名作恋愛漫画で甘ラブ成分補給100％保証の55点

作品紹介

恋に恋する乙女の恋が成就するまでの物語かなと思わせておいて、1巻のはじめからものすごいイイテンポで少女漫画の王道の恋路線まっしぐらかな？
と更に思わせておいて、いえいえ、そんな上手い話はありません！

第1巻からキスシーンが来ちゃう恋愛漫画は時々ありますが、本作の彼氏は流れるようにキスしてくる恋愛上級者！？

一見オクテ系女子の羨望を集めそうな彼氏ですが、問題はこの彼氏、自他共に認める「重い」男だったのです。

とは言え、自覚があるのだから、それほどダークな展開にはならず。

人は複雑なのですね。となってところからさらに急展開でパワーアップした恋愛胸キュン展開に加速！

基本がピュアキュンなのでキスしまくり！というワケではありませんが、狙ってくる彼氏を制御しつつ、ヒロインの方も･･･と言う展開に読む方はノックアウト。
人気ヒートアップなのはわかります。

オクテ女子が恋愛上級者男子を相手に、真っ直ぐに精一杯向かっていく姿がイイです。

作品紹介

この作品のタイトルは何を意味するのだろう？
オペラとは仕事、作品の意であり、青楼とは男衆が粋に遊ぶ場所である吉原を指す。

吉原を舞台にした漫画はいくつもあれど、この「青楼オペラ」は設定が細かく、格付けや吉原の専門用語なども詳しくて勉強になる。
吉原では入るときに15歳を超えているとすでに年がいってると言われてしまうとかも驚きです。

両親が殺害され、家がなくなってしまった主人公の朱音は何かを胸に秘めて吉原にやって来たという感じで、ストーリーの入り方に謎があって初っぱなから引き込まれます。

武家のお姫様だった朱音なので、とても芯が強く、かっこいいヒロイン。
元使用人の利一や、高利貸しの若旦那・惣右助など、カッコいいメンズとキュンキュンしたやりとりも多いけれど、朱音の事情もあって、お互いに気があってもくっつくことも突き放すこともできないという微妙な恋愛関係もギリギリで良い感じ。

綺麗な絵柄と巧みな演出とストーリー展開にドキドキ感じさせてくれどんとん物語の中へ引きこまれます。

朱音の両親は誰に殺されたのか、仇討ちはできるのかなど、恋愛以外の伏線も絡んできて最後の最後まで目が離せない展開が続きます。

何回も読み返して楽しめ、一気読み推奨のオススメ名作。

作品紹介

●ふんだんにギャグを散りばめ、しょーもないレベルで笑わせながら、徐々にダーク＆シビアな状況に落とし込まれていくハラハラ展開がこの作家『最富 キョウスケ』の得意技。

●今回のヒロインは当初身寄りが無く玉の輿を夢見る強気な転校生がイケメンだがコミュ障のプロの掃除屋一族のボンに拾われて･･･という『QQスイーパー』が前提です。

●『クイーンズ・クオリティ』は『QQスイーパー』全３巻の後、途中でタイトルが変わった感じで続いているので、QQスイーパーを読まないとよくわからない作りになっています。
ただしこれは絶対に読むべき。

“人の心の中にある穢（けが）れを払う“ココロの掃除屋”を家業としている堀北（ほりきた）家。
その能力を見込まれ、堀北家に住み込みで家業のお手伝いをすることになった文（ふみ）だけど、人々に絶大な力を及ぼす『女王（クイーン）』の力が覚醒し始めていることが発覚して…！？

一方、コミュ力底辺ながらも“掃除屋”の腕はある玖太郎（きゅうたろう）。
文の力を止められるかもしれない特別な存在の彼に、「絶対に離れない」と宣言されて不覚にもトキメいてしまった文だけど！？(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”

作品紹介

恋愛経験ゼロでやらかし体質のオクテな主人公・百々子と、ひと周り年上のアラフォー長谷との恋愛ストーリー。真夜中の展望台で…という出会い方からして素敵だけど、その後の再会から付き合い始め、そして同棲…と展開がとっても早くてテンポよく進んでいくので、どんどん読み進む手が止まりません。

ピュアな百々子が長谷によってどんどん女性らしくなっていくところが見どころ。長谷が百々子をとっても愛しているのが伝わって、甘い雰囲気でのラブシーン、キスシーンがたっぷり。さらに実は、百々子が肉食系だったというところも面白いです。もう、ときめきまくり。

人物だけでなく背景までも丁寧でキレイに描かれているので、なおさら世界観がよく伝わってきます。同じ職場で秘密にしている方が燃えるという理由で周りには内緒にしている二人ですが、それもさらにドキドキを増長してくれるところがあってかなりハマる作品。

百々子の一途な可愛さも、長谷の大人なカッコ良さも全部がとても良く描かれているので、王道いちゃラブが読みたい人には特にオススメです。

作品紹介

主人公・​七瀬が高校生の頃に出会った運命の王子様こと天堂。お医者さんだった天堂に憧れ、再び会うために頑張って看護師になり、同じ病院で働くことに！

夢が叶ってラブな展開か！とはならず天堂は自分のことを覚えていないし、しかも告白して断られたのをみんなに知られ、さらに天道はまったく王子様ではなくて悪魔みたいなキツイ人だったのです。
それも超俺様、いや魔王！清々しいほどの、魔王。そんなどん底の展開から始まるストーリーって・・・。

普通なら、そこまで傷ついたら心が折れて職場も辞めそうなものですが、めげずに看護師を続ける七瀬がなかなか良い感じ。

天堂が時折見せる優しさや、医師としての腕の良さを見ていると、やっぱりカッコイイのです。好きになる気持ちも分かります。だんだんと距離が近づいていく2人がどうなるのか？結構ベタな展開もありますが、ドキドキするシーンもあり、ドタバタで笑えるシーンもあり、楽しく読める作品です。

佐藤健さんでドラマ化。まずはコミックを読んでからがおすすめです。

作品紹介

バイクで事故った詩織は目覚めると記憶を失っていた。家に戻り兄・妹と暮らし始めるが関係はぎくしゃくするばかり。学校ではヒドい噂を流され孤立してしまう。過去の自分が分からず、居場所を見つけられない詩織は…!?(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

学校と塾を往復するだけの普通の高校生だった紫（ゆかり）。
そんな彼女が偶然矢澤芸術学院（通称 ヤザガク）服飾科の面々にショーモデルにスカウトされる。
彼らは自分と違って夢を持ち、その夢に向かって全力で立ち向かっている。そんな姿に疑問を持ち、同時に心が大きく動き始める。

心が動き始めた途端、彼女を取りまく世界の色が大きく変わっていく。

その4人とは小泉譲二（こいずみ じょうじ）通称「ジョージ」。櫻田実和子（さくらだ みわこ）、『ご近所物語』の主人公（実果子）の妹。
永瀬嵐（ながせ あらし）。山本大助（やまもと だいすけ）、常に女言葉で喋り、「イザベラ」と名乗って特徴的なメイクと女装が特徴。

どのキャラも一癖、二癖ある。

この作品を読んだときにこんな出会いをしたい、したとしたらどうなるのだろうと何度も思ったひとも多いだろう。

いつだって挑戦することの素晴らしさと辛さを教えてくれる永遠の名作。

「ご近所物語」あのキャラも登場！

作品紹介

これが恋。きっと恋。たぶん初恋。誰かが言ってた。恋はするもんじゃなくて、堕ちるもんだって。そんなこと、俺には一生関係ないと思っていた。……のにっ！学校イチのモテ＆チャラ男・一ノ瀬海にある日訪れた、初恋という名の天変地異！その相手とは…！？(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

主人公・さくらは夏休み直前に告白して振られます。しかも、それを男子生徒に見られていた！というところからストーリーは始まります。

両親の再婚により、父親と弟ができたさくら。年下の可愛い男の子が弟になると思っていたら、その相手は同い年で、しかも振られたところを見ていたのが弟になる楓。

急にできた当学年の弟、振られたシーンを見られた恥ずかしさなど相まっていきなり喧嘩モードに・・・そんなこんなで、さくらと楓の最初の出会いは険悪ムード。

でも、所々で見せる楓のさりげない優しさや気遣い、「俺の姉ちゃん泣かすなよ」と他の男に言ってくれる男ぽさがいい感じにキュンとさせてくれます。

楓はめちゃくちゃイケメンと言うよりは、普通の男子高校生と言う感じ。それがまた良い。

さくらもおっちょこちょいな部分も多々あるけど、楓が弟になったことによって名前を呼ぶ練習をするシーンなど、すごく可愛いところもまたいい。

「一つ屋根の下設定の王道ラブストーリー展開」、笑えるシーンあり、胸キュンなシーンもありでわかっていてもいいと感じさせるの上手さ。

とくに楓君を男と意識しないように、しないようにしようとしてしっかり意識しすぎておっちょこちょいをかますシーンがとってもいい感じで描かれてます。

二人の距離感は縮まる一方。もうどんどん男っぽくなってくる楓くん、恋に気づかいないうちにキレイになっていくさくら、の二人にキュンキュンしながら読むしかないですね。

作品紹介

数十年の歳月を経て、なおかつ読者に愛され、映画化、アニメ化舞台化されるには訳があります！

まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
女学生の花村紅緒は、祖父母の代から決められていた許婚、
伊集院忍少尉と出会う。
当初少尉に反発していた紅緒だったが、
やがて2人は許婚という関係を超え、心の底から惹かれあう。
しかし、少尉は戦地シベリアで消息不明に。

数十年の歳月を経て、なおかつ読者に愛され、映画化、アニメ化、宝塚にて舞台化されるには訳があります！
1975年に「週刊少女フレンド」で連載された大和和紀原作の少女漫画「はいからさんが通る」。

大正浪漫華やかなりし東京を舞台に、イケメンで笑い上戸な陸軍少尉・伊集院忍と、はいからさんと呼ばれるおてんばでちょと気が強い女学生・花村紅緒が繰り広げる波乱万丈の恋物語。

祖父母の代からの許嫁である二人の出会いは最悪。紅緒のおてんば、はねっかえりが陸軍少尉・伊集院忍に爆発！
普通の軍人なら無礼は女性と怒り出すところ、少尉は大笑い。そして許嫁の紅緒に一目惚れ！？

そのままハッピーエンドを思わせておいてからの展開が上手い！
紅緒が少尉との過酷な運命に翻弄されながらも一途に愛を貫く姿に泣いたり、笑ったり。
彼女を支える個性豊かな登場人物たちがとっても魅力的。最後の最後まで泣いて笑っての名作！絶対おすすめの作品です！

1987年
花村紅緒：南野陽子
伊集院忍：阿部寛

2017年
宝塚歌劇団花組

伊集院忍 ：柚香光
花村紅緒 ：華優希

2017年
劇場　アニメ化
花村紅緒（ＣＶ：早見沙織）
伊集院忍（ＣＶ：宮野真守）

作品紹介

お花屋さんに死神って…と、しょっぱなの掴みでノックアウトされました。
とっても良い性格だけれども、細目が死神のようだと怖がられている27歳の花園と、ミスコン1位の女子大生・日和の可愛いラブストーリー。

学際で出会った二人なのですが、一目ぼれしたのはまさかの日和。
ミスコンに出場したくなくて配達車の中に隠れていた日和へのアドバイスと笑顔が決め手になりました。目つきは怖いけれど、笑うととっても可愛いんですよ～、花園くんは！
性格もとっても可愛い。恋に落ちて当然なのです。周りに何と言われようと、花園くんを選んだ日和ナイス！どっちも可愛くて、読んでいて「かわいい」を連発してしまいます。

とは言え、現代版「美女と野獣」なストーリーなので、イケメンで超シスコンな日和兄からはトーカー扱いされるわ、友だちには「日和はだまされている」と言われるわ、周りから両想いと全然信じてもらえないところとか、悲しいやら可笑しいやら。
それでも、花園と日和が二人でいるときはほんわかな雰囲気で、どっちも性格が良くて可愛らしいカップルなので本当に温かい気持ちにさせてくれますよ。

こんな純なカップルの関係がどんどん深まっていく過程がなかなか予想外で胸キュン！
この漫画家の手にかかれば素敵な恋の魔法のストーリー展開。ぜひおすすめ！
全7巻、一気読みにはピッタリです。

作品紹介

「いい子」であることをずっと求められ、それに応えようとしてきた・・・。
でも。いつも一生懸命にやっているのに空回ってしまう美優子16歳。
そんな点をいつも親から責められ、自分に自信が持てずにどこかオドオド。

とある夜、友達の誘いを断りきれずに間違ってお酒を飲み、気がついたら知らない部屋で目が覚める。

助けてくれた人は彼女を心配して一晩自分の部屋で寝かせてくれた吾妻さん。
彼は美優子の優しさと彼女が背負っている悩みを感じ取り、美優子を優しく包んでくれる素敵な年上の男性だった。
そして吾妻の「いい子じゃなくてもいいから、頼ってよ」の言葉に美優子は初めて救われる。

そして、気持ちは恋愛へと傾く。でもその恋愛は同じ高校の先生と生徒。
世間でいう「いい子」のとる行動ではなく、一般常識でいうなら「正解」ではない。
二人の関係から目が離せない！

作品紹介

友達や学校になじめず、ずっと一人でいた高校生めいといつも仲間達と一緒に楽しそうに過ごしている大和の二人は全く反対の境遇。
普通なら出会うことの無い二人。
そんな二人を出会わせたのは大和の友達のいじめ的なイタズラ...。

急な出だしから予想外の急展開で二人の恋は進みます。
1巻を読み進むとその出会いには必然さえ感じさせます。

多くのひとは学校でいじめを体験していると聞きます。
そんな経験のある人ならいろいろ共感が出来るシーンがあると思います。
急に始まった二人の恋のバランスはめいにとって非常に居心地が悪そう。でも大和の心の奥を知ることで大きく変化が...。

さらに恋のシチュエーション萌えするシーンが上手に描かれていて、恋愛漫画いいのないかなと探している人はそれだけでも読む価値ありかも。
（実は男子もこの漫画を読み込むことで女子が望んでいる恋のシチュエーションを学ぶ最強のバイブルに!?）

少女漫画の良さは追体験や未体験や願望をたくさん表現してくれること。
この恋愛漫画には青春のキラキラした面、ドロドロした面の両方が描かれています。
そんな中で成長していくめいと大和がとってもうらやましく感じる漫画です。

作品紹介

中学時代の青春をすべて捧げた部活。そんな部活の後輩達からもらった大切なジューズバックを誤って線路の上に落としてしまった光。
絶望感で立ちすくんでいた時に危険も顧みず、ジューズバックを取ってきくれた一人の男の子。

いきなりイケメンが颯爽と登場しピンチを救い、泣きながら「これがすごく大事なものにみえたから・・・」・・・去り際に「不覚」と言って。

これ、もう恋に落ちるしかありません。

そんな彼（ヒーロー）を探しづづける光。
やっと見つけたと思ったらなんと彼は同じ高校で同じ学年の人・黛廉太郎、ちょっと有名人。そして女嫌いなのにモテまくる男。口癖は「俺に期待するな」。女子にはとっても冷たい男です。

そんな彼に光は線路でのお礼を言おうとしてもいつもの告白と勘違いされ相手されません。冷たいのか、優しいのか理解できない光は、嫌がられながらもそれでもお礼を真っ直ぐな気持ちで伝えると・・・。再び「不覚・・・」との言葉。

誰かの期待の応えられると思ったのに応えられなかったことをずっと後悔している光。誰かに過大に期待され続けてどこか心を傷つけてしまった廉太郎。「期待」というキーワードが二人の出会いと運命を変えていきます。

これまで女子を絶対に寄せ付けつけなかった廉太郎が光と話すことで人を受け入れようという気持ちに変化が起きてきます。

ときおり見せる光の廉太郎への心からのまっすぐな言葉が廉太郎の心の壁にゆさぶりをかけます。その度に「不覚」とつぶやく廉太郎がキュート。

お互いにどこか不器用な感じがいろんな意味で胸キュンさせてくれる作品です。
この二人の恋の行方を追いかけてみて損はありません。いや、おすすめです。

作品紹介

オーバー30の元, りぼんっ子注目！　
80年代の「りぼん」で圧倒的人気を誇ったファンタジーラブコメ『ときめきトゥナイト』を、主人公蘭世の恋のお相手・真壁俊の視点から描いたサイドストーリー。

前半じっくりと真壁君の幼少時代からの背景を描き込んでいるので「あれ？蘭世は？」って思いますが後半になってそれがグッと･･･！！！

ぶっきらぼうでクール、でも実はシャイで優しい王子様キャラである真壁くんが、蘭世にプロポーズするシーンはキュン死に確実！

もうこれぞ恋愛漫画の頂点！
まさに恋愛マンガでときめき100％保証!!!

もう一度『ときめきトゥナイト』を最初から読み直したくなること必至なんですよ！やっぱり恋愛漫画っていいですね。

作品紹介

ビビリの奈緒は中学生の時に道端に倒れている鬼瀬を見つけます。明らかに不良だったので、傘と絆創膏だけ置いて逃げる奈緒。

そして高校生になり、鬼瀬から告白されて勢いで「ヨロシクオネガイシマス」と言ってしまうところからスタートします。

ほんわかストーリーで、ドラマチックな展開とかはないものの、シンプルで可愛らしい絵柄とよく合っています。

つり目で目が細くてあまりカッコいい感じではない鬼瀬だけど、とってもイイ奴で笑う時に目が無くなるのもだんだんと可愛く思えてくるのが不思議です。

奈緒も最初はビビリゆえ人の言うままに動いていたのが、自分の意思を持って行動していくようになり、その成長する姿をとても応援したくなります。

奈緒の叔父の宗ちゃんや友だちなど良い人に囲まれて2巻まではほんわかムードで進むものの、自分の本当の想いに奈緒が気づいた後は急展開に。

ライバルも登場して切ないシーンも出てくるので、読み進めるほどに面白くなっていく作品です。

本当に少しずつ二人の関係を縮めていく姿にときおりムズムズします。いきなりの出だしから、初デート、そして両想いになるまでが長い、長い。でも、人の気持ちってそうかもと思いつつ、そんな恋愛が逆にリアル感があって、あぁ恋の始まりってこんな感じもいいよなぁと思えてきます。

作品紹介

スタイリッシュな絵柄とストーリー展開から目が離せない恋愛漫画

アウトローの危険さに魅かれる女子というのは一定数いるものですが、相手が裏社会組織となると完全に非日常ですよね。少女マンガの場合はファンタジーにすら感じます。

​主人公のユリは​女子大生で、パーティーで危険で異様な薬品部屋に足を踏み入れてしまったことで桜夜組若頭の才臣と出会います。

助けてもらったからだけじゃなくて、才臣はめちゃくちゃカッコ良いし、ダメだと分かっていても気になってしまうユリ。ヤクザなのでもちろん冷徹で怖い一面もあるけど、ユリに対してはとっても紳士的で優しくて、そのギャップもたまりません。
さらに、嫉妬のシーンであっても、どんな行動もひとつひとつがカッコ良すぎでヤバイです。

二人はすごくお似合いだし、このまま幸せになって欲しいけど、住む世界が違いすぎるというのもあり、順調に幸せになっていくことはできないんだろうなぁと考えると、どんな風にストーリーが進んでいくのか興味深々です。
ヤクザや高級クラブなどなど、非日常の知らない世界を垣間見ることができるのも面白いですよ。

作品紹介

まずキャッチコピーから笑わせてもらいました。“素顔は女遊びとパチンコをこよなく愛するクズだった。クズでしかなかった。”って、アピールしすぎで。どんだけクズなんだっていうの！（笑）。

執事には実は裏の顔が…の設定はよくあるパターンですが、このマンガの執事でもある和己は予想をはるかに上回るゲスさが面白いです。さらにお嬢様の椿も負けず劣らずのキャラの濃さで、どこか憎めないアホな2人のドタバタ感が笑えます。

普段の椿はワガママ満載で和己に暴言ばっかりなのに、変装した和己に対しては一途で純粋な女の子になる落差（ギャップ）が面白いし、まったく気付かないで恋に落ちるってどうよ？みたいな。

でも乙女の純情がすごく良く表現されていて、キュンとする多々シーンあるので、どんどん続きが楽しみに！どんなに酷いことをしても、ボロ屋敷に住んでいるように見せかけても、変装した和己に恋している椿には乗り越えまくってきて、まさに恋は盲目。

そんな恋しているおバカな椿をどんどん応援してしまいたくなるほどキュート。

彼の正体が実はいつもキツく当たっている執事だと知ったら、椿はどういう反応になるのか？とか考えながらニヤニヤしつつ、ハラハラしつつ読んでしまいます。
とことんキュンキュンしながら楽しめる作品です！

後半の展開も和己が登場、そして諸々クセのある身内がドンドン絡んできて目が離せない！

作品紹介

16歳の誕生日に、父の一存で結婚させられた香琳。　だが相手は片思いしていた尚先輩だった！

大ノリ気の香琳だったが、尚の方は親と別居したいばかりに渋々結婚を承諾したと知って......。

累計1000万部突破のヒット作『今日、恋をはじめます』の水波風南による新婚ラブコメディ。

ワガママで傲慢、でも一生懸命なヒロインの結婚から始まる恋の行方は？

型破り設定てんこ盛りなスタートでそれでも「お約束展開？それとも？」と結構ハラハラさせられる恋愛漫画となりました。

作品紹介

優柔不断な見た目“超普通”女子のＡ子さんはとてもモテます。
男性ホルモン撒き散らしでモテる男A太郎。A太郎は大学時代の彼氏。Ａ子さんは気が多すぎるA太郎に嫌気が“たぶん”さして別れたつもり。当のA太郎はそんな“別れ”をしらないふり。

そんな元カレA太郎を避けるように行ったアメリカで出会ったのは翻訳家のンサム白人のＡ君。Ａ君からの求愛でカップルになった“ハズ”のA子さん。プロポーズまでされますがなんとも優柔不断が炸裂！

まぁ、A子さんを中心に出てくる友人達が本音出しまくりがいい感じです。心の中の本音「自己中で何が悪いの？」を億面もなく言葉と行動で示し、それを少しも隠そうともしないマイペースなキャラと、自覚してなくて振り回されるキャラとが交差して、この作品ならでは混乱がうまれ楽しませてくれます。

そして随所に恋と人生に効く名言がほとばしります（笑）。むしろ「人生あるある漫画」ともいえます。

センシティブだろうが鈍感だろうが恋やら愛に振り回される男女がとても面白いのです。絵柄になれるまでほんの少しかかりますが慣れてしまえば何度も読み返せるスルメ本です。

作品紹介

チーッス！玲欧（れお）です。ああ？この話の説明をしろ？めんどくせーな、えっと…。うちの高校のバスケ部の人気を二分してるのが、この俺・玲欧と男子顔負けのアイちゃんこと愛子。でも、ラブレターの数もバスケの腕も俺が圧勝なわけ。そんなある日、男バスの連中に誘われていったメイドカフェで、サイコーに可愛いメイドの舞サンに一目ボレ！！ところがカノジョは、あの愛子だった――！？！？！？続きは…あーもう読めばわかるんで！ていうか自分の恋バナ語るとか、ハズいだろ！！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

●薄く綺麗で繊細なガラスのような十代の少年少女の切ない恋愛がとってもリアリティを持って描かれた作品。傷つくことがわかっているのに止められない想いが丁寧に描かれてます。

●三人の少年、少女の感情表現の変化が丁寧に丁寧に描かれ、その気持ちが痛いほど読んでいて伝わってくる。
あぁ、そっちを選択してはダメ！と言いたくなることが度々。

●ジョージ朝倉先生！もう最高です。これほど紹介されてよかった本はありません。

“どうすればいいのかわからないけど、欲しいのはこの子だけだ――。小６の夏芽（なつめ）が越してきたのは、東京とあまりに違う田舎の町。そこで出会った一人の少年に、夏芽は自分の中の「何か」が、大きくうねるのを感じていた……。せめぎあい、追い上げ、追い込んでいく、破裂寸前の10代のこころを描いたジョージ朝倉の傑作長編！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”