こどものおもちゃは面白い?評価点数・レビュー・無料の有無をチェック
『こどものおもちゃ』をおすすめ! こどものおもちゃの面白さを感想レビュー、みんなの評価点数と口コミ関連情報で紹介。 こどものおもちゃは「少女漫画ヒロイン」と「90年代ラブコメ少女漫画」と「」と「少女漫画名作」と「小花美穂」と「」と「小学生漫画」と「集英社文庫 コミック版」と「りぼん」と「90年代ベスト少女漫画ランキング」と「アイドル少女漫画」とにランクインしています。 このページではこどものおもちゃの作者・小花美穂先生の他の漫画やこどものおもちゃが好きな人のためにテーマ・ジャンルでの類似漫画、お気に入りの漫画家の他の作品(過去作)、同じ掲載誌などからの面白い漫画も探せます。さらに各社の無料試し読みサービス比較表付き。 そしてあなたの評価を30秒で簡単にSNSシェアできる!【スタンプ点数評価】付き。 この作品を面白いと思う人のために最新刊~完結情報までしっかり紹介♪ こどものおもちゃの最新刊は『こどものおもちゃ 7 (集英社文庫―コミック版) 』 動画配信(動画配信各社の比較付き)・予告動画・声優・出演者・監督の関連情報も随時紹介!

公開日:1995年04月14日
集英社
1995/04/14 発売
作品紹介
倉田紗南は人気TV番組に出演中の元気な小6の女の子。母・実紗子やマネージャー・玲くんに囲まれて、幸せいっぱい。そんな紗南の通うクラスは羽山秋人の仕切りでメチャクチャに荒れてて…。紗南はついに!?
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一花・二乃・三玖・四葉・五月の五つ子達が
ゲームに登場!
「五つ子ちゃんはパズルを五頭分できない」
4.6
[ストーリー性 4.5 | キャラクター性 5 | 画力 4 | 読後感 5]
こどものおもちゃのオススメ感想レビュー
スゴイ!完結した今こそ再度読み返すに値する作品
こどものおもちゃ 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
主人公の紗南ちゃんにとっても憧れてしまった人は多いはず。
捨て子であるという自分でも覚えていない過去があるにも関わらず、明るく、ユーモアがあり、気が利きすぎてお節介が玉にキズ、でも周囲の人に対する気づかいは人一倍・・・といったとっても愛すべき女の子。
そんな紗南が巻き込まれる形で学級崩壊、いじめ、家庭のトラブル等に対して立ち上がる。
もう、絵がかわいいから読めちゃいますが、ストーリーには考えさせられっぱなしです。
<紗南ちゃん自身の言葉>
「大人が勝手に作った社会でね、私たちは子供なりに必死に生きているの・・・だからしっかりしてよね、大人!」
<友達の言葉>
「オレは自殺は死んでもしない。絶対しない なぜならば!! 母親がオレを…命がけで生んだからだ」(自分の誕生日=母親の命日)
<恋愛シーンでは>
「お前と…離れたら ダメんなるのはオレの方だ!」
その台詞一つ一つが大人になった自分に改めて突き刺さってくる。
今だからわかる!すごいマンガだったことが。
そんなハードな学校生活を送っている彼女が心安まる場所は・・・お母さん。実の親ではないが彼女を温かく、温かく見守るちょっと変わった作家のお母さん。元気な紗南ちゃんが頑張ったり、しょぼくれたり、恋をしたり、悩んだり何だか一生懸命な姿をいつも支えているお母さんと紗南ちゃんの心のつながりを描いたシーンはもう涙、涙です。
山あり、谷あり、ジェットコースターのような怒濤の展開に素敵なストーリーと涙。
完結した今こそ再度読み返すに値する作品です。
笑い、勇気、感動そして一生懸命に生きることを教えてくれる名作!
こどものおもちゃ 1 (集英社文庫―コミック版)
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
アニメ化にもなり、当時賛否両論あり、いろいろ話題にもなった作品です。
「りぼん」掲載の中でも低年齢向けで、主人公や周りの友だちなども基本的に小学生が多いお話ですが、学校でのいじめに絡む問題、親の離婚、親子関係の距離感に悩む子供など、子供視点で展開されるリアル感ストーリーに読んでいてドキドキします。
ストーリー展開が上手く、登場人物たちがそれぞれ丁寧に描かれており、時にけっこうヘビーな内容もあったりしますが、アイドルとして芸能界で活躍する主人公・紗南が上手く対処することでいい感じで話は転がっていきます。
主人公・紗南の相手役・羽山(クラスのボス)が最初はかなり悪く、いじめもひどかったりしますが、紗南と関わったことで変わっていきます。
さらに紗南が羽山の家族に正しいことを、面とむかって言ってくれたおかげで羽山の家族仲が少しずつ良くなっていき、羽山が素直になっていく様子はほっこりします。ボスキャラだった羽山がたまに発する本音はとてもカワイイのです。
鈍感な紗南と羽山、途中ライバルも出てきて、良い感じにくっついたり離れたりして二人の関係も気になるところ。
羽山の家庭の問題や、紗南の母親の問題、途中から全く笑えなくなった紗南など、重たいお話しもたくさん出てきます。
でもその先にある未来へ手を伸ばし続ける紗南達がとっても素敵なのです。
子供ながらに人生に翻弄され、もがきそして立ち上がる姿にとても共感できてしまうから不思議です。
読んでいて表面だけの面白さや感動だけではなく、紗南他子供たちの複雑な思いがじっくりえがかれている分、心にしっかり刺さる作品です。
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