそこにいる、ふしぎなイキモノ・猫山さんのシュールキャットギャグ!漫画。 まあ出落ちってやつですね(断言)
作者さんサイドもそれを理解しており、3話完結の予定で始まったのだけど、これが意外と人気が出て続いちゃった。 なんと単行本が出ただけでなく、巻数まで付いてる。 1冊出てもまだまだ続くっていう。そんな不思議な魅力で読者を惹きこむ「猫山さん」は、実は物語の中でも常に人気者。
お話は1話完結型で、その話ごとに猫山さんが色々な職業に就いているというもの。 冒頭にあるように、アイドルだったり教師だったり女子高生だったりと、年齢も性別も自由自在。 どうやら「猫山さん」という特定の1人(匹?)がいるのではなく、種族の括りのようなものみたい。
そのルックスから存在感を放ちまくっている猫山さんでだけど周囲の人間の大半は"猫派"として、全くそこに引っかかりを覚えることがない。
そんな中、猫派でない少数が「え、何この生き物は一体…?」と疑問を感じ、うろたえまくるというのがお決まりパターン。
そこにその職業設定ならではのネタをぶっこんでくるのですが「猫あるある」という制約があるため意外と引き出しは少なく、ネタはシュールながらもパワープレイに寄った印象を受けるという仕様。
にゃんとも異質な雰囲気放つシュールな一作ですが、このシュールさやシニカルさが作者・新井理恵の持ち味でもあるのです。
新井理恵ふぁんもそうじゃない人も、ここはひとまず読んでみてあまりに異質な「猫山さん」の奥深さを味わってみてください。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
祥伝社
2016/07/08 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
「清く正しく美しく」がモットーのアノ歌劇団のねこジェンヌ達(猫)が大好きな女達(こちらも猫)の、清く正しく美しいファン行動に悶える日常を描いた1ページ連作漫画。
猫漫画としては異色だけれど猫である必要性は解るのだ。猫好きとヅカファンの両方に嬉しい漫画なのです。
清く正しいヅカファンのあり方と日常を、猫に置き換えて描写してくれます。 なのでちょっとファンタジーっぽく見せながら冒頭からリアルにアノ地域の説明がされるのはファンは笑えるし、そうじゃ無い人は参考になる感じ♪
しかも鉛筆画なのに画面がこれだけ美しいのは題材が題材だからに違いない。 途中ねこジェンヌたちがちゃんとキャラとして登場してくるとファンは悶えるしかない。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
秋水社ORIGINAL
2019/02/25 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
新・私の部屋の猫放題は、1983年のデビュー以来、多数の作品を発表している猫作家TONOによる、猫に関してのゆるくてのんびりとした味わい深い、多頭飼い作者の自伝的漫画。
登場してくる猫たちは非常に可愛らしくデザインチックな絵柄で描かれている上に、猫たちの個性がそれぞれかなり明確なので、著者も読者も時に彼らに振り回されながらも全て許せてしまう猫愛に満ちている。
題名が示している様に前作からの続きの作品で、多くの人の希望にこたえる形で発表された。 このために前作やそれ以前の作品で登場していた猫たちについても触れられており、TONOのファンの人にとってはたまらない!
この漫画単体でも読めるが、恐らく前作『私の部屋の猫放題』と同時に読んだ方が猫馬鹿っぷりにキュンキュンしやすい。
100ページに満たないのでボリュームは十分とは言えないが、絵が美しいので何度も読み返すことができ、またそれで楽しみが増幅されていくようなタイプの作品。
なお、かつて作者が発表してきた作品の中には毒を持つものもあるが、この『新・私の部屋の猫放題』にはそういった要素は含まれておらず、誰でも安心して楽しめる内容となっている。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
竹書房
2007/07/30 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫と一緒に田舎暮らし。という最強の癒やし漫画がこちら。 むしろ『カボチャの冒険』ってタイトルだけでどんな内容か気になっちゃう仕様。 いきなり野菜が冒険する物語なわけではないし、猫が飛びかかってくる絵が楽しそうなのと素朴な絵柄に惹かれる猫好きは多い。
表紙に躍動感溢れる描写で大きく描いてある、このねこの名前がカボチャである。 その背景の田舎特有の風景がより一層強く印象的。 東北の農村の何気ない日常生活での何気ない会話でも、カボチャを通じてその日常を体験すると刺激的なドラマへと変化していくところがとってもいい。
子猫のカボチャが身の回りにあることに何でも興味を示し、全力でぶつかっていく姿がとっても可愛く、年を重ねるごとに失っていく好奇心を蘇らせてくれるのがうれしい感じ。
猫を飼った事がない人でもこの漫画を読めばきっと猫とふれあってみたいなと思えるようになるだろう。
室内で暮らしていたカボチャが、自然を感じながら走るところなんかスゴく感動するシーン。 山や虫がいる田舎だと猫も過ごしやすいだろうし、楽しそう。
いっぱい走って、寝たいときに寝る猫のマイペースなところは見習いたい。 ストレス社会といわれている現代社会も、こんな感じでのんびりとしていたらいいのにな。読めば元気になる猫漫画。 しかもラストは泣けます。
いつも元気で楽しいカボチャにはいつも間にか励まされているあなたがいるはずです!おすすめ!
コメントを投稿する
コメントを投稿する
少年画報社
2014/10/30 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫と和菓子を扱ったスイーツがテーマのストーリー・・・ではありません。 時に厳しく、時に甘く飼い主を楽しませてくれる二匹の猫ブーとピコとの熱い毎日を丁寧(?)に描いた漫画です。
タイトルからは猫特有のんびりしたほのぼの系かと思いきや、のっけから主人公と飼い猫との熱いバトルシーンで爆笑させてくれる。
その猫もかわいい感じじゃなくて貫禄のある顔と体つきの大福のようなボディがどっしりと座ってる!!!
どうなってしまうんだこの漫画・・・と不安になりながら読み進むと定期的にギャグシーンが。 てかこの2匹フリーダムすぎる!
とは言え動物を飼うってこういうことだよね? という部分をふんだんに盛り込みながら、それを笑いながら納得してしまうというスタイルが上手い。
気がつくと何だかんだとそれぞれ個性的な性格の二匹の猫がやり取りしてるところがリアルにかわいくなってきます。
実際に猫と暮らすってことは可愛いだけじゃない部分が色々とあるわけで。
猫から見てもニンゲンと暮らすのは結構大変なんだなぁ・・・ということがよくわかってくる漫画です。 なので猫の飼い方漫画としてもかなり秀逸と言えるでしょう。 (ちなみに主人公の家はペット禁止物件です)
2巻も出ています。 そちらはギャグシーンに紛れて猫の老後についても描かれており、これがかなりホロリとさせられます。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
ぶんか社
2018/02/14 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫10匹多頭飼い!
個性あふれる猫たちに囲まれて、のんびり幸せ生活…。
…と、うまくはいかないのが現実です。
飼う数が増えればそのぶん怪我や病気になる子も増える。
下痢、耳血腫、じん帯断裂…あっちが治ればこんどはこっち、上へ下へのご奉仕三昧!
世話が焼けるし手間もかかる、しかしそれを差し引いてもかわいくなってしまうのが猫という生き物。
良くも悪くもマイペース全開のにゃんこたちに振り回されて癒やされる、猫好きの猫好きのための猫好きエッセイ!
大人気『ねこ道楽』シリーズ7冊目!
どこから読んでも楽しめる、猫愛がグッとつまった一冊です!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)
コメントを投稿する
コメントを投稿する
マッグガーデン
2018/11/05 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『猫ピッチャー』や『ねこねこ日本史』など、猫漫画やギャグ漫画で有名な『そにしけんじ』が2007年から2012年にかけてコミックブレイドで連載していた漫画がこの『猫ラーメン』である。
なんといっても「猫がラーメン作ってるのがそんなにめずらしいか!」と怒る猫(アメリカンショートヘアー)が店主をしているラーメン屋というシュールな設定がいい。
グルメ漫画でもペット漫画でもなく、ひたすらおバカな日常が繰り広げられていて、同時に猫の大将が男らしくてバカかわいい。そんな癒し系ギャグ漫画である。
とにかくゆるキャラやシュールな漫画が好きとか、何も考えず笑いたい人におすすめ。
常連のサラリーマンや、猫の大将がたまに雇うぜんぜん働かないアルバイト、大将のモデルをやっているかわいいお父さんなど、キャラクターも個性が強く魅力的で、なんとなく読者も常連になった気分に浸れる。
猫の大将はただラーメンを作っているだけではなく、ラーメン屋の店長らしく新製品の開発やラーメン店のアピール方法を工夫するが、どれもどこか的外れ。
常連客になったつもりでついつい大将に心で突っ込みを入れてしまうのだ。
テレビアニメ化もされ、実写映画化(CGじゃなくてぬいぐるみの大将がいい味出してる!)もされているが、ゆるギャグを堪能するならコミック版が一番笑える。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
ぶんか社
2010/04/14 新巻発売
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
お目々クルクル系のデフォルメ猫が可愛い、猫大好きすぎる元祖猫好き著者が猫愛を爆発させた本作『猫の詰め合わせ』 猫に対する愛情にあふれた綺麗でかわいい猫漫画である。
表紙から上手い! タイトル通りでとってもかわいい。 現実にこんな感じの詰め合わせがあったら絶対買っちゃう自信がある。 猫好きにはたまらない。
いろいろな性格や見た目のキャラがいて最後まで一気に読んでしまう。 作者は自称「猫マニア」という通り、ねこのことを本当に分かっている。 仕草や表情なんか本物そっくりで同じ猫マニアにはもう「そうそう」「それそれ」「あるよねぇそれ」とうなずいてばかりで笑えてしまう。
ほのぼのしていて、時には笑いあり涙ありの感動ストーリーだから子供でも楽しく読めるタイプ。 仕事や勉強で疲れている人は、短時間で頭の切り替えができてリラックスできるからおすすめ。
なお、猫に癒やされ猫を愛した著者野中のばらさんは本作発表の2年後に病死されているのを最近知った。
『ネコがスキ』『ネコ様の言うなり』など、可愛い猫作品をたくさん読ませて頂きました。 本当にありがとうございます。ご冥福をお祈りいたします。
コメントを投稿する
コメントを投稿する
new
new
new
『「あの商店街の、本屋の、小さな…』等47作
『小さなお茶会 完全版』等12作
『たわら猫とまちがい人生』等2作
『女の園の星』等35作
『泣き虫弱虫諸葛孔明』等1554作
『やぶとはなもも』等16作
『それでも愛を誓いますか?』等104作
『BASTARD!! 暗黒の破壊神』等117作
『悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛さ…』等77作
『小さなお茶会 完全版』等30作
マンガナビのメニューをフルに利用するためのログイン登録こちらから
コメントを投稿する
コメントを投稿する