「ゲームのしすぎで体調をくずし目がまわり始めた」【レムリア物語】の草場妖さん

第２１回　草場妖さん　前編

同人まんが道では、インディーズコミックで活躍中のクリエイターを毎回お一人ずつご紹介します。
作品の裏話や、普段どんな風に作品を制作しているかなど、気になる疑問をインタビューでお聞きします！
これを読んでからもう一度作品を読んでみると、より一層楽しめることまちがいナシ！
今回は、インディーズコミックで好評連載中の【レムリア物語】作者、草場妖さんにインタビューしました。

プロフィール
草場妖
兵庫県尼崎市在住。
さそり座のＢ型。
描きあげた漫画本数が、まだ３本しかない若輩者です。
こちらに載ること事態夢のようです。
漫画SNSマンガ読もっ！草場妖さんのページ
公式HP　妖の部屋

レムリア物語をまとめて読んじゃおう！

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草場妖さんにインタビュー

最初は情報を出来る限り減らし、読みやすさを重視したんです。

――PNを教えていただけますか？

初めまして、ペンネームは草場 妖（くさば よう）と申します。
宜しくお願い致します。

――PNの由来は何かあるのでしょうか？

特に由来はありません。
先に妖だけ決めて、草場は電話帳をランダムにパッと開いたページの中から拝借させて頂きました。

――マンガを描き始めたのはいつ頃からですか？

高校生くらいの時に手描きで１本描きました。
内容はレムリア物語とは関係なく、精霊使いのお話です。
その後は就職してから忙しくて１度も描いていません。
１年に１枚くらいのペースでイラストを少し描いてた程度です。

――また、そのキッカケは何だったのでしょうか？

現在のように真剣にマンガを描くキッカケになったのは、去年の10月頃からゲームのしすぎで体調をくずし、目がまわり始めたからなんです。
これは流石にやばいなと思い、しかたなくゲームをやめました。
すると今までゲームにあてていた時間が余ってしまい、それならずっと描いていなかったマンガでも描こうかなと描き始めたのがきっかけです。

――そんな経緯があったのですか...。少し驚きました。
さて質問に戻りますが、画材は何を使ってらっしゃいますか？

下書きにシャーペンとコピー用紙。
あとはスキャナーで取り込んで、その後はすべてコミックスタジオで仕上げています。

――マンガを描いてる時に、一番気をつけている事を教えてください。

作業的にはこまめなセーブとバックアップです。
一度ハードディスクが壊れて痛い目を見ましたので。
マンガ的には読みやすさと見やすさです。

――いつもどんな感じでマンガを描いていますか？

普段はTVをつけっぱなしか、衛星放送のラジオチャンネルを聞きながら描いてます。
ただネームや物語を考える時は騒音にしかならないので、全て消して集中しながら描いてます。

――さて、レムリア物語ですが、序盤から壮絶な展開ですよね。
このお話を思いついたきっかけなどを教えていただけますか？

最初に思いついたのは今描いている10年後。
レニッシュが18歳のお話です。
実際のレムリア物語もこの時期が本編となります。
しかしファンタジーという事もあって、いきなり多数の登場人物などを登場させて、国家や年号、地名などを色々と独りよがりで書いても、あまり読んでもらえないと思いました。
ですから最初は情報を出来る限り減らし、読みやすさを重視したんです。
物語りもファンタジーにはよくある盗賊の襲撃という典型的なパターンで、舞台は村、登場人物は親と子、そして盗賊という最小限の情報にとどめました。
結果、第2話終了時点で、まだプロローグも終わっていない状況になってしまいましたけど。
本編は多分第4話からになると思います。

レムリア物語 第3話の4ページ目が完成したところです！

草場妖さん 作品紹介

レムリア物語
この物語はレムリア大陸を舞台にそこに住む人々の戦いと冒険を描いたファンタジー物語です。
レムリア暦７１２年アイリスベルク外れにある静かな村レイテ。
その村はずれにひっそりと暮らす母娘がいた。
母の名はサリカ。娘の名はレニッシュ。
そのささやかな幸福の時間も、突如村に襲撃してきた盗賊たちに脅かされる事になる。
その時、レニッシュ８歳。まだその出来事を理解するには幼すぎ、そして無垢だった。

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レムリア物語 名場面

キャラクター紹介

殺したって神様もきっと許してくれるはずよ！

レニッシュ
この物語のヒロインで父親は今のところ不明。
幼い頃より母サリカによって、剣術や文字の読み書きを教わる。くせっ毛で感情の起伏の激しい少女。
ブルネイ率いる盗賊団の襲撃により、その後の人生に大きな変化が生じる。

悪いけどそれは無駄よ・・・
私に神の声は聞こえないのだから・・・

サリカ
レニッシュの母親で元ネイス神官戦士長。
かなりの剣の使い手で、その剣の速さと攻撃のスピードから＜神速のサリカ＞と呼ばれていた。
神官戦士長時代にネイスで重大な事件に巻き込まれた事をほのめかすが、その事件についてはいまだ明かされてはいない。
レムリア暦712年レイテ村にて、盗賊ブルネイの手によって倒れる。

まぁお前のほうは前菜でメインはそっちのガキのほうだがな

ブルネイ
元グルンベルム帝国兵士であったが、その残虐性がゆえ21才の時に部隊を追放される。
その後の足取りは不明であったが、いつの頃からか食人鬼ブルネイとして名前が知れ渡る盗賊となる。
身長188センチの大男で、二枚の木の板に石を並べて挟み、ロープでくくりつけた〈砕牙刀〉という武器を扱う。
レイテ村を襲った盗賊頭で、その行動の背後にはどうやら黒幕がいるらしい。

同人まんが道（前編）いかがでしたか？
次回は、草場妖さんへのインタビュー（後編）になります。

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