「ガウディ×井上雄彦　-シンクロする創造の源泉-」説明会inスペイン大使館--井上雄彦現在スペイン バルセロナでのんびりしてます！

スペインと日本の交流４００年なんですね！
去年からやってるそうですね！

「交流年ってのをやるに当たって何かやろう！色々やろう！そしてトリのイベントに大きめの展覧会をやろう！」

ついては「ガウディと井上雄彦のコラボレーション展覧会をやりたい！」

その説明会というものが、本日４月９日、六本木のスペイン大使館でありました。
マンガナビとして行って来ました。

スペイン大使館のお庭♪

展覧会のテーマは「ガウディ×井上雄彦　-シンクロする創造の源泉-」
場所は森アーツセンターギャラリー（六本木ヒルズ森タワー５２階）
期間は2014年７月１２日～９月７日


「ガウディの創造性と精神は多くの日本人に知られていて、サグラダファミリアを世界的に有名にしてくれたのは日本のファンのおかげです。」

みたいな事を在日スペイン大使のミゲル・アンヘル　ナバーロ閣下（閣下！）が仰っておりました。
リップサービスだよねきっと？

井上雄彦氏は２年前「画集パピータ」の時にこの４００周年イベントの日本側の親善大使に任命されています。

この企画の主催は東映、テレビ朝日、森アーツ美術館。

展覧会の主催者である東映の堀田浩二取締役によると
「そもそも３年前、日スペイン交流のなんか展覧会とかやらない？ って言う話が東映に来た。「んな事言ってもピカソとかダリとかの展覧会なんかいくらでもやってるじゃん！」って悩んでたら「井上雄彦meetsガウディ」って本を見せてもらい「それなら意義がありそうじゃん！それやろう！」と即決したとか。

ガウディについて、約１００点の作品をスペインから提供されることになり、
井上剛彦側としては新たに４０の書き下ろしをこの展覧会の為に描いてくれることに。

でもガウディは建築家なので「展覧会でどーやって建築物見せるの？」ってのは模型とか映像とかプロジェクションマッピングとか、色々色々工夫しますよ！

テーマを「作り続ける事」とし、ガウディが生涯創造し続けた事、建築家ガウディという人物に焦点を当てる。

との事です。
ちょっと楽しみですね。

神奈川大のスペイン　経営学部スペイン語　鳥居徳敏教授が

「ガウディっていう建築家が、バルセロナ市民に当時からいかに愛されていたか！」というパワポを見せてくれました。

ガウディの葬儀が凄い！特に偉い系の役職はやってなかったし「葬式はしないでちょ」って言っていたので公的な葬儀はやらなかったにもかかわらず市民がこれだけ集まってる！

そして！
ナマ井上雄彦氏がライブテレビ会議に登場。

今スペインにいるそうで、朝９時頃。
会議スタート時に画面が窓しか写していなくて、アナウンサー汗！
その窓にはイキナリ「サグラダファミリア！」（写真とりそこないました！）

現地にアトリエを借りてここで作品を描く事になってるんだそうですよ？
「まだ描き始めてないですほとんどvv　生活のリズムが違って･････」と笑いを取っておりました。

でもこの人の事だから凄い作品を見せてくれるんでしょう。

「ガウディと何か通じるものを感じますか？」という質問に
「おこがましくて･･･」と濁しながら「"完成を急がない"には共感します」に場内笑い。
「お天道様に身をゆだねていい形のものができてくると良いなぁ」
との事でした。

いいなぁ。

六本木の展示終了の後は、金沢、長崎、神戸、仙台で順次展示されるみたいです。

詳しくはこちらチェック！
https://www.gaudinoue.com/about/about.html

日本スペイン交流４００周年の他のイベントについてはこちらから
https://spainjapanyear.jp/ja/

ちなみに「何が４００周年なの？」についてはこちら。

慶長遣欧使節（けいちょうけんおうしせつ）ってのが１６１３年にスペインに行ったんですね。
それが今年で４０１年前（使節団がスペイン入りしたのは年明けみたいなので１６１４年）

その３０年前の天正遣欧少年使節（てんしょうけんおうしょうねんしせつ）
の方が色々と有名で、漫画にもなってますが、
  Wikiの説明こちら

そして近代スペインについてのおさらいはこちらから！

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