猫漫画で笑える人気作品に夢中！猫好きなら誰もがキュンとトリコ！
掲載日：2018.10.15
笑える猫漫画で幸せになろう！
今日は笑える猫漫画で幸せになる日！猫たちの姿を見るだけで楽しく笑って癒やされるなんて最高じゃニャイですか！
ランキング第1位 
猫と下僕の素敵な日常
笑える猫漫画で幸せになろう！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
主人公である漫画家がお仕えするのは５匹の傍若無人な猫達。
この猫漫画が面白いのは、主人公は別に最初から下僕だったわけじゃないという点なのだ。 漫画家が猫と出会い「ご主人様と下僕」の関係が固定するまでのプロセスがちゃんと描かれているのが爆笑なのだ。
自分勝手で、空気も読んでくれなくて、なのになんでこんなに愛おしいのか、そんな猫の永遠のテーマを探求した一冊に感じた。まず、猫のキャラクターが、このままグッズになってしまいそうなくらいみんな本当に可愛い。
猫がそんなに好きでない友人に見せても、単純に絵だけで「可愛い」と言わせてしまうほどだ。それぞれの猫の個性も存分に発揮できていて、特に最初に飼い始めたさすけちゃんの傍若無人エピソードには大笑いした。
そして、彼女さんとのユーモラスで、猫愛に溢れたやり取りもほほえましい。犬派だった自分も、思わず猫に宗旨変えしそうなほど可愛い漫画で、楽しい気分の時も、落ち込んだ気分の時も読んで元気になれる漫画。続きもとても楽しみだ。
猫漫画で人気なのはやはり笑える作品だ。この面白さはランキングでは示せない！猫から感じる楽しさの度合は十人十色なのかもしれない。
猫で笑える漫画は、ばかばかしくもホンワカとお腹をかかえて笑えるタイプが多い。
「もう本当にだって猫だもんね！」の一言ですべてが片付きそう！？
そこに居るだけで笑える猫、猫に振り回される人間の面白さ（経験的共感も含めて）、リアル飼い猫のドタバタドラマから擬人化猫の連発ギャグまで、笑える猫漫画をたっぷり紹介♪
あれもこれも読みたくなっちゃうけど、どれもおすすめです！
猫漫画はいつでも、どこでも読めて、笑えるのが最高にいいのです！
日々のストレスや疲れを猫の面白さで癒しつつ、猫漫画のたくさんあるバリエーションを楽しんでください。
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
猫ピッチャー
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫がピッチャー？ それもプロ野球の？ そうなのだ。
『猫ピッチャー』は読売新聞の日曜版で連載されている23コマの漫画。 主人公のミー太郎は直球で勝負するプロの野球選手。猫だけど。
ミー太郎以外にもチームメイトや対戦相手などの個性あふれるキャラクターが登場するが、こちらは人間。 ミー太郎は猫かわいい１歳のオス猫なんだが超剛速球でヨリウミニャイアンツのピッチャー。 変な魔球も投げまくるこの猫ピッチャーの最大の魅力はゆるくてかわいいくて時々強いんだけど、プロ意識も高いんだけど、やっぱり猫なところ。 うう。かわゆい。
猫かわいいのに野球漫画なのだ。 だいたい野球漫画というと熱く、厳しく、ストイックなイメージが必須だと思うのだがこの漫画では真逆。 猫ならではのかわいさに敵陣営もメロメロになる。対抗策は犬派で固めることだ。考えたなハヤイゾタイヤーズ。
もちろんミー太郎はプロで実力もあるのだが、バットで爪を研いでしまったり、疲れてチームメイトひざの上でうたた寝をしてしまったりなど、ときどき猫特有の習性がでてしまう。
でもそんなところが微笑ましく感じられ読んでいてうれしいポイントでもある。監督泣かせだが。
人間の野球選手ならたいしたことのない些細なことが猫であるミー太郎には大きな壁として立ちはだかることもある。 そんな普段気にしない部分で「なるほど！」と思わず笑ってしまうのだ。
またミー太郎の豊かな表情や試合での動き方などの細部にもこだわっているため猫漫画としてだけじゃなく、ゆるギャグ野球漫画としても十分笑えるのがいい。
猫のホストクラブ
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
表紙が凄いがタイトルも凄い。そして中身も凄い。その名の通り「猫がホスト」なホストクラブなのだ。 そこに通うお客は人間の女性である。
この漫画は1ページ目から飲んでいるお茶吹き出すこと間違いなしなので、飲み物を飲みながら読むのはおススメしない。 かなり危険な漫画なのだ。
笑えると同時にこの作者の目の付け所がいいのだ。 ホストクラブのオーナーのセリフの一つ一つが面白くてニヤニヤする。私はブサイク系の新人が一番好きだ。
何とも言えない猫的絶妙なタイミング、見れば見るほど素晴らしい按配である。 ブサイク系の新人の葛藤を表す天秤と分銅も笑えた。
思えば猫の強引で気分屋なところはホストにぴったりだ。
No.1ホスト猫の嵐(ラン)の手相を見ている祐ちゃんはとても幸せそうである。 それに対し嵐は「なんか分かった？」とクールなところがたまらない。最初は「ホストなんて」と言っていた祐ちゃんがどんどん嵐にはまっていくのも笑える。
「猫のホストクラブ」は何度読んでも面白い。ギャグのセンスがずば抜けた猫漫画だ。表紙のデザインは特徴が出過ぎているが、ここでひるまず読むことにチャレンジして欲しい。絵柄で敬遠するのはかなりもったいない。
多彩＆多才な猫ホスト達が夜な夜な訪れる女性達（人間）を迎えてくれるホストクラブ「Reｄ☆Eｙe」！ あったら是非通いたい！ てかもう通う前から骨抜きにされている。ああ実現してほしい･･･（不可能）
どーにゃつ
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
どーにゃつ。そもそも衝撃の表紙である。 本書を第１巻から買った人はだいたいそうだと思うが、最初は表紙買いしたのがきっかけ。 とにかく絵のそのあまりの可愛さに衝動買いしたのだけれど買って良かったと思わせる。
なんちゃって不思議マンガかと思いきや、設定としては何とSFだ。 なぜか無人の廃墟と化している新宿を舞台に、ドーナツの形をした猫である「どーにゃつ」が、同じように食べ物の形をした動物たちと出会い、そして自分たちのルーツを探っていくというお話。
こう書くとかなりシリアスな話で、実際に謎が多く散らばる設定とストーリーは深そうではあるんだけれど、読めば笑える。 この漫画はギャグ漫画なのだ。 基本的には小さな笑いの連続が楽しめるものとなっていて、気軽に読むことができるのだ。
設定もストーリーもギャグもどこへ転がっていくのか全く予想できないところがかなり楽しく、続きがどうしても気になってしまう。 これはシリーズを買い続けることになるだろうな、と最初に読んだときに感じた。
絵も可愛くもあり意外としっかりと描き込まれていて読みやすい。今後にも期待のおすすめ漫画である。
ねこぐるい美奈子さん
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
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画力
読後感
猫の神様！ 世界中で一番猫に愛情を注いでいるのは誰？ それは美奈子さんです！ と誰もが答えるであろうこの作品「ねこぐるい美奈子さん」は普通の猫漫画ではない。
いや表紙から圧倒されまくる!猫超ギャグ漫画なのだ。
猫カフェを舞台にし、猫の萌エネルギーを伝えつつも、ただ猫が出てくる漫画とは違う。 猫からではなく猫を介した人間から伝わってくるハイパワー猫バカ度。 アドレナリンが出っ放し、すさまじい勢いあるギャグマンガなのだ。
主役は美奈子さんと猫カフェで働く猫アレルギーのねねちゃん。 そして美奈子さんの猫2匹が脇を固める。 猫カフェなのに猫がおらず、美奈子さんの2匹の猫が働くことになる。 登場人物はほぼこれだけ。 キャラ少ないので途中で誰が誰だかわからなくなることもない安心設計。
絵は萌系でとても可愛らしいが、美奈子さんはしょっちゅう猫に萌えすぎて顔面が崩壊する。 可愛らしさとのギャップがまたたまらない。 読んでいると自分が猫を可愛がっている姿もこんな風なのではないかと少々不安になってくる。
「ねこぐるい美奈子さん」はちょっと元気のないときに読むとドコからともなく元気がでる。 猫大好きパワーがスーパーにダダ漏れているおすすめ猫ギャグマンガだ。
What's Michael?
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
元祖猫漫画といえばこれである。『ホワッツマイケル？』と日本語表記した方がわかる人もいるだろう。 1980年代後半に大ヒットした小林まことの漫画「What's Michael?」が、「新装版 What's Michael?」として再登場しているのだ。
知らない世代のために説明するならば『What's Michael?』はマイケルという名の猫を主人公にした読み切り短編集である。
この漫画の凄いところは、一貫したストーリーではないという点。 「マイケル」という茶トラの雄猫だけはほぼ毎回出てくる。
大林家あるいは今林家で飼われているマイケルを描いているが、同じ登場人物が別の設定で登場する短編も多くあったりして、回ごとに設定は大きく異なるのだ。 飼い主もバラエティーに富んでいる。マイケルも常に飼い猫ではなく、野良猫の場合もある。
つまり舞台設定よりも猫の笑いだけを１番に持ってきて、他はその都度笑いだけのためにその都度設定されるのだ。 これが凄いのだ。
まだ猫派が犬派よりも少数だったバブル時代に、マイノリティだった猫好きだけに向けて「猫あるある！」と膝を打ちながら読む漫画を目指した点において開拓者でもある。
中には人間を全く登場させず、マイケルをはじめとした猫を擬人化した話も多い。そのとき猫たちは会社員だったり、野球の試合をしたり、麻雀を打ったりもする。
大変オッサンくさい猫たちなのだ。 なのに人間のように振る舞いながらも猫の特性を最大限に生かして描かれているため、そのギャップが読者の笑いを誘う。
ブームに乗って当時アニメ化もされたが、独特のテンポ、何とも言えない「間」は、やはり原作でないと味わえない。
おはぎと大福
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫と和菓子を扱ったスイーツがテーマのストーリー･･･ではありません。 時に厳しく、時に甘く飼い主を楽しませてくれる二匹の猫ブーとピコとの熱い毎日を丁寧(？)に描いた漫画です。
タイトルからは猫特有のんびりしたほのぼの系かと思いきや、のっけから主人公と飼い猫との熱いバトルシーンで爆笑させてくれる。
その猫もかわいい感じじゃなくて貫禄のある顔と体つきの大福のようなボディがどっしりと座ってる!!!
どうなってしまうんだこの漫画･･･と不安になりながら読み進むと定期的にギャグシーンが。 てかこの２匹フリーダムすぎる！
とは言え動物を飼うってこういうことだよね？ という部分をふんだんに盛り込みながら、それを笑いながら納得してしまうというスタイルが上手い。
気がつくと何だかんだとそれぞれ個性的な性格の二匹の猫がやり取りしてるところがリアルにかわいくなってきます。
実際に猫と暮らすってことは可愛いだけじゃない部分が色々とあるわけで。
猫から見てもニンゲンと暮らすのは結構大変なんだなぁ･･･ということがよくわかってくる漫画です。 なので猫の飼い方漫画としてもかなり秀逸と言えるでしょう。 （ちなみに主人公の家はペット禁止物件です）
２巻も出ています。 そちらはギャグシーンに紛れて猫の老後についても描かれており、これがかなりホロリとさせられます。
ねこだらけ
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
タイトルどおりホントにねこだらけな漫画。ネコ以外登場しない。 内容はとてつもなくくだらない（良い意味で）読んでてちょいちょいドキッとする。 そういえばこんなこと想像したりするよな～と･･･。
そんなシュールな４コママンガで、どこまでいっても永遠にブレずにこの調子。お見事。
シンプルなのに妙に生々しいスタイルのネコたちが謎の動きと生活を繰り広げる。あっけらかんとしてるのに時々アンニュイな瞬間を見せる。
表紙のテイストに心がビビッときたのなら、あなたはきっと損しない。 最初は拍子抜けしまくりのねこだらけワールドにどっぷり浸かってしまうことでしょう！
『ねこだらけ』『ねこだらけもあ』『ねこだらけナイス』『ねこだらけファイヤー』『ねこだらけトレビアン』『ねこだらけドラマチック』『ねこだらけワールドワイド』『ねこだらけ安全第一』と来て『ねこだらけファイナルアンサー』で全９巻。
無邪気な下ネタはご愛嬌で、作者の純真？な思いつきネタは、忘れていた小学生の頃を思い出す。
仕事に疲れたときや考えが行きづまったときに読むのもオススメ。 自分がいかに余裕をなくしているか再確認したら、ネコっぽく伸びをしてブレイクしよう。
ねジこ
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
ねジこは博士によって造られたカラクリクロネコで、背中にネジがついている。
博士に好かれたくて本物の猫に近づこうと、野良猫の師匠について猫らしさを学んでいくが・・・
カラクリネコってつまりネコ型ロボットってこと？なんて不思議な気持ちで読み進むと、もちろん有名なあのネコ型ロボットとは全然ちがって、いろいろ発展途上な感じだ。
絵もかわいいし、しゃべり方もかわいいし、いろいろぶっとんでいて、なかなか笑える。
でもせっかく猫らしくなるために学んだことによって情報量が処理能力を超えると・・・というちょっとピリっとした設定が待っている。
カラクリは所詮カラクリ。やっぱり本物の猫にはなれない。そんなシーンがなんともせつなく、時に笑え、時にジーンとくる。
知的で実はやさしい師匠のキャラクターも個性的で、つっこみがおもしろくいい感じ。
そんな博士とねジこの関係から作者独特の猫愛が伝わってくるのだ。 笑いの中に優しさがある。 猫好きにはたまらないストーリー展開の猫漫画である。
まったり猫味
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
猫の多頭飼い作家にして猫専門の漫画家ともいえる『いわみちさくら』氏の猫味漫画。
多頭飼いにも限度があるのだからして、いわみち家は猫をこれ以上増やさないと決めていたのだ。
なのにいつの間にか猫のかわいさにほだされてドンドン猫たちのパラダイスになってしまうのだ。
猫は１頭でも可愛いが大量の猫もまた可愛い。 その大量の猫たちがみんなキャラ立ちしていて、読めばまったり次には爆笑。
大量の猫はやっぱり大騒ぎでなおかつ楽しそうなのだ。
たくさんの猫があれやこれやと登場してはいろいろやらかしてくれる。 いわみち家の人たちと一緒に猫に振り回される気分を十分味わえて猫を堪能できるという美味しい漫画である。
猫が大好きな人や癒しを求めている人にはまさに猫たちと一緒に暮らしているように思えてとっても幸せな気持ちになれる事うけあいである。
他にも、猫特有の笑いのポイントや面白い描写が各所に仕込まれており、癒やされながら笑いたい人にはうってつけだ。
ヨタ話
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
表紙は何とも言えない表情をした白猫、熟女猫のさゆりのV字開脚である。 これでもかと異彩を放っている、インパクト大だ。 というか、熟女猫という言葉はこの漫画で初めて知った。
表紙から只者ではない感じだが中を読み進んでいくほどにドッシリとしたさゆりの安定感が心地よい。 揺らぎなく悟りを開いている。いつもしみじみとしているが、時に乙女になるところが可愛らしい。
熟女猫のさゆりはもちろんのこと、登場人物すべてがキャラが立ちまくっている。かなり濃い。特濃である。特濃でありながら軽快で、もっともっとと読み進んでしまう。
新井さんの話のテンポは健在だ。気持ちの良いギャグ・オチがギュギュっとつまっている。 そして何度読み返しても笑いがこぼれてしまう。
新井理恵独特の笑いのテンポで猫漫画を読み返す時には外せない一冊になってしまった。
猫ラーメン
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『猫ピッチャー』や『ねこねこ日本史』など、猫漫画やギャグ漫画で有名な『そにしけんじ』が2007年から2012年にかけてコミックブレイドで連載していた漫画がこの『猫ラーメン』である。
なんといっても「猫がラーメン作ってるのがそんなにめずらしいか！」と怒る猫(アメリカンショートヘアー)が店主をしているラーメン屋というシュールな設定がいい。
グルメ漫画でもペット漫画でもなく、ひたすらおバカな日常が繰り広げられていて、同時に猫の大将が男らしくてバカかわいい。そんな癒し系ギャグ漫画である。
とにかくゆるキャラやシュールな漫画が好きとか、何も考えず笑いたい人におすすめ。
常連のサラリーマンや、猫の大将がたまに雇うぜんぜん働かないアルバイト、大将のモデルをやっているかわいいお父さんなど、キャラクターも個性が強く魅力的で、なんとなく読者も常連になった気分に浸れる。
猫の大将はただラーメンを作っているだけではなく、ラーメン屋の店長らしく新製品の開発やラーメン店のアピール方法を工夫するが、どれもどこか的外れ。
常連客になったつもりでついつい大将に心で突っ込みを入れてしまうのだ。
テレビアニメ化もされ、実写映画化（ＣＧじゃなくてぬいぐるみの大将がいい味出してる！）もされているが、ゆるギャグを堪能するならコミック版が一番笑える。
俺とねこにゃん
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『俺とねこにゃん』はもともとは携帯向けに配信されたフルカラーコミック。
デフォルメが可愛い猫だが、読むとこれが結構可愛いだけじゃなく、とにかく笑える「猫にゃん」の味わい深い描写が見どころという猫漫画がこちら。
作者夫婦の飼い猫である猫にゃんは、とってもかわいくてちょっと臆病なところもある、ごく普通の和猫。 そして夫婦両方にとても大事にされている。
飼いはじめた猫が夫婦のどちらになつくか二人が張り合ったり、ちょっとした猫のしぐさにめろめろになったりする描写が笑えていいのだ。
マンガとしての誇張がされているとはいえ猫を飼っていると気持ちはわかるあるあるネタなのだが、これがまた良い感じで展開する。
半分以上ではないかという作者による想像が暴走する様子は、もはや妄想で唐沢なをきの本領発揮という感じ。
普段はかわいらしい箱入りペットの猫にゃんが、虫などに遭遇して狩猟本能に目覚めたり、怯えて威嚇したりするときにワイルドな顔になっていて「おお野生に目覚めている！」と思うシーンもあって読者は夫婦と一緒に振り回される。
猫廃というか猫バカ道を歩みたいという人にはとくにおすすめ。
クレムリン
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
そもそもとても実験的な漫画である。 シュールすぎてどこから突っ込んでいいのか笑っているウチにわかんなくなってしまうのだ。
とにかく最初のページから脱力しすぎる。 一見グダグダ感満載だが実はかなり知的な漫画であると覚悟して挑まないと、この漫画の良さにたどり着けないのだ。
主人公と三匹の猫たちをはじめ、独特の母親やワケのわからない幽霊や百歳ホストなどのキャラたちが出てきて混沌とした世界が描かれている中、実はラストは非常に切なく物悲しさを感じさせる構成。
しかも一読しただけだと作者の意図がよくわからないかもしれない。 ラストに向かう構成が上手いのだ。 もう一度読み返すとこのクレムリンの魅力がイキナリわかったりするのだ。
全７巻を一気読みするというよりは、少しずつ読みながらついつい次の巻も買ってしまった！ と言う感じで付き合うのが正しい読み方。
そんなユルい読み方でも必ず最後まで読んでしまうだろう。
噛めば噛むほどおいしくなる時間差スルメ漫画なのだ。
作者のカレー沢薫が凄いのだが、この作品を４年に渡って掲載し続け守り続けたモーニング編集部も凄い。彼らに感謝したい。
当のカレー沢薫氏（ちなみに女性らしい）はその後チャンピオンで「国家の猫ムラヤマ」というこれまたシュールなギャグ漫画を連載しており、こちらは擬人化漫画ページにてオススメしている。
猫探偵
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
『猫探偵』はあの『猫ピッチャー』『猫ラーメン』のそにしけんじが描く、猫を探偵に据えた動物ミステリー(？)探偵漫画。 「探偵なのに猫」な設定は猫あるあるネタに基づいていて笑えるのだ。
とは言え猫が探偵なので本格的な推理を期待するのはちょっと酷で、他愛のないギャグを笑うくらいを期待しておくと丁度いい感じ。 でも推理してくれるちょい不思議系の猫キャラはもはや日本では定番だし、三毛猫ホームズの10分の１ぐらいは期待してもいいかも・・・。 と期待させちゃう流れがやっぱり笑えるオチに。
チビ可愛い猫の姿でイカニモな探偵コスチュームの猫探偵の活躍は、ちょっと空いている暇な時間や寝る前の気分転換にはとってもおすすめ。 猫が好きな人には間違いなく楽しめる作品。
絵柄から見てもわかるようにリアリティは追及しておらず脱力系の魅力に満ち溢れている。
疲れている時やあまり考えたくない時にはちょうど良いのかもしれない。探偵ものであるのに妙に勢いがあって考えなくて済むというか、雰囲気を楽しむことが出来るギャグ作品と思って読むのがおすすめ。
おすすめ漫画まだまだあります！
猫漫画で笑えて、可愛いギャグ猫たちが人気！
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