『王家の紋章』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い？良い点は？関連作もまとめて紹介！

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

タイムスリップ・ラブストーリーの先駆けとも言える名作で、今でも続いている大作です。

エジプト留学中のキャロルは、金髪で色白の可愛い16歳。古代エジプトにタイムスリップしてしまい、彼女の洋風で美しい髪や肌が「ナイルの娘」「黄金の姫」などと崇められます。

そこでは猛獣やらサメやらが登場し、争いに巻き込まれ、メンフィス王と恋に落ち...と、エジプトならではのワイルドなシーンが盛りだくさん。

弱々しい受け身のヒロインが現代の知識で乗り越えていくシーンはお約束とわかっていてもワクワクしないではいられない。

メンフィスは１７歳にして既に王なので、正確には王子様とは言えませんが、登場初期では勇猛だが残酷な王として登場し、徐々にキャロルを認め、キャロルを守ろうと奔走する姿には誰もが胸キュンしてしまうのです。

いよいよ60巻の発売も迫り、メンフィスとキャロルの時空を超えた愛の結末が気になって仕方ありません。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

主人公キャロルリードはアメリカからエジプトに留学中の16才。

考古学に興味を持ち、古代エジプトの王メンフィスの墓の発掘に関与したため、その姉アイシスの呪いによって古代エジプトにタイムスリップしてしまう。

古代エジプトで奴隷として途方にくれるキャロルだが、金髪や白い肌が王家の人々の目に留まり、窮地を脱する。

やがて、現代の知識や倫理観を武器に預言を行いやがてはメンフィスの暗殺も回避してしまう。

メンフィスと愛し合うようになっていくキャロルの運命は王家を始め周辺諸国の人々と複雑な争いに発展していく。

古代エジプトを舞台にした胸躍る歴史ロマン。

ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感

プリンセルコミックの表紙デザインとこの漫画の絵と相まって、独特感が出過ぎていてなかなか手に取りづらいマンガだと思います。
でも思い切ってこの機会に手を出してください。
そしてこの素敵な古代エジプト歴史ロマンのロングジャーニーの旅に出ましょう。
きっと後悔はさせてないはずです。

考古学オタクのキャロル・リードはエジプトに留学中、古代遺跡でアイシスに呪いをかけられ、古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。
言葉も通じない古代エジプトで奴隷として働かされていたキャロルだが、金髪の髪の色が幸いし、古代エジプトの美しい少年王メンフィスに「黄金の髪の娘」と見初められ求愛される。

キャロルがタイムスリップした理由は？
キャロルの決断によって歴史が大きく変化していく？
メンフィス王との関係は？

謎が謎を呼びつつ始まるストーリー。山あり、谷ありの展開でテンポよく物語が展開するので読んでいてとっても面白いです。20数年に渡る連載はなるほどの納得感。

キャロルとメンフィスは手に手を取り合って、古代エジプトの難局を乗り切っていく姿がとっても魅力的です。
一方、いつの時代も頑張っている人に妬みをもつ人物達はいるもの。そんなやつらとの対決、そして近隣諸国との関係など次から次へと大変な問題がキャロルとメンフィスに襲いかかります。

現代と古代を行き来しつつ、現代の知識をもってメンフィスを通して古代エジプトに変化をもたらして
いく姿は痛快感溢れます。

古代エジプトの壮大な歴史ロマンを背景にとっても楽しめるエンターテイメントです。
この名作を読まないのはとってももったいないです。