『ワイルド7 1970-71 コンクリート・ゲリラ [生原稿ver.]』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

≪望月三起也先生 一周忌≫追悼出版、緊急続刊!!

特報! 「野性の7人」の大好評に応えておくる[生原稿ver.]シリーズ・第2弾は、
「ワイルド7」初期の傑作エピソード=「コンクリート・ゲリラ」(1970~71年)。
女ワイルド・ユキが初登場、横浜ベイエリアを舞台に展開する壮絶アクション巨編を、
雑誌連載以来初のB5大型判&生原稿バージョンで堪能せよ!!

◆アクション漫画界の巨匠・望月三起也先生の一周忌を追悼して、復刊ドットコムより刊行された『ワイルド7 イラストレーションズ』『ワイルド7 1969 野性の7人 [生原稿ver.]』は、おかげさまで、ファンの皆様から大好評をいただきました。特に後者は、「ぜひ続巻を! 」「雑誌と同じB5判で読むと、まったく違うインパクトが」「生原稿に触れるような興奮」…と大きな反響があり、シリーズ化を望む熱い声が続々と寄せられています。
それにお応えすべく、初期の傑作として名高い「コンクリート・ゲリラ」編(1970~71年「週刊少年キング」連載)の7月緊急刊行が決定!

◆法で裁けない悪を裁く、7人のアウトロー集団=ワイルド7。リーダー・飛葉のかっこよさと人間的魅力はもちろん、各メンバーの強烈な個性、銃器やバイクの「これでもか! 」というほどリアルな細密描写、アクション映画超大作に一歩もひけをとらない、スケールの大きなドラマと、迫力満点のアクション、凄絶なバイオレンスをふるう敵と、それを打ち破る熱い友情…。
それまでの日本漫画にない斬新さは、47年たった今でも、他の追随を許さず光り輝いています。

◆第1話「野性の7人」の後、「バイク騎士(ナイト)事件」「誘拐の掟」の2編を経て描かれた第4話が、本作「コンクリート・ゲリラ」です。その連載第1回目は、巻頭カラー16Pを含む入魂の一挙40P。日本の内乱を目論む強力なゲリラ組織、それを狩るゲリラハンターの美女・ユキ、そして我らがワイルド7の三つ巴の激戦が展開。ゲリラによる米海軍ミサイル強奪を阻止しようとする草波隊長と飛葉率いるワイルド7たちを待ち受ける、想像を絶する試練。望月先生の出身地・横浜を主戦場に、横浜港、本牧、氷川丸、山下公園など、ベイエリアならではの風景と地形をフル活用したリアルな描写に、大興奮必至!

◆当巻の魅力の一つは、セクシーなボディを黒いタイトなライダースーツに包み、大型バイクや銃器を操る本間ユキの初登場。ゲリラの暴挙のために家族全員を失い、復讐に燃える“ゲリラ・ハンター"の彼女は、やがて「ワイルド7」の紅一点として絶大な人気を誇る、強くてキュートな女性キャラクター。以降、数々の漫画・劇画に登場するハードアクション・ヒロインの元祖とも言える彼女の魅力と活躍をご堪能ください。
また、当エピソードでは、ワイルド7のメンバー2名(世界、チャーシュー)が早くも殉死! あまりにも苛烈な死にざまに、飛葉は巨敵コンクリート・ゲリラの壊滅を誓う。2人の死を悲しむオヤブンに八百がかける「男なら勝負が終わってから泣け!!」の熱いセリフが、読者の胸に迫ります。
もちろん、バイク&ガン・アクションも迫力満点。一撃で強化装甲車を破壊する対戦車ライフルや、ペッパーボックスガン風の改造銃、ベルグマン短銃、AR砲、ワルサー、モーゼルのほか、おなじみショートバレルのコルト・ウッズマン。また、冒頭のモーターショーの場面で、コンパニオンに扮したユキが紹介するダックスホンダ(1969年新発売)の時代感や、飛葉のベルト飾りに仕込んだ通信機や音声レコーダーなど、望月マンガならではのフェチでマニアックなメカ描写の数々が、大型誌面を席巻。この比類なき傑作を、同作単行本史上初の雑誌サイズで、ぜひ、あなたの眼に焼き付けて下さい!

◆貴重なオリジナル生原稿を新たにダイレクトスキャンし、生原稿状態で、初のB5判フルサイズに印刷した究極仕様! スミベタの濃淡、望月先生本人による鉛筆の描き込みやページノンブル、コマ枠指定のピンホール跡、ホワイト修正跡、写植文字の貼り跡に至るまでを徹底再現。
もちろん、連載時のカラーページ(*)も全再現。連載時の扉絵ギャラリーや詳細な図説も収録し、ワイルドファンの期待に応えます。しかも今回は、一挙特厚・512Pという超ボリューム!
MISSION=「この、二度と実現不可能な逸品を、決して見逃すな!!」

(*)…当巻冒頭(第1回)のカラーページにつきましては、現在、原稿が所在不明です。そのため、良好な状態の印刷物をベースに、丁寧にレストア復刻いたします。あらかじめご了承下さい。

▼商品仕様
初のB5判/初の生原稿バージョン/512P/カラーページ全再現/扉絵ギャラリー・詳細な図説も収録