名作恋愛漫画で甘ラブ成分補給100％保証の55点(2ページ目)

作品紹介

美人で成績も優秀で運動もできる女子高生のクールビューティーな高嶺蘭は、名前の通り“高嶺の花”のごとく学校では扱われています。でも、他の子と同じように恋愛に憧れているし、真面目な性格で異性に慣れていないというギャップが良い感じ。

そんな蘭に普通に接してくれるクラスメイトの晃は恥ずかしがりながらも家の花屋の手伝いをする良い子だし、爽やかなイケメンでとってもお似合いの二人。

恋に恋する二人から少しずつキョリを近づけていく二人。

蘭を大切に想う晃の行動やセリフはもちろん、真面目な蘭が頑張るところや晃のために行動するとこにもキュンキュンきます。
そして蘭の晃への想いも真っ直ぐでときに切なくでもその気持がまたグッとくるのです。

蘭と無邪気な晃とのやりとりにほっこりとさせられるし、想いを伝えるシーンは、二人の良さがとても良い感じで表現されていて良いのです！

純粋で可愛い女の子である高嶺系女子×真っ直ぐお花屋男子のピュアラブストーリー

いろんな花が出てきて、花の知識だったり花言葉とかも覚えられるのもうれしい。
恋をして相手を思いやる優しい気持を感じられる素敵な恋愛漫画。

作品紹介

「ふつう」と書いて「しあわせ」って読む、その意味は？？？？

ゆるふわ系でモテる母親の夢子、それを見て恋愛は不要と育った長女の愛子。そんな母親と全く正反対で恋に無縁な地味過ぎて、ダサくて、隙がない姉を見て、恋に関してはどちらも嫌だ！「恋愛はふつうが一番」と確信！？し育ったヒロイン・恋子。

その結果、ふつうの恋人・佐藤くんと路上でキスしているところを同じ高校で恋愛上層階にいる（と恋子が思っている）学校で人気のモテ男・剣に見られるところからストーリーは始まります。

ふつうだと思っていた佐藤くんが二股をかけていることを剣に知らされ、もめた末に結局別れます。

その浮気の現場を教えてくれたのがモテ男・剣。
その後何かと恋子に絡む剣の理由は？

「しあわせじゃなさそう顔してっからだ」・・・・。

剣は恋子の母親の子料理店でアルバイトすることになるけれど、天然で恋愛を知らない剣と上層階の人と恋愛するとドロドロしてふつうに生活できないと思う恋子なので、二人の仲はなかなか進展しません。

でも、次第にお互いが好きになっていく様子が丁寧に描かれているので、とっても初々しい２人を見ているといろいろな反応に可愛く思えてほっこりさせられて、応援したくなります。

恋愛は不毛だという長女・愛子にも高校時代に良い感じの人がいたエピソードもあり、時間とともにどんどん変わっていくキャラクターたちの気持ちの変化から目が離せません。

そして、恋子と天然の剣の恋模様も時間とともに化学変化が起きてきます。
この二人の関係だからこその独特の恋愛距離感が笑って泣けます。
恋に臆病になっている時におすすめかも！

作品紹介

普通の優しげな恋愛モノを装った絵柄なのに、実はＳＦ的な問題をふくんだ複雑さが恋キュンなラブストーリーです。

7歳年上の優しい（近所の）お兄ちゃん、千遥（ちはる）くん。主人公の絃（いと）はそんな千遥が大好きだった。
でも、実は千遥の寿命は1年しかなくて、特効薬が完成するまで人工冬眠することに。

7年後、晴れて千遥の病気は治り目を覚まします。ずっと年上だったお兄ちゃんが絃と同い年になって、同じクラスに…。

冒頭から泣かせます。上手い。この設定に感心しつつ、不思議な感覚で読み始めました。

絃は千遥への恋愛感情を抱くけれど、千遥としては当然まだまだ小さかったころの絃の感覚が抜けません。この辺りの2人の間のズレが、ストーリーに良いスパイスになっているのです。

小学生の頃から絃が好きで絃をいじめていた弥太郎も同じクラスで、絃と千遥との三角関係も見どころです。

千遥のかつての同級生が学校の先生になっていたり、就職したりして、自分だけ置いてけぼりになっている感情とかも、この設定ならでは。
とても上手く描けているなぁと思います。

どのキャラも憎めないところが個人的には好きだし、セリフやモノローグも上手で、すごく心に刺さる作品です。

作品紹介

毎朝電車で見かける、絶世の美少年。隙の無い雰囲気で声もかけられず、心愛はいつも見つめるだけ。彼の名前は、東雲万里。素晴らしいのはその見た目だけでなく、特進科で成績は優秀、おまけに空手は全国区の腕前という、通称：完璧王子。

不良に絡まれたのを助けられたことをきっかけに、彼とあいさつできるようになった心愛が次に目指すのは、普通に会話をすること！なかなか人を寄せ付けない孤高の彼の心に、果たして近づくことはできるの……！？

孤高な存在のイケメン男子とお近づきになる、ドキドキなスクールライフを描いた人気作。Sho-Comiらしい黒髪男子がヒーローですが、オラオラ系ではなく、どちらというと「武士」っぽい硬派なイメージの男の子です。

これだけのハイスペックですからとにかくモテるのですが、あまりの硬派さに人を近づけずいつも一人。そんな彼とひょんなことから仲良くなったヒロイン・心愛との、近づきそうで近づかない、ドキドキ歯がゆい恋人未満のシーンの数々が見どころです。

時に強引、時に冷たく、時に優しい……場面場面で変わる彼の態度は、どうやって女の子と距離を取って良いかわからないから。そう思えると、途端に胸キュンがしてきます。

境遇は全く違えど、慣れない恋という点では二人は同じ。正反対な二人の凸凹でドキドキな恋をお楽しみください。なかなか進みそうで進まない、でも時に急発進する二人の距離がもどかしく魅力的な作品です。

作品紹介

人には忘れられない恋愛が1つや2つあるもので...。
主人公・芹澤が事務所から帰宅途中に事故に遭うシーンに、近寄ってきた女性は...「誰？」

そんな展開で始まったオムニバス形式のストーリー。
終わった過去の恋愛を振り返るのは、場合によっては辛いもの。

高校時代に何度も失敗したり、優柔不断っぽかったりするシーンでつい芹澤に共感しちゃいました。

失恋や大人への壁を乗り越えて立派な社会人になった芹澤を待ち受けるものは...。

台湾の小説が原作とのことで、どことなく異国の雰囲気を感じます

作品紹介

ちょっと遊んでそうに思われがちなギャルちっくな見た目。

でもそんな外見に反して実はピュアな女子高生・もも。

ももは中学生の頃から同級生のさわやか内面硬派のとーじに片思い継続中。
そんなシャイなももに学園一のモテ王子・カイリが急接近。

カイリはももの真の姿を偶然知ってからもも一筋に！

ももの片思いを知った小悪魔・沙絵はずっと好きだった"とーじ"との恋をあの手この手で邪魔してきます。

ももに敵意を燃やす小悪魔女子・沙絵のその邪魔ぶりは本当にえげつない。

なんでも真似っこしたりぶりっ子して男を味方につけたり、人気モデルとの密会現場をねつ造して写真を撮って、「ばら撒かれたくなかったら別れろ」と脅したあたりは、憎たらしいやら恐ろしいやら。

ももをなんとか守ろうとする内面硬派なとーじと、ずっとももを支えるカイリ。
どちらも男らしいのです。
二人の間で揺れ動くもも。

小悪魔・沙絵が次々仕掛けてくる罠にかかり、絶体絶命のピンチに陥ったもも。
彼女を救うのは？
とーじとカイリ・・・

ももがどっちを選ぶか、最後までハラハラです。
泣いて、笑って、胸キュンの連続です！

累計発行部数1300万部を超えるウルトラヒット少女コミック『ピーチガール』主演・山本美月で実写映画化！ 2017年全国公開

作品紹介

中2の時に転校生として出会った有馬くんに恋をして中3に告白。玉砕するも諦めきれずに想い続けるヒロイン・つかさは「フラれても友だち！」と、同じ高校で良いクラスメイトでいたけれど...。

つかさはクラス委員でもないのに面倒見のよさでまとめ役にされちゃうという優しいけれど状況流され系でもあるヒロイン。　

でもそんなつかさの人の良さや一途さに今度は有馬くんが...というお約束の展開が待っていますが、この有馬くんという男がちょっと言動は俺様系なのに実は思いやり深いという、かなりイイ味のキャラなのです。

最初は短期連載のはずが、掲載するたびに読者から熱い支持を受け、連載がどんどん伸びたという人気作！

2人の距離が縮まっていく様子にドキドキが止まらないおすすめの学園ラブストーリーです。

とうとう実写映画で劇場公開！

作品紹介

ストーリー的には、いきなりの偽装結婚からの幕開け。　主人公綾香さんが超美人でデキる女という設定。 さらに登場するのは美男美女のカップル！　なので漫画だと思っていても、もうそこれだけでNG！ってなるか、素敵～ってなるかがその日の体調で差が出るかもしれない感じで始まる偽装結婚系の恋愛漫画。

都合良いから？　でスタートした関係は当然、実はそうじゃなく。　そしてイロイロな糸が絡まり、ヒロインは単なる美人で悪女じゃなくて、実は悪女を気取っていただけで...とか...美人の上に心優しい一面が････という王道的な展開が待っているので安心して読み進んで下さい。

また、お話の舞台が結婚式場、ウエディングプランナーがテーマなので幸せ一杯ドラマも一杯♪というサブエピソードも詰め込まれます。

漫画のくせに当てられパワーが強いので、友人が結婚して超焦ってる～～という方には正直、チクチクとするかも知れないです。

絵柄はとてもステキ。読後の好感度抜群です。

巻が進むと笑える要素が増え、一見いけ好かない美人がこういうキャラなのかー！と笑えるシーンも！

作品紹介

天はセリフもストレートでかっこ良く、美人だけどさばさばしている感じの女の子。
遠方の高校の通うことになるまでは恋もまだ良くわからない一人の女の子。

そんな女子・天が下宿先で出会った理久と千秋。
この二人のとの出会いが天の運命を変えていきます。

好対照のイケメン理久と千秋。
二人ともある意味自分の世界に人を立ち入らせないスタンスだったのが天に出会ってから、自分の気持ちの大きな変化に驚く二人。

最初に天に告白したのが理久、そしてやっと自分の恋心に気づいたのが千秋。
そして天を好きになればなるほど、自分の心の闇の深みにハマっていく理久。
そんな理久を一生懸命救いだそうと頑張る天。そして支える千秋・・・。

読めば読むほど、人を好きになるってこういうことだよね。これを乗り越えてこそ愛なのかなぁと・・・感じさせてくれます。

恋人になったからってその人のことが全部わかるわけでもないし、分かればいいというものでもない、わかってほしい時にわかってあげる気持ちと行動が必要なのだ・・ということを頑張る天の行動からヒシヒシと感じることが出来ます。

単なる一つ屋根の下の下宿モノ・イケメン恋愛ストーリーかと思わせておいて、理久を通じてグイグイと人の内面を丁寧に描き、伝えてくれる作品。

巻を追うごとに天と理久、そして千秋の関係がもう気になってしかたありません。
おすすめ！

作品紹介

ダメ親父のもとで育ったしっかり者で真っ直ぐなヒロイン・夕鈴は、借金に苦しみ、割がいいバイトがあると言われて王宮に出掛けることに。

でも、なんとそのバイトとは、冷酷非情で有名な「狼陛下」と呼ばれる国王・珀黎翔の偽のお妃になるバイト？？？でした。とてもじゃないけどそんなバイトは無理！と断るつもりが、いろいろトラブルに巻き込まれ、なんと王の本性を知り・・・。

王は乱れた国を安定させるため、わざと強く怖い王を演じているだけで実は心穏やかで優しい子犬のような人だと知り、なんだかんだで陛下のそばにいることに。

数々の陰謀渦巻く王宮で、陛下の秘密を知ったことから臨時花嫁生活をスタートするハメになった夕鈴の生活は一変。日々慌ただしく、楽しいドタバタが繰り広げられます。

狼陛下と子犬陛下のギャップが面白いし、本性がバレないようにするところも笑ってしまいます。
そして王妃らしからぬ行動で陛下をバックアップする姿も楽しく、頼もしいのです。

夕鈴が本物のお妃ではなくて、偽で一時雇われているだけで長く一緒にはいられないところとなど、うまくストーリーが考えられています。

陛下とお互い両思いなのに、いろんな陰謀のために陛下が夕鈴を遠ざけたりと、陛下ならではの葛藤もあって、いつか本物のお妃にと二人の幸せを願いながらずっとこの世界を楽しみたいと思える作品です。ほんわかラブコメを楽しみたいならこの作品はおすすめ！面白いです。

作品紹介

前作「坂道のアポロン」で昭和時代の長崎を舞台にした小玉ユキが、次にテーマにしたのは現代の地方都市の伝統舞踊「おわら」を語り継ぐ高校生達の青春物語。

「おわら」は、民謡・越中おわら節に乗せて踊る富山市八尾の伝統芸能。
見たことも聞いたこともない踊りだったけど、「月影ベイベ」ではとても美しく踊られています。

日本の文化、伝統芸能をテーマにすることは簡単じゃないと思うけれど、「月影ベイベ」ではそれがたいへん情緒豊かに描かれていて、読み進めるたびに引き込まれました。

それを語り継ぐ高校生たちの恋や友情と葛藤が、素朴ながらもキラキラと描かれます。

ミステリアスな過去を持つらしいヒロイン・蛍子がだんだんと人間らしくなって、単純な学園ストーリーじゃない展開にもドキドキです。

作品紹介

いつも気だるげなクラスメイト・由良くんのことが気になる杏子。
眠そうで、色素は薄く、日光に当たらないよう体育は見学......この特徴から、「由良くんは吸血鬼なのでは？」なんて妄想していたら、なんと本当に吸血鬼だった！

けれども吸血鬼の血は10％だけで、普通に人間の食事も生活も出来るらしい。
何やら吸血鬼にとって珍しい血の持ち主であるらしい杏子は、由良くんから興味を持たれ、告白までされてしまうのですが......？

由良くんの好意は、果たして自分に向けられたものなのか、自分に流れる珍しい"血"に向けられたものなのか。
告白をされて嬉しいものの、由良くんの真意が分からずに杏子は戸惑います。

由良くん的には、興味のきっかけこそ血ですが、いつしかその想いは本物に。
ただ悲しいかな、ローテンションで無表情な由良くん、その気持が驚くほど表に出てきません。

そうこうしているうちに、由良くんの弟（こっちはテンション高くてキラキラボーイ）が参戦してきて、杏子にあれこれとちょっかいを出してくるように。

二人の吸血鬼にアプローチを受ける状況に、杏子のドキドキと戸惑いは積み重なっていきます。
そして由良くんの焦りも積み重なる......ものの、やっぱり外に出てこない！
ある意味「すれ違い」な2人の恋の行方やいかに!?

またそんなすれ違い＆三角関係なシチュエーションもさることながら、
血を吸う吸わないというやり取りの中で肌や唇が頻繁に触れ合うのも個人的にはポイント高し。
違った種類のドキドキが味わえる、二度美味しいラブコメディです！

作品紹介

イケメンもいいけど、イクメンもおすすめしたい！

ママ・美郷は看護師。パパ洋哉はバンドで成功を夢見てアルバイト生活。

そりゃ、美郷が大黒柱になるしかないし、洋哉がイクメンになるのが当然。周りにヒモと言われようと、立派な父親＆主夫になるべく奮闘してます。

中高生向きのデザート掲載だけに、さすがにシビアな現状は描かれてないけど、それでも子どもへの愛は伝わってきます。

育児の大変さが若い読者にちょっとでも伝わると良いな～。まぁ実際はともあれ、新しい夫婦の形もありかもと思ってくれるといいかも。

素直な子供と正面きって向かい合うと意外と大人はだれでも哲学者になれるのかも...。フリーなイクメンライフは今日も続く。

作品紹介

初恋の人を追いかけて全寮制の男子校に編入してしまう学園恋愛ファンタジーであり、イケメン主義の最高峰の呼び名が高い。

もう無敵の設定!!!
斜め上な設定がてんこ盛りなぶっ飛び内容も楽しめますが、なによりも楽しめるのは、やはりこの漫画の中に登場するイケ面たち。もう、目が疲れる、チラつくほどイケメンを楽しめますです。

特筆すべきはこの漫画、結構ドラマからファンになった方も少なくないはず！？

だってキャストがすごかった！！紅一点の芦屋瑞稀を堀北真希、佐野泉を 小栗旬、中津秀一を生田斗真、難波南を水嶋ヒロって、なんやコレ！イケメン天国、いや極楽です！！！と嬉しい悲鳴を。

ちなみに2011では瑞稀を前田敦子、泉を中村蒼、秀一は、浦翔平バージョンに。
２回もドラマ化された訳ですね。素晴らしい！

これだけのイケメンを集めたドラマってことで原作の漫画もイケメンだらけなんです。

しかもこれだけ男ばっかがでるワケでちょっと危ういかなぁ～なんてシーンやセリフにもドキドキさせられます。
さてこのイケメンワールドは、日本だけでなく、台湾でもテレビドラマ化されました。
みんな本当にこの作品大好きだよね！？

「普段少女漫画なんか読まない」という普通女性達の層をガッツリと取り込むほどのパワーがあります！

学園恋愛漫画特有の読者を喜ばすサービス設定が満載。　もうはっきりいって無敵過ぎます。イケメンのイケメンによるイケメン好きな女性達のためのイケメン漫画ですよ!!

作品紹介

生物部が舞台の少女マンガです。のっけから微妙そうですが、重いほかPOPな展開になります。

主人公のやまめは、家がアクアショップでお魚が大好きな女子高生。
ある日、生き物たちががたくさんいる生物部の部室を見つけ入部を志願するも、女子が苦手だという部長により、それを拒絶されてしまいます。

なおも食い下がるやまめを前に、「おバカでチャラ男の蒼を生物部に入部させることが出来たら、やまめの入部も認める」との条件が出され、蒼と共に入部をするのですが......。

話は合うけど極度の女嫌いで知的クールな部長・鳴海。
魚が嫌いな人懐っこいモテチャラ男の蒼。
お相手候補はタイプの違った２人のイケメンなのですが、どちらも長所もあれば短所もありで、簡単に選ぶことは出来ません。

そんな中、蒼はなぜだか「絶対にオレに惚れさせてみせる」と息巻いてやまめに迫ってくるし、
一方の鳴海も、女子嫌いと言いつつやまめだけは生き物つながりで普通に喋れちゃうなど、やまめが特別な存在であることが窺えて、気持ち穏やかでいられません。

生き物たちには癒されるけど、部員たちの行動にはドキドキハラハラしてばかり。
この心の揺れ動きは、恋なのかそれとも......？

色々な生き物が飼育・観察されている生物部ですが、実は一番の観察対象は彼ら人間なのかも？

作品紹介

「ローラーゲーム」というスポーツを知っているでしょうか？

ローラースケートを履いてトラックを周回しながら行うスポーツで、エンターテイメント性が強く、日本でも1960年代に流行していました。

最近ではローラーゲームに打ち込む少女の青春を描いた「ローラーガールズ・ダイアリー」という映画が話題になったりしました。　ローラーゲーム競技そのものがその後も話題になることは殆どありませんが、最近も競技が続けられているようです。

そんなマイナースポーツにスポットを当てたのが本作「ホイップ！」です。

　人気アイドルグループの追っかけをしている主人公のこだま。　ある日、企画でそのアイドル達がローラーゲームに挑戦するということを知り、「彼らに会いたい」という不純な動機で、対戦相手となるチームに入れてもらうことから、この物語は始まります。　

ローラースケートすら履いたことが無かったこだまですが、気がつけばローラーゲームの魅力にどっぷり浸かり、その腕前はぐんぐんと向上していきます。
　
ローラーゲームは２チームが入り乱れてトラックを周回するのですが、互いに邪魔しあい、かなり激しいボディコンタクトのあるスポーツです。　なので思っている以上に、試合の様子が過激。

意地と意地のぶつかり合いや、練習の成果が出た喜びや、試合での高揚感など、スポーツものとしておさえるべきところはしっかりおさえ、そんな中でローラーゲームならではの魅力を描き出していきます。

読み終わりには、ちょっとローラーゲームに興味が出てくること間違いなし。
一風変わったスポーツの魅力を、この漫画を通して存分に感じ取ってください。

作品紹介

●東京で高級路線のカフェ店の店長だったアラフォー女子の薫が転勤先の生まれ故郷で女子校時代の仲間達と再会するが、彼女たちも当然アラフォー。既婚者も離婚者も不倫者も、アラフォー女子の生き様にも色々あります。

●転勤先の店舗は売上以前に凄腕の料理人に乗っ取られつつあるが、その料理人が謎多き年下イケメンで、しかも薫に対して好意的とも敵対的ともとれる言動なのが上手すぎて先が読めない。

●「私には仕事しかない」と言い切る薫を含め、４人のアラフォー女のそれぞれの人生と田舎ゆえの結婚圧力が上手いエピソードで語られ、どのキャラの行く末も応援せざるを得ない！

“東京でカフェの店長を務めていた小松　薫。40歳、独身。　突然　故郷・角島の店舗への転勤が命じられ行くことに。
それをきっかけに地元の同級生達との交流も再開するが、その肝心の転勤先の店には大きな問題が！？
そして、薫の人生にも大きな転機が訪れて――！？(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)”

作品紹介

七草美幌・高校２年生。育ち盛りの弟が４人もいる彼女は、優しくしっかり者の"お姉さん"。ある日の通学路、自転車が故障して困っている男の子を見つけ、助けてあげます。

その彼・宮尾くんは、同じ高校の１歳年下の男の子。その一件以来、彼に懐かれるように一緒にお昼を食べたり、一緒に帰ったりするように......。まるで弟のように可愛いと思っていた美幌ですが、ある日宮尾くんから「年下だけど弟じゃないから」とこれまで見たことないような眼差しで言われ......!?

　キャンディーズの名曲「年下の男の子」に登場する"あいつ"は、「淋しがり屋で生意気」ですが、こっちの"あいつ"は生意気とは全く無縁。とっても人懐っこくて、甘え上手で、不意に自分の気持ちの中に入り込んでくる、可愛いけれどとっても手ごわい男の子です。こんなにも自然に人との距離を詰められる男の子が居るのかと驚くほど。
　　
　一方主人公の美幌は、面倒見の良いお姉さんを絵に描いたようないい人で、困っている人や懐いてくる人についつい優しくしてしまいます。最初こそ「弟みたい」と無防備に宮尾くんと仲良くしていましたが、そのことを宮尾くんに言うと、彼は急に不機嫌に。

もちろんそれは、宮尾くんが美幌のことを意識しているからこそ。
けれど恋とは無縁に生きてきた美幌からしたら、どうしてそんな態度を取るのかわからず、ただただ戸惑うばかり。その後美幌も自分の気持ちに気づいてゆくのですが、いつだってペースを握るのは宮尾くん。恋愛に関しては宮尾くんの方が一枚上手のようです。
　
　普段は美幌が年上らしくしつつも、恋愛になると不思議と逆転現象が起きる、なんとも絶妙なバランス感覚で成り立つ二人。ともあれいつだって二人の様子は初々しくて、微笑ましいです。

甘え上手な可愛い年下に翻弄されたい、そんな願望がある方もない方も、ぜひぜひご一読あれ。

ひとたび読めば、きっとこの可愛い年下男子にハマってしまうはず。

作品紹介

高校1年生の冬、隣のクラスの花野井くんに何気なく傘を貸したのがきっかけで、「僕と付き合ってください」と告白されてしまった日生ほたる。好きな子のためならなんでもしてあげたい花野井くんに戸惑ってばかりだけど、恋する気持ちを知りたいほたるは期間限定の「お試し」で付き合うことになって……!?　『おはよう、いばら姫』の森野萌最新作は、恋を知らない女子×愛が重すぎる男子の初恋ピュアラブストーリー！(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

軽めな彼女持ち男と、真面目メガネくん。
ゲイじゃないはずなのになぜか惹かれ合ってしまった男ふたりが、出会いから半同棲するまでの8カ月間をバラバラの時系列に並べたラブストーリー。

最初の一歩を踏み出すまでの、ためらいやときめき描写の細やかさに胸キュン！　
実験的な試みで直球の恋を丁寧に描いた規格外恋愛マンガの秀作です。

男同士なのでちょっと規格外ですが「BLなら無関係」と食わず嫌いしてしまってはもったいない1冊です。

作品紹介

　青い惑星の片隅で、ヘンテコな女にキスしてしまいました。

　勉強が出来ていつもクールな海里は、ある日ひょんなことから出会ってしまった１年上の先輩・南部につきまとわれている。彼女の目的は、廃部の危機にあるという宇宙研究部へ海里を入部させること。

　宇宙研究部とは名ばかりで、その活動内容はただのオカルト研究会。超変人の南部先輩が、タイムマシンを作ってみたり、宇宙人とコンタクトしようとしたり、ヘンテコな格好でヘンテコな道具を使って、日々何やらよくわからない活動をしています。
「絶対関わってなるものか......」そう心に決めていた海里でしたが、いつしか南部先輩のペースに巻き込まれ、気がつけば入部してしまい、さらには不意にキスまでしてしまって......!?

　とにかく変人すぎる先輩に振り回され続け、気づけばクセになって好きになっているという、ヘンテコラブコメな恋愛漫画です。

主人公の海里は学年１位の秀才で、いわゆる常識人なのですが、学校でも浮いている学年ビリの先輩に恋してしまうあたり、海里自身も変わっているのかもしれません。
南部先輩はとにかくオカルト大好きで、周囲の目なんか気にせずに自分のしたいことを貫き通すというキャラ。
案の定周囲からは孤立しています。
なので何をするにも一人。それでいて一生懸命だから、端から見ているととっても危なっかしいんです。
そんな彼女を放っておけず、ついつい構ってしまうのが海里...という構図。
　
　とにかく南部先輩がぶっ飛びすぎていて、正直恋愛ものならではのドキドキやトキメキはとても薄いです。
けれども決して他では味わえないであろうドタバタな日常や不思議な関係が、変だけれど妙に心地よく、面白い。

物語全体に独特の感性が落とし込まれていて、徐々に意識して近づいて......みたいな王道展開が全然無いのが素晴らしい。また宇宙研究部だけあって、例え話が宇宙や物理に関するネタなのも、こだわりが感じられ、そんなセリフ回しがワクワクと面白い。

最初こそ「なんでキスなんかしちゃったんだろう......」という後悔に苛まれている海里が、いつしか必死になって南部先輩を追いかけている様子は、本当に可愛らしくてニヤニヤできます。

ちょっとした小宇宙を覗いたような不思議な魅力に満ちた、妙に胸高鳴るオンリーワンな恋愛漫画なのです。

作品紹介

大好きな先輩を追いかけるのが目的で今の大学に進学したのぞみ。けれども恋愛についてはまだまだ疎く、正直、メガネでモサいのぞみは、同じサークルに入るのが精いっぱいで、いつも離れて先輩を見つめるばかり。

そうこうしているうちに、先輩には彼女が出来て･･･。早くも恋破れたのぞみだったが、幸か不幸かそんな彼女の前に謎のイケメン・敦史が現れる。会っていきなり「一発先輩とヤッて別れさせて来い」そんな傍若無人な発言をする彼に、のぞみの大学生活は......！？

　イケメンの敦史の狙いは二人の破局。それを実行するためにのぞみに目をつけたという成り行きな二人。　利害関係の一致というスタートで、最初こそある意味でビジネスライクな二人ですが、あれやこれやと作戦を練っているうちにだんだんと親密になってきてしまうという、「お約束」ながらドキドキの展開を見せてくれます。

普段はのぞみに対して乱暴で冷たい敦史ですが、のぞみをキレイに生まれ変わらせたり、不意に褒めてくれたりするものだから、のぞみは迷惑に思いつつも嫌いになれない。お互い本音でぎゃあぎゃあ言い合っていながらも、決して離れることのない二人の関係が、面白くも微笑ましいのです。

　物語はこの二人に加え、先輩とその彼女の４人で基本的に展開。舞台が大学なので結構様々なイベントもあることから、固定された関係の中で、そのキャラたちの持つ魅力を存分に活かしながら物語を描いていきます。

元気よくテンポ良い学園ラブコメ。気負わず読める、楽しい作品です。

作品紹介

【デジタル版限定！　デジタル着色により一部シーンがフルカラーに!!】源光海は「女子よりかわいい」という理由で、女子にいじめられた過去を持つ18歳。大学入学を機に生まれ変わろうと決めた光海は、源氏物語の研究者である叔母・香子に、「現代の光源氏」を目指せと言われて…!?(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

小学、中学、高校と​ず～っと母親の期待に沿って成績優秀だった順子は東大受験に失敗したことでこれまで保っていたココロの糸がプツリと切れた・・・。

​​就職先も第4希望だった塾講師適当に決め、仕事も適当、実家暮らしでのうのうと暮らしている順子。
東大に入れなかったことで母親の機嫌をそこなったことを気にしつつも、ダメ女子の日々。

そんな彼女が偏差値底辺高校のピンクの髪の色のヤンキー高校生・匡平と偶然出会う。
その出会いは順子の勤務先での再会となり、ヤンキー高校生・匡平が東大卒の官僚である父親からの「こいつゴミ」発言によって決定的となる。

「人にゴミとか言う人間の言うことなんて聞かなくていい。私みたいなつまんない大人に絶対なるな」と叫ぶ順子。

順子のなくしていた10数年に再びスイッチが入った瞬間。
順子とヤンキー高校生・匡平の東大合格バトルが始まる！

そんな真面目一直線の順子に実は匡平、バツイチ元同級生（匡平の担任）、ずっと片想いの東大卒の親戚の三人のイケメンたちが恋のバトルで絡んでくる。受験と恋の二つの楽しいバトルがおすすめの作品。