龍子-漫画をあきらめなかったアーティストの立ち読み展示会とコミック発売

漫画を描く夢をあきらめなかったアーティスト『エルド吉水』の立ち読み展示会が、4月13日より小石川のA・cornsギャラリーで開かれます。。

同時に『龍子』コミック上巻が、全国のまんだらけで販売されます。

国内外に「パブリックアート」を多数設置している吉水浩はアーティストとして成功しましたが、漫画家であることの夢を忘れることができませんでした。

彼は人生の紆余曲折を経て『漫画家・エルド吉水』として２０１１年から漫画家として作品発表をスタート。

しかもその作品の発表手段が一貫して「ギャラリーでの立ち読み展」のみ(!)。

そんなエルド吉水の作品が、このたびコミック本としてリリース。
全国のまんだらけで入手可能となりました。

『龍子』は『善と悪は表裏一体』をテーマに、ファッション、銃器、車、バイクの他、調度品の細部にいたるまで不良性感度の高い作者の嗜好が盛り込まれた激烈なバイオレンスアクションです。

龍子は中東で暗躍する日系ヤクザ組織の2代目組長。
金と権力の亡者となった父親=先代組長と対立し、政府軍との凄絶な戦いの末、敵である将軍から授かった『金印』と共に死んだはずの母の情報が･･･

『龍子』は２０１１から常にギャラリーでの立ち読み展として連載することを媒体としてため、書店や同人誌即売会でも手に入れる事はできないし、WEBでも読むことはできないという希有な漫画です。

その作品が今回ようやく発表済みの1-5章と次の展示会で実施されます第6章の冒頭部分を含まれている本の形で遂に単行本化。

今回のA・cornsギャラリーでの個展では新作17ページをパネル『立ち読み』展示の他に「龍子」の生原稿をガラスショーケースで初公開します。

漫画の初心者であった作者の生原稿は墨が飛び散り、恥ずかしながら修正液が何層にも盛り上がってまるで油絵のようです。

新作の水彩画＆モノクロ画を合計４作品。
ヴィフアール水彩紙に透明水彩絵の具で龍子の世界観を描きました。

額縁職人さんに特注した瀟洒な額装で展示いたします。

そして、初の試みとなる『龍子の彫刻』も。

芸大彫刻科で学んだアカデミズムに、50年代オリエンタルな土産物のテイストを混ぜ、その上に趣味であるフィギュア集めで育んだフェティシズムを融合しました。

なぜか上品に仕上がった不思議な逸品です。
『龍子』のノワールな世界観が堪能できます。

A・cornsギャラリー 東京都文京区小石川2-21-5 TEL：03-3815-2008 https://a-corns.jp/gallery/index.html#news

『龍子』のキャラクター他、世界観の紹介はこちらから
https://www.eldoyoshimizu.com/#!characters/ckiy

遠方の方には「龍子・上巻」が全国のまんだらけさんで発売されます。

販売店舗
・札幌店（4/19）・渋谷店（4/10）
・コンプレックス＜秋葉原＞（4/10）
・中野店＜マニア館・海馬＞（4/10）
・名古屋店 （4/11）・梅田店 （4/11）
・グランドカオス＜心斎橋＞（4/11）
・福岡店 （4/18）
※発売開始時期が各店で異なります。
※上記店舗のヴィンテージコーナーでの取扱となります。
※部数極少のため、店舗販売分の事前の予約は受け付けておりません。ご了承ください。

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