『ひるなかの流星』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

出だしは田舎から出てきた女の子のとぼけた学園モノと思いきや、主人公のすずめちゃんがドンドン周りのキャラを巻き込みつつ魅力的に！
「天然キャラで口では性悪そうに振舞っているけれど、実は面倒見がいい子」、「ぶっきらぼうで口は乱暴だけど、実は優しい子」、など、言葉にするとありきたりな設定に思えるけれど、それぞれの背景（これまでの人格形成）や、ストーリーの中で成長していく姿が丁寧に描かれ、出てくるキャラ達がどんどん輝きだします。中盤から後半にかけて、なかなか緊迫した恋愛シーンが中心になってきて本当に目が離せなくなります（どっちのイケメンが勝つの？）。
獅子尾先生応援派を馬村君応援派にきっと分かれるハズ！
恋愛の結末を知った後でこの本のタイトルでもある「君は僕にとっての　昼中の流星」のフレーズがとっても心に響くのです。
獅子尾先生と生徒の恋という特別な感情。
オトナの先生と大人未満の生徒との恋愛にはやっぱり正解がない。
真っ直ぐ少女のすずめちゃんを応援しつつも、先生の揺れる気持ちもわかるし、すずめちゃんを優しくささえようとする馬村君の気持ちも痛いほどわかる。
あの時、本音を交わしあえていたら、あの時私が先に話しかけていたら･･･。
人生はそんなことの繰り返し。
運命は誰にもわからないから良いのかも。
続編があります。獅子尾先生のその後が先生らしく素敵に描かれてます。
本編で最初先生応援派で最後にちょっと嫌となった方こそ読んで頂きたい。
先生もまた素敵な恋が始まりそうな大人の恋愛漫画に仕上がってます。
なんとこの続編が「椿町ロンリープラネット」につながるのですね。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

先生と生徒の恋を描いた切ない名作！
先生と生徒と生徒の三角関係の恋。
大人と大人と子供の端境にある女子高生との恋。
そして先生であり大人。生徒であり同じ男。この二人の恋する気持ち。
人の気持ちの微妙な揺らぎにキュンとくる素敵な恋愛少女漫画です。

ヒロイン「すずめ」のお父さんが海外へ転勤になり、すずめが東京のおじさんの家に預けられることから始まります。
そして都会に出てきて困っている時に偶然出会った親切なイケメンが運命の男・獅子尾（先生）。

すずめの担任となり何かと面倒を見てくれる獅子尾（先生）へ感じるほのかな初めての恋心。
そんな彼女を横で見つめ続けるもう一人の運命の男・馬村。
次第にすずめのまっすぐな恋心に揺れてくる獅子尾。
学校の様々なイベントを通してそれぞれの想いが少しずつ交差し始める。

すずめの良さは変にスレてなく天然でまっすぐなところ、その素直で危なっかしいところが二人の運命の男達の心を激しくゆり動かします。

獅子尾先生がすずめに「君は僕にとっての　昼中の流星」という印象的なシーンがあります。
先生と生徒であるがゆえ、また彼女が大人になりきっていない女性であり、でも今の自分にとってひときわまぶしい存在なんだということを戸惑いながら獅子尾先生は彼女に伝えたかったでしょうか。


「君は僕にとっての　昼中の流星」というセリフを改めて考えてみました。
昼間に流星、それは実際に流れてはいるものの、都会ではよほど準備していないと滅多に出会えないもの。
出会ったとしてもそれは目の前を一瞬で横切っていく綺麗で切なく、儚いもの。
自分の都合のいいタイミングでは出会えない・・・と勝手に解釈しています。

そして、番外編を忘れないでくださいね。
数年ぶりに知人の結婚式ですずめに偶然会った後の
先生のセリフで
「あいつが幸せそうでよかった」
「心からそう思える日が来て本当によかった」
「ちゃんと思い出にできたんだなーオレ」

いろいろあったけど、獅子尾先生かっこいいと思います。
本当に恋する女子におすすめの恋愛漫画です。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

田舎暮らしって、都会モンからみるとダサダサなんでしょうかねぇ～。なんてことを、ふと思いながら読むウチに、女のコのスーパーリアルな友情形式を垣間見ることができます。ハブされちゃったよ～なんて、泣いた経験があるお方は、その涙のぬぐい方や友達のつくり方なんてモンを学ぶことができるかもしれないでしょう。主人公のすずめをはじめ、ゆゆか、獅子尾、馬村のキャラの個性的なおしゃれも◎。おしゃれに悩むならちょいと真似をしみるのもイイかもしれないかも。（個人的には、ゆゆかよいねぇ～正直で！）

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

田舎出身のまっすぐな女の子、ちゅんちゅん。そんな眩い独特の光を放つ彼女をめぐって二人の男が恋を競う。一人は先生、もう一人は同級生。この恋に正解はなかったのかも？
完結後に出された「番外編」にてその後の3人の姿が丁寧に描かれています。
後半の先生のとった行動で先生の人気は落ちたようですが、先生ファンのだった方、変わらず先生ファンの方向けにはぜひおすすめです。

そして番外編の続きがさらに描かれている「椿町ロンリープラネット」の7巻の番外編blueで描かれている先生は変わらず繊細で優しく男前でした。もう先生の恋心には涙しかでません。いい男だ。
おすすめの良いストーリー展開です。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

絵がとっても上手だと思う！　そしてお話しとか、キャラ設定とかも上手だと思う。
恋愛を誇張しすぎない、共感しやすい人間関係の描写が現実ミがあって好感度大。

何が好みって男キャラが等身大に悩んだり迷ったり間違えたりしながら頑張ってくれるのがイイ！
最初は変な奴だった馬村くんがどんどん大人っぽくなっていい男に・・・・！

ああ、目が離せません。

「何考えてるんだかわからないイケメン王子様」みたいな男にモテまくる謎のヒロインな物語も良いけど、ちょっと最近ソレ系にウンザリしていたので、この漫画はとっても新鮮ですよ～。

大っっっっ人～～！　なコメントをくれる友人達も良いキャラしてる。
しかも「教師との恋愛要素」もあって、この教師がヒロインに落ちていく課程もしっかりしていて涙が・・・・・！

「女の子にとって恋愛はたしかに一大事だけど、あっちでもこっちでもカップルばっかりみたいな少女漫画って実はキモチワルイよね？」
そんな風に感じるセンシティブさがある人だけに、とってもおすすめしたい少女漫画です。

展開はジレジレだけど要所要所がドラマティックで、しかも絵が上手なので、1冊読み始めるともう目が離せません。

ヒロイン頑張れ。もうちょっと勉強も頑張れ。そして馬村くん頑張れ！！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

【全12巻】
出だしは田舎から出てきた女の子のとぼけた学園モノと思いきや、主人公のすずめちゃんがドンドン周りのキャラを巻き込みつつ魅力的に！

「天然キャラで口では性悪そうに振舞っているけれど、実は面倒見がいい子」、「ぶっきらぼうで口は乱暴だけど、実は優しい子」、など、言葉にするとありきたりな設定に思えるけれど、それぞれの背景（これまでの人格形成）や、ストーリーの中で成長していく姿が丁寧に描かれ、出てくるキャラ達がどんどん輝きだします。

中盤から後半にかけて、なかなか緊迫した恋愛シーンが中心になってきて本当に目が離せなくなります（どっちのイケメンが勝つの？）。
獅子尾先生応援派を馬村君応援派にきっと分かれるハズ！
恋愛の結末を知った後でこの本のタイトルでもある「君は僕にとっての　昼中の流星」のフレーズがとっても心に響くのです。
獅子尾先生と生徒の恋という特別な感情。
オトナの先生と大人未満の生徒との恋愛にはやっぱり正解がない。
真っ直ぐ少女のすずめちゃんを応援しつつも、先生の揺れる気持ちもわかるし、すずめちゃんを優しくささえようとする馬村君の気持ちも痛いほどわかる。
あの時、本音を交わしあえていたら、あの時私が先に話しかけていたら･･･。
人生はそんなことの繰り返し。
運命は誰にもわからないから良いのかも。
続編があります。獅子尾先生のその後が先生らしく素敵に描かれてます。
本編で最初先生応援派で最後にちょっと嫌となった方こそ読んで頂きたい。
先生もまた素敵な恋が始まりそうな大人の恋愛漫画に仕上がってます。
なんとこの続編が「椿町ロンリープラネット」につながるのですね。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

好きって気持は誰にも止められない。だから人は間違う。
でもあの瞬間あの人を好きだったことは忘れたくない。
告白にもいろいろあるけれど、誰かに「好き」を伝えることの大切さが本当に良くわかる。

この作品が連載中は恋する乙女達は三人の恋模様の行方が気になって仕方なかったでしょう。
年が離れた男女の微妙な恋心がいっぱい詰まっています。
読む度（特に年を重ねるたびに）に作品の解釈が変わり、登場人物たちへの感じ方も大きく変化していくはず。

番外編もなかなか泣けます。
とくに獅子尾先生から別れの告白以降から嫌い？になってしまった人におすすめです。
先生のその後の想いが語られます。