飛鳥新社 季刊Sなどへのイラスト提供をされているほにゃららさん

ほにゃららさん インタビュー

クリエーターインタビューでは、商業誌で活躍中のクリエーターや同人誌で活躍中のクリエーターなど、みんなが気になるクリエーターを毎回お一人ずつご紹介。
作品の裏話や、普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問をインタビューでお聞きします！
今回は、飛鳥新社 季刊Sなどへのイラスト提供をされているほにゃららさんをご紹介します。

ほにゃららさん
どうもこんにちは。
くっちゃねカキカキくっちゃねカキカキ、能天気な日々を送ってます。
どうぞよろしくです。
ナンタラカンタラ

ほにゃららさんの事を教えてっ！

――こんにちは！今日はいろいろお伺いしますのでよろしくお願いします！

よろしくおねがいします～。

――突然ですいません。プロフィール画像のねこ？はマスコットキャラクターか何かでしょうか？前々から気になってたので...。

あれは、我が家の猫がモデルです。よくよだれを垂らしてます。

――絵を描き始めたきっかけは何ですか？

物心がついたときには描いてたので、はっきりとしたことは分かりませんが、お世話になった保育所で、お絵かきの時間にたまに来る絵描きのおじさんが、描いた絵を褒めてくれて、それが嬉しかったのを覚えています。

――初めて描いた絵はどんな絵ですか？

初めてではないですが、保育所時分、お絵かきの時間で描いた自分の手のデッサンを妙に覚えています。グーだったと思います。

――何か一貫したテーマを持って絵を描いていますか？

感情とか。

――それは絵の中に登場するキャラクターの感情ということでしょうか？具体的に教えていただけますか？

キャラクターもそうですが、空間にも様々な感情があると思います。そういうものを描きたいと思います。

――作品のアイディアはどうやって考えていますか？

音楽からひらめくことが多い気がします。
昔は小説をよく読んでたのでその辺からインスピレーションが沸いてたと思います。

――絵を描くうえで、何に一番苦労しますか？

煩わしいのは、短くなった鉛筆殿のあの感じ。

――今までに描いた絵の中で特に印象に残っているものはありますか？

どれとは言えませんが、あります。

――キャラクターを描くときのこだわりを教えてください。

自分的に萌えるか、否か、です。

――なるほど。ちなみに萌えポイントはどんなところですか？

なんでしょう。ストイックな感じとかに結構萌えます。 自分の萌えキャラはあまり絵にならないです。 少年少女が一番絵にしやすいです。と思います。

――ついつい描いてしまうキャラクターのパターンなどはありますか？

黒髪がたまりません。

――今後描いてみたいジャンルや、挑戦してみたいことはありますか？

色々ありますが、ある程度絞って集中できたら、と思います。

――いくつか具体的に教えてもらってもいいですか？

絵のタッチとしては、もっと面で描いてるようなものとか、部分的に質感を出したりとか。 自分にしっくり来るものを見つけて、伸ばして行きたいです。

鉛筆じゃないと気分が乗りません

――1作品あたり、どのくらいで仕上げていますか？

ものによりますが、こまごましたものは1週間以上かかってると思います。

――画材は何を使っていますか？

鉛筆、フォトショです。

――これは便利だ！と思うオススメの道具はありますか？

思いつきませんが、墨をうまく使えたらかっこいいと思います。

――墨...ということは、水墨画とかがお好きなのでしょうか？

好きです。若冲さんの墨画は素晴らしいです。

――これがないと描けない！というものはありますか？

鉛筆じゃないと気分が乗りません。

――鉛筆にはこだわりがあるようですが、どんな鉛筆を使われているのでしょうか？

三菱のユニとかです。基本的にBを使ってます。

――絵を描くときの作業工程など教えてください。

ひらめいたものをメモって、無駄な設定を妄想しつつ構成を大体決めたら、線画に移って、出来たら清書して、PCに取り込んで、塗る。という感じです。

――技術向上の為に何かされていますか？

絵のための時間を増やせるようにしています。たぶん。

――昔と今で、成長したと思う所はありますか？

妄想力とか？

こちらが鉛筆で描かれた線画です。描き込み具合が半端ないです！

生まれてくる作品のために自分があれば良い

――商業でのお仕事経験はありますか？または、初めてお仕事をもらった時の心境を教えてください。

ドッヒャーって、心臓が言ってました。

――自分のアピールポイントはなんだと思いますか？

男子でしょうか。わかりません。

――ほにゃららさんの作品には男子がよく登場しますよね。何か理由があるのでしょうか？

それはもう腐女子だからという理由以外何も無いです。

――将来こうありたい！という願望はありますか？

とりあえず何かを生み続けたいと思います。

――休日は何をして過ごしていますか？

食って、描いて、寝てます。

――絵を描くこと以外で好きなものを教えてください。

寝ること。

――最高何時間くらい寝れちゃいますか？

寝ようと思えば猫くらい寝れます。20時間とか。

――影響を受けた作家さんなどいたら教えてください。

いっぱいいますがすぐ思い浮かぶのは伊藤若冲、円山応挙、村上松園、川瀬巴水、三浦健太郎、長野まゆみ、田中達之。 絵以外だと浅田真央さん。

――どのあたりに影響を受けましたか？

研ぎ澄まされた感じ。

――それは、絵を描く上で、どんなところに影響していますか？

やはり創作意欲が沸きます。 良い絵、良い作品とはどういうものなんだろうと、私みたいな半人前でも色々悩んだりしますが、結局何か心に響くものが良い作品なんじゃないなかと、今はそう思ってます。 そしてそういう作品に出会うと創作意欲がぶわぶわーと出てきて、もっと自分の好きなことに積極的になろうとかうんたらかんたらそんなことを思います。

――最後になりますが、ほにゃららさんにとって描くとは何ですか？

よく分かりませんが、願望のはけ口とかでしょうか。 自慰的だとも思いますが、生まれてくる作品のために自分があれば良いと思います。とりあえず描けないと困ります。

――ありがとうございました！

作品紹介

ブローネル宅へ

八分目

『月刊インディーズコミック JANUARY 2009 Vol.09』でも作品をご覧になれます！

本コンテンツは引用部分を除きマンガナビが独自に制作しています。出版関係・他の事業者(広告主)がコンテンツ内容・ランキングの決定に関与することはありません。。スポンサー等の依頼による広告にはプロモーションを表記します。また本コンテンツはEC・ASPサイト等から送客手数料を受領しています。詳細はマンガナビについて-制作・運営ポリシーを御覧ください。

<<　クリエイターインタビュー<<　一覧へ戻る