[ホームページを見て「お仕事どうですか？」って]水上カオリさん羽戸らみさん

水上カオリさん 羽戸らみさん

クリエーターインタビューでは、商業誌で活躍中のクリエーターや同人誌で活躍中のクリエーターなど、みんなが気になるクリエーターを毎回お一人ずつご紹介。
作品の裏話や、普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問をインタビューでお聞きします！
今回は、合同サークル"Pigeon Garden"を運用されている水上カオリさん羽戸らみさんへインタビューしてきました。 ※コミティア８３スペースNo【あ３３b】 ...カレンダー発行予定。

水上カオリ （みなかみ　かおり）
商業活動では、イラストをメインに活動。
2007年9月には、ソフトバンククリエイティブより、水上カオリ画集-宝石匣-を発行。
描いたイラストは、見た人を優しい気持ちにさせる敏腕クリエーター。

プロフィール
羽戸らみ （RAMI）
商業活動では、イラストをメインに活動。
最近の活動だと、２月１０日に行われるコミティア８３でのメインイラストを担当。
今後の活動から目がはなせないクリエーター。

羽色庭園
水上カオリさんの個人情報サイト
最新情報などはここでチェック！

鳩のたまご
羽戸らみさんの個人情報サイト
最新情報などはここでチェック！

水上カオリさん 羽戸らみさんの活動を教えてっ！

――こんにちはっ！今回は、水上カオリさん 羽戸らみさんについて、いろいろ教えて頂きますのでよろしくお願いします！

水上カオリさん：（以下 水上）
羽戸らみさん：（以下 羽戸）
はい、よろしくお願いします！

――まず、現在は主にどのような活動をされていますか？
商業活動でしょうか？同人活動でしょうか？

水上：商業誌での活動は、挿絵とカードなどのイラストです。
空いてる時間に、同人誌での活動などしてます。
同時並行だと、いっぱいいっぱいになっちゃうんですよ。

羽戸：そうですね。
私も挿絵とカードなどのイラストです。

――ちょっと気になるんですが、
どのような流れでお仕事の依頼がくるのかなぁっとずっと思ってまして・・・。
その辺りを教えてください。

水上：今までやってきた仕事の繋がりで来る事が多いです。
だから、メールベースが多いって事になっちゃうのかな～。

羽戸：ホームページですね。
ホームページを見て、「お仕事どうですか？」って言われる事が多いです。
海外からお仕事の依頼が来た時もあるんですよ（笑）。

――成程、そのような形でお仕事依頼が来るんですね。
ちなみに、初めてお仕事を頂いた時の心境ってどんな感じでした？
また、初めてお仕事として携わった作品を教えて頂きたいのですが・・・。

水上：雑誌での１枚絵です。
新人さんを起用する企画だったんです。
そこで、掲載されたのが一番最初ですね。
初めて掲載された時は、ドキドキでした。

羽戸：女の子向けの小説の挿絵です。
掲載が決まった時は、本屋まで行って掲載雑誌を調べに行っちゃいました。

――話は変わりますが、"Pigeon Garden"についての活動についてお聞きしたのですが・・・。

水上：お互いに個人サークルは持ってるんですよ。 それの個人サークルを運用しつつ、タイミングとかがあった時に"Pigeon Garden"として作品を作ったりしているんです。

――とても仲良しなお２人ですもんね。ヒシヒシと伝わってきます。 ちなみに、お２人の出会いと出会ってからの年数って教えてもらえますか？

羽戸：６年になりますね。
知り合ったのはネットの交流です。
・・・考えると、結構長いんですね（笑）

――メインで活動されているイベントは何処でしょうか？

水上：コミテティアとコミケットです。
創作をメインに活動しているので・・・。
もっと言うと、コミティアに関しては会場内の雰囲気が凄く好きです。

――"Pigeon Garden"は、同人誌即売会にあわせて描かれているのでしょうか？
それとも、お仕事の合間に描いた作品があつまった際に新刊をだされているのでしょうか？

水上：コミケットには、新刊出さないといけない空気があるので・・・。 なので、コミケットには新刊を出すようにしています。

――成程。イラストを描き始めた際に、影響を受けた方などいらっしゃましたら教えてください。

水上：学生の頃からかなり長い間、同人活動で描いていた版権ものの原作の絵にかなり影響を受けていたと思います。

羽戸：うーん（沈黙）。
特定の人はいないですね。
色んなモノを見て、ミックスしていってる感じです。

水上カオリさん 羽戸らみさんの描き方を教えてっ！

――水上カオリさん 羽戸らみさんがイラストを描く上で意識してるトコロは何処でしょうか？
また、イラストのここを見て欲しいってトコロがあれば教えてください。

水上：そうですね。
模様とか細かい所まで描いてるので・・・。
その辺りを見てもらえるとうれしいです。

羽戸：私は逆で、細かい所を見られるとアラが目立っちゃうので離れて見てくれたらうれしいです（笑）。

――さすがにこだわってますね。イラストの描き方についてお聞きしてもよろしいでしょうか？
使っているツールは、一般的に多く使われているフォトショップでしょうか？それともペインターでしょうか？

水上：両方ですよ。
仕上げがフォトショップで色塗りがペインターです。

羽戸：殆ど同じですけど・・・。
イラストレーターとかを使う時もありますね。

――ちなみに、イラスト１枚描き終えるまではどれぐらいですか？

水上：早ければ１日。
遅いときは１週間ぐらいです。
背景とかに左右される時もあります（笑）。

羽戸：締切にあわせてますよ。
・・・ぴんきりですね。

――では、商業ではどのタイミングで納品されているんですか？

水上：時間がある時は、１日置いてから見て自分で満足出来た時です。
締切が近い時に出来ないですけどね（笑）。

羽戸：スカっとした時ですね。
「コレで終わりっ！」って思ったら終わりです。

水上カオリさん 羽戸らみさんの事を教えてっ！

――水上カオリさん 羽戸らみさんの好きなモノってありますか？

水上：文鳥を飼ってますよ。
手乗りでかわいいんですよ。
後は、写真撮影とかです。

羽戸：私はリスが好きだったので、リスを飼ってました。
２人で親ばかメール交換なんかしてたんですよ。

――良く読んでるマンガはありますか？

水上：もやしもん、鋼の錬金術師とかですね。
マンガはたくさん読んでますので・・・。
言いきれません。

羽戸：・・・それらを借りて読んでます。

――お休みの日の息抜きってどうされてますか？

水上：音楽ですね。
のだめを読んでる影響で、クラシックなんかを聴く様になりました。

羽戸：・・・その辺も同じです（笑）。

――水上カオリさん 羽戸らみさんにも好きなツボってあると思うんですけど、イラストなんかで反映させちゃったりするんですか？

水上：反映させますよ。
服のデザインとか好きなので反映させちゃいますね。

羽戸：手が好きなので、手は意識して構図に収まるようにしてます。

水上カオリさん 羽戸らみさんにとっての・・・。

――イラストを描く際にモチベーションって非常に重要だと思いますが、イラストのアイデアがでない時はどうされてるのでしょうか？

水上：うーん。
お仕事の場合は、先方に迷惑がかかるので描けないって思った時はないですね。
アイデアが出ない時は、美術書や写真集を眺めてみたりします。

羽戸：お仕事が終わったら、アレしようコレしようって予定をたくさん入れます。
楽しみをたくさん作っておくと、それに向って進んで行きます。

――長いお時間インタビューありがとうございます。
さて、水上カオリさん 羽戸らみさんにとっての描くとはなんでしょう？

水上：「自分のイメージするものをイラストにする事です」
私はその作業が凄い好きなんです。

羽戸：「絵」
絵を描くのが好きで、それをしてるだけで他には何もいらない。
そう応えられる私自身かな。

水上カオリさん　作品紹介

新刊　小鳥図鑑
B5・24ページ　オフセット　表紙：フルカラー　カラーページ4P

羽けっととCOMITIA82で販売されたコピー本を加筆修正してオフセットで再販。
小鳥の擬人化ぷち図鑑です。他カラーイラストと写真、掛川花鳥園のレポなど。

水上カオリさんをもっと詳しく知りたい方はこちらから

羽戸らみさん　作品紹介

新刊　LOVE BLOOD
Ｂ５サイズ　オールカラー（Ｐ２４）　全頁特殊紙仕様

テーマは、起動したばかりのアンドロイド少女のためのランジェリーイラスト集
下着メインなのですこし露出多めですがかわいい感じの本。
ガーターベルトとかガーターベルトとかガーターベルトとか♪
書き下ろし＋商業再録イラスト＋カラー四コマ等...

羽戸らみさんをもっと詳しく知りたい方はこちらから

編集後記

ＲＧＢです。
第３回クリエーターインタビュー終了です。
今回のインタビューも非常に楽しくさせていただきました。
２人とも仲が良く理想的な形で合同サークルを運用されているんじゃないんでしょうか。
インタビュー中に、水上カオリさんへ羽戸らみさんのツッコミが何度もありましたからね～。
見てて楽しかったです。
・・・。
っと言う訳で、今回の心に残った一言は「友」。
個人での活動をしつつも、合同サークルで作品を作る。
その行動が出来るのは、やっぱり合同サークル"Pigeon Garden"が２人にとっての掛け替えのない場所なんだなと思いました。
・・・私もそんな場所が欲しいな。

記念すべきクリエーターインビュー第３回が終了しました。
皆様、いかがでしたか？
この企画を通じて、多くの人へクリエーターの考え方、生き方を伝えていけたらと思います。
さぁ！次回はどんなクリエイターが出てくるのかっ！
次回もお楽しみに♪

本コンテンツは引用部分を除きマンガナビが独自に制作しています。出版関係・他の事業者(広告主)がコンテンツ内容・ランキングの決定に関与することはありません。。スポンサー等の依頼による広告にはプロモーションを表記します。また本コンテンツはEC・ASPサイト等から送客手数料を受領しています。詳細はマンガナビについて-制作・運営ポリシーを御覧ください。

<<　クリエイターインタビュー<<　一覧へ戻る