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「小さい頃から本が好きで、お話などはかなり幼い頃から作っていました」切ないストーリーで涙を誘う飯間まりねさん

掲載日:2007.09.04

第9回 飯間まりねさん 前編

インディーズコミックで活躍されているクリエイターに作品の裏話や普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問を伺いました!
この同人まんが道を読んでからインディーズコミックを読めば、より一層楽しめること間違いナシ!
今回は、切ないストーリーで涙を誘う、飯間まりねさんにインタビューしました。

プロフィール
飯間まりね
兵庫県在住。A型。てんびん座。
美容師をやりながら、いそがしい合間を縫ってマンガを描いています。
というのはペンネームの設定です(笑)
これまでいろいろなペンネームを名乗って来て、それぞれにそれぞれのプロフィールが設定されています。
事実は「兵庫県在住。A型」までかな。
残念ながらマンガではないんですが、別のペンネームで原稿料というものをもらっていた事も一時期ありますよ。
それ以外は正体不明ということでお願いします。
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飯間まりねにインタビュー

小さい頃から本が好きで、お話などはかなり幼い頃から作っていましたね。

――PNを教えていただきたいのですが...。

飯間まりね(スタンダード)
まりねこ(飯間まりねから派生した別名、主に4コマを描くとき)
斑尾すぐり(完全別ペンネーム)
この3つがただいまアクティブです。
実はもうひとつ誰にも内緒で動き出しているペンネームがあります。

――PNの由来は何かあるのでしょうか?

苗字の「飯間」は本名という設定です(あくまで設定ね)。
実は中学時代の同級生の苗字だったりします。
実際にある珍しい苗字にしたかったので、勝手に使わせてもらっています。
その苗字に、海が好きなので海に関連した名前、でも少しひねったものということで考えました。
海(MARINE)をローマ字読みすると「まりね」になりますよね。
あとから「まりね」に「真理音」という漢字を当てはめて、「飯間真理音」がペンネームの本名ということにしています。

――絵を描き始めたのはいつ頃なのでしょうか?

残っている絵で一番古いのが4歳の時のですね。
母親が日付を入れて残してくれていました。
女の子が被った帽子の上を汽車が走っているという絵なんです。
これは今見ても面白い発想だと思いますね。
将来、漫画家か絵本作家になる素質十分に見えるんだけどな?
どこで間違っちゃったのかなー(笑)

――また、絵を描き始めたキッカケなどありましたら教えてください。

あ、この場合の「絵」は漫画ということでいいのかな?(4歳の子供にきっかけなんて...笑)
やっぱりよく読んでいた漫画の登場人物を模写し始めたことでしょうね。
自分なりにうまく描けると、今度はストーリーを作って活躍させてみたくなります。
小さい頃から本が好きで、お話などはかなり幼い頃から作っていましたね。

――画材は何を使ってらっしゃいますか?

コミックスタジオEX3.0です。
ペンタブレットはワコムのインティオス3。
ノートにシャーペンでネームまで描いて、あとはパソコンでの作業です。
飯間まりね作品は、すべてデジタルのデータとしてしか存在しないと思うとちょっと不思議ですね。
まりね以前のペンネームではアナログ描きの作品でした。
これは模造紙に墨汁で、かぶらペンと丸ペンで描いたものです。

――1ページあたり、どれくらいで仕上げていますか?

調子のいいときで3時間ぐらいかなー、下書き1時間、ペン入れ2時間ぐらいが標準的かな。
最近はずっと調子悪いですが。

――飯間まりねさんがマンガを描いてる時に、一番気をつけている事がありましたら教えてください。

描く作品によってこれは少女マンガっぽくしようとか、少年マンガっぽくしよう、ギャグ漫画っぽくとか。
また、この作品は、ある一人の漫画家さんの雰囲気で仕上げようとか、作品ごとにどういう方向で行くのかを決めています。
でも、だいたいその目論見は中途半端に終わっちゃいますね。
その中途半端さが、わたしの作品らしさになっているという所があるような気もします。

――「3日だけの夏休み」が個人的に切なくて好きなのですが、まりねさんご自身も切ない系の話がお好きなのでしょうか?

切ない系は大好きですね。
こんな状況に自分が陥ったらどうしようもないよねー、なんて思いながらストーリーを考えてたりします。
「主人公がかわいそう~」なんて思いながら、そのくせ楽しんで描いている自分にふと疑問が。
反面、めちゃおバカなマンガも好きなんですよね。

パソコンで制作中の画面です。

色着け完了!同人まんが道用に作って頂いたものです。

飯間まりねさん 作品紹介

【カギをひろった】
悲しい出来事が同時に三つもおきてしまった少女が不思議なカギをひろいます。
悲しみを紛らわせるために、そのカギに合うカギ穴を探そうと町を彷徨うのですが...
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【3日だけの夏休み】
初めての夏休みに、おじいちゃんのところにやってきたひかりちゃん。
でもひかりちゃんはその時...
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【おとうさんのケータイ】
ケータイを持ってても、メールも何もしないおとうさん。
ただひとつ、通話する以外に覚えた機能は...
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飯間まりねさんのインディーズコミック名場面

キャラクター紹介

『カギをひろった』
もとの街に帰りたい
それだけがわたしの本当の願いだった

のあちゃん
12歳の少女。悲しい現実に押し潰されそうになりながら、街をさまよいます。
この作品の全編に流れるのは、彼女のモノローグです。

『3日だけの夏休み』
ねこさんも クマさんも わになっておどりましょ
(ひかちゃん自作?の歌)

ひかちゃん(ひかり)
幼稚園小さい組。

『おとうさんのケータイ』
泣くもんか泣くもんかと思い続けた
かわりに空が泣いてくれた

かなちゃん(水沢加菜)
高校1年生。この二作品の主人公は、ごく普通の女の子という感じで描きました。ごく普通の家族に起こるかもしれない出来事を描こうとしたわけです。

同人まんが道(前編)いかがでしたか?
次回は、飯間まりねさんへのインタビュー(後編)になります。


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