『執事たちの沈黙』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

●箱入りお嬢様の恋。それは美しいストーリーのハズ・・・。
でも相手は女遊びとパチンコをこよなく愛する、クズ。そのクズの正体は、何を隠そう彼女の執事・和巳だった。

●いい感じキス以上を感じさせるムフフな描写はが綺麗で上手いです。それでもって胸キュン度合いが巻を追うごとに増していくのが最高です！

●ウブなお嬢様を騙し、騙しなんとかばれるのを回避してきた和巳。一方そんなこんなのトラブル続きの連続で2人の関係は深まるばかり。そしてとうとう、和巳の雇用主“娘の彼氏”の存在がバレて・・・。

“お嬢様、お気をつけて…この男、人間のクズにつき。
箱入りお嬢様の椿に仕える、品行方正な執事・和巳。しかし、それはあくまでも彼の“表”の顔でしかない。
和巳の素顔は女遊びとパチンコをこよなく愛するクズだった。クズでしかなかった。そんな折、数奇な偶然から和巳は椿に“裏”の顔を見初められてしまう。
恋に盲目となったお嬢様から繰り出される、執拗なまでのラブアタック。自己保身のため和巳は椿を拒絶しようとするが、なぜかうっかり椿にキスをしてしまって…？奇才・桜田雛が描く、美しくも可笑しすぎる新境地。
偏愛系年の差ラブストーリー！！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

続巻が出るたびに実は頭が切れる、実はチョイ悪色男で心配性の執事がJKお嬢様の想定外の真っ直ぐ過ぎる本気に徐々に落されている行く感じがいい。

主人公の和己は優柔な執事とクズ男の２面性大人男子。
執事としては大変優秀。　やらせれば何でも手早くカンペキにこなし、お嬢さまへのフォローからお小言まで万全である。

ただしギャンブル癖があって女癖も悪い。（女をひっかける手際が良すぎるという見方もできそう。）

訳あってお屋敷に執事として勤めているが、館の主人は彼の本性をしっているようだし、お嬢さまはハッキリ言って勉強しない＋手に負えない暴走女子校生である。

ト・コ・ロ・が。　この作品が凄いのは、そんなクズ男とカンペキ執事の２面性のある和己が、高慢ちきＪＫお嬢様の椿様にクズ状態を見られ、バレなかったけど惚れられ、状況改善しようとすればするほどどんどん惚れられ、墓穴を掘り？、フォローしようとしてさらに墓穴を掘っていく？という怒濤の展開。

グイグイと迫っていくのが女子校生なのがギャグの元なのだが、このお嬢さま、ワガママだけど箱入り育ちなので恋愛に関して超弩級ピュアなのが手に負えないのだ。

桜田先生の絵がとっても上手いので、ラブなシーンもキュンとくる。
笑えるわエロいわで、もう本当に最近の恋愛漫画って凄い。
違うか。　著者の桜田雛さんが凄いのか。
ぜひ！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

執事でイメージするのは、本当のところは知らないが、少なくてもコミックの世界における執事に必要な条件とは、見栄え良し、忍耐力あり、ご主人を守る気概あり、頭の回転が早い、洞察力あり、行動力あり、判断力あり、危機回避能力あり、料理も出来て、坊っちゃん、お嬢様の教育もし、社交のお手伝いもし・・・等々、別に執事ランクがなくても悪魔でなくても構わないが、かなり多岐にわたると思われる。

この「執事たちの沈黙」の執事・和巳は上記条件をオールクリアしている上に、登場シーンでは彼は背中に花まで背負っているのだ。　凄い。

だがこの執事、お屋敷から一歩出れば女遊びとパチンコが趣味というクズ男である。
ここからがクズ？　どこがクズ？　パチンコ好き、女好き？　でもねぇ？そんな人たくさんいるし、執事だって人間。　仕事の顔とプライベートな顔があっても不思議ではないはず...

でも昼から勤務時間中にパチンコに行ってしまうギャンブル習慣があり、飲んだ挙句に手当たり次第に女を口説き落とす手練手管を持っている。

それってつくづく執事の能力の一部を使えば簡単に応用が利きそう。　某執事漫画を見ても有能な執事の能力って悪用できるよな～って･･･　
これは人によってはクズ扱いするところでもあり、魅力的なところでもあるかも。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

まずキャッチコピーから笑わせてもらいました。“素顔は女遊びとパチンコをこよなく愛するクズだった。クズでしかなかった。”って、アピールしすぎで。どんだけクズなんだっていうの！（笑）。

執事には実は裏の顔が…の設定はよくあるパターンですが、このマンガの執事でもある和己は予想をはるかに上回るゲスさが面白いです。さらにお嬢様の椿も負けず劣らずのキャラの濃さで、どこか憎めないアホな2人のドタバタ感が笑えます。

普段の椿はワガママ満載で和己に暴言ばっかりなのに、変装した和己に対しては一途で純粋な女の子になる落差（ギャップ）が面白いし、まったく気付かないで恋に落ちるってどうよ？みたいな。

でも乙女の純情がすごく良く表現されていて、キュンとする多々シーンあるので、どんどん続きが楽しみに！どんなに酷いことをしても、ボロ屋敷に住んでいるように見せかけても、変装した和己に恋している椿には乗り越えまくってきて、まさに恋は盲目。

そんな恋しているおバカな椿をどんどん応援してしまいたくなるほどキュート。

彼の正体が実はいつもキツく当たっている執事だと知ったら、椿はどういう反応になるのか？とか考えながらニヤニヤしつつ、ハラハラしつつ読んでしまいます。
とことんキュンキュンしながら楽しめる作品です！

後半の展開も和己が登場、そして諸々クセのある身内がドンドン絡んできて目が離せない！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

表紙から麗しいお嬢様と執事が思わせぶり風ですが、ページをめくると超タカビーでワガママなお嬢様・椿と品行方正な執事の日常的な素敵な会話シーンから始まります。　会話のネタは「何よコレ！人参は大嫌いって言ってるじゃ無い！どういうツモリ！？」　ああ大変そう・・・

高ビーな上にあまりオツムも良くない『椿』お嬢様に仕える辛抱強いカンペキ執事の『和己』は、高給をネタに屋敷に雇われています。　
クビにされないために精一杯ガマンして仕事している和己ですが、彼は一歩屋敷を出れば女遊びとパチンコが趣味というクズ男。

この執事が本当はクズでヤバイという事はお屋敷には知られてはならない裏の本当の自分の姿。　だけどクズ姿でいる時に、お嬢様をとある事件で助けてしまった上、その時取った行動が元で一目惚れされてしまって･･･。

さてこの高ビーお嬢様。バカだと思っていたが予想以上に世間知らずな上に行動力がある。　そしてとっても一途なのです。　和己がどんなに牽制してもワルい姿を見せても、本当にビクともしない。

諦めさせようと和己が動けば動くほど、椿お嬢様の裏・和巳への愛情は一方的につのりラブアッタクは激しくなるばかり。

次々打つ回避能力が今回ばかりは通用せず？　あくまで執事としてお嬢様を心配している部分と、お嬢様のまっすぐなラブアタックにエロくペースを乱されていく姿がいい感じに描かれています。

無防備な椿に対して和己が本当に悪いことができないのは、立場だけの問題じゃ無くて、どうやら椿お嬢様のラブ攻勢に負けちゃうから？　優秀なハズの２面男＝和己が微妙に負け続ける感じが、このお話のキモなのです。

素敵な絵柄とラブコメっぽさ。
男は程よくワルいんだけど、グイグイ行くのはお嬢様の方って所が、読んでいて大変心地いい。

いい感じのエロキュンがおすすめな漫画なのです。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

お嬢様の前では品行方正な完璧執事。
でもお屋敷を一歩出ると「趣味は女遊びとパチンコ」というクズ男和己の、巻き込まれドタバタ笑えるエロラブ少女漫画。
というかウブで奥手なのに行動力と一途さが桁外れなお嬢様によるエロキュンストーリーとも言えるかと。

表紙から意味あり気で綺麗な絵柄に、さらに意味あり気なタイトルキャッチは「クズすぎる執事と箱入りお嬢様」
主人公の和己は第１巻の７ページ目であっさりクズっぷり２面性を披露してくれるのが、そこでお嬢様が巻き込まれ状態で登場。
クズ状態の和己と出会い、ラッキースケベなアレを経て、お嬢様は文字通り恋に落ちる。クズな方の和己に。

そこから世間知らずお嬢様による怒濤の攻勢と、防戦しながらも立場上放っておけないクズ男兼執事の、斜め上な攻防戦が始まるのだが・・・

ページをめくるたびに真実を知らない箱入りお嬢さんとクズ執事・和巳が意に反してどんどんエロくなっていく感じはさすが桜田さんと思わせてくれます。
勢いがある上にギャグシーンにも説得力もある。

ラッキースケベ的な展開でエロく乱されるのはお嬢様の方なんだけど、本当にグラついちゃうのはクズ男の方、という展開がいい。　
もう桜田先生！絵が上手すぎです！
新しい執事系恋愛漫画の幕開け！？