『宇宙生物学者プラテス』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

タイトルに「宇宙生物学者」と入っていますが、相手は「僕は君自身だよ」と語ってくるタイプ。不思議感覚がメッチャ高い漫画です。

「君が人間として生活せている世界では、まだ多くの人が自分を守ろうと必死だ。
　宇宙ってホントは全部　安心な場所なんだよ」
とか

「地球は無限に存在している　地球は１つしかない　どちらも真実である」
とか。

めちゃめちゃスピリチュアルな内容が展開されるのです。

「世界はその人の思った通りの姿をしている」みたいな話はよく聞くし、個人的には「その通りな側面はあるかも」と思っていた時期もありました。

ですが私自身は3:11 の東日本大震災の時に「内面が優しければ外側も優しい」は、通用しない局面が確かにある。
と思い知り、考えが変わりました。

ウクライナで起きていることもそちらの認識を補強しています。
当然と言えば当然ですし「そもそもお前なに甘い考えでいたわけ？」と感じる人もいるでしょう。

それでも、この「宇宙生物学者プラテス」を読むと、もう一度、世界ってそれだけじゃないかも？

宇宙とか、存在とかって見えているモノだけじゃ無くて、私たちは全ての存在と無意識の領域で繋がっていて、強く願う事は確かに何かを引き寄せるのかも？
と思わせてくれます。

硬めの感想となりましたが、絵柄は鉛筆タッチで優しい感じ。
登場するキャラは高校最後の夏休み前の男女(?)3人組。

3人とも親や先生なんかの周囲の大人とうまく行かない。
または「うまく行かない気分に振り回されている」状況。

夢の中のようにスピリチュアルな話をして来る存在は自分自身だと言われて、そんな自分自身の言葉をにわかには信じられなくても、少しずつ自分の願いや可能性を感じるようになって行く。

やがて3人に訪れる次のステップと決断と、プラテスが見せてくる世界がどう連動するのか？

最後まで読んで欲しい。