『ディエンビエンフー 0』感想スタンプ・評価点数でどこが面白い?良い点は?関連作もまとめて紹介!
漫画『ディエンビエンフー 0』の面白さをみんなのスタンプ評価点数とおすすめ感想レビュー、良い点・悪い点の点数評価からtwitterでの口コミや類似漫画、関連作品を徹底紹介。 ディエンビエンフー 0は「軍記・戦史漫画」と「ディエンビエンフー」と「西島大介」特集にランクインしています。 さらに各社の無料試し読みサービス比較表付き。そしてこの漫画へのあなたの評価を30秒で簡単にSNSシェアできる!【感想スタンプ点数評価】ができます。 この作品を面白いと思う人のために最新刊~完結情報までしっかり紹介♪ 動画配信(動画配信各社の比較付き)・予告動画・声優・出演者・監督の関連情報も随時紹介! コミックス最新刊は『ディエンビエンフー 0 (カドカワデジタルコミックス) 』です。
※本サイトのコンテンツは引用部分を除きマンガナビが独自に制作しています。出版関係・他の事業者(広告主)がコンテンツ内容・各種ランキングの決定に関与することはありません。スポンサー等の依頼による広告にはプロモーションを表記します。また本コンテンツはEC・ASPサイト等から送客手数料を受領しています。詳細はマンガナビについて-制作・運営ポリシーを御覧ください。
更新日:2024年04月25日
第1巻公開日:2014年04月01日
『ディエンビエンフー 0』を評価する!読んだ!良かった!を伝える共有スタンプ あなたの評価とみんなの評価の平均点です
この漫画のスタンプ評価の最高点数
- 【熱い!! 81点】
- 【キッツ!厳し! 81点】
- 【設定良し!! 81点】
- 【タメになる! 81点】
- 【泣ける 81点】
- 【心理描写上手い 81点】
- 【グッと来る 81点】
- 【スゴい・・・ 81点】
この漫画のみんなのスタンプ平均評価
- 【泣ける 81点】
- 【タメになる! 81点】
- 【心理描写上手い 81点】
- 【スゴい・・・ 81点】
- 【キッツ!厳し! 81点】
- 【設定良し!! 81点】
- 【熱い!! 81点】
- 【グッと来る 81点】
ディエンビエンフー 0のオススメ感想レビュー
世界一可愛くて世界一残酷な戦争物語
ディエンビエンフー 0 (カドカワデジタルコミックス)
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
時は1954年3月13日。舞台はラオス国境に近いベトナム北西部に位置するディエンビエンフー市。
第一次インドシナ戦争における最大の戦闘がこの地で始まった。前年秋の時点で劣勢に立たされていたフランス軍は、ベトミン(ベトナム民主共和国人民軍)の主力を遠隔地に引きつけ、撃破しようと考える。
そこで候補にあがったのがラオスとの国境に近いディエンビエンフーだった。
この時代を揺るがすことになった重要な場所をタイトルに冠した作品が『ディエンビエンフー』。
従軍カメラマンの日系アメリカ人・ヒカルと人間離れした強さを誇るゲリラの少女・プランセスの恋模様が描かれる。
そのプロトタイプとなったのが『ディエンビエンフー0』。「ディエンビエンフーの戦い」を知り、プランセスの出生を見届けることで、本シリーズへの理解度が飛躍的にアップするはずだ。
双葉社から連続刊行された『ディエンビエンフー』新装版、さらに最終章『ディエンビエンフー TRUE END』とあわせて、世界一可愛くて世界一残酷な物語に、どっぷりと浸っていただきたい。
バカみたいに律儀にベトナム戦争を描く
ディエンビエンフー 0 (カドカワデジタルコミックス)
ストーリー性
キャラクター性
画力
読後感
「2つのディエンビエンフー~あらかじめ失われたハッピーエンド」
ナイフを持ったお姫様とカメラを持った王子様が出会うベトナム。 「ボーイ・ミーツ・ガール」の極北にして、ひょっとすると究極の愛のカタチを描いた ベトナム戦争マンガの傑作「ディエンビエンフー」。
2つのバージョンを持つ(作者によるセルフリメイク)この作品は、いずれも1973年の、アメリカ軍が撤退しようとする混乱のサイゴンから始まる。
新旧どちらの「ディエンビエンフー」でも、爆死した恋人達の「互いに握り締めたまま切断された手首」から 幕を開ける。
いや、普通に考えれば、おそらく主人公たちの手首なのだろう(違ったら本気で笑う)、1965年に始まる2人の物語の 結末は「爆死」と、その冒頭で示されてしまっている。
そして舞台は1965年のアメリカ軍の本格介入が始まった時期に戻ってくる。つまり、この作品は「8年間」というベトナム戦争のクライマックスからエンディングまでを律儀に描写するつもりなのだ。
一体、どんな壮大な物語を「西島大介」は描くつもりなのだろうか?
例えば生井英孝の「ジャングルクルーズにうってつけの日」、例えばキューブリックの「フルメタル・ジャケット」、例えばティム・オブライエンの「カツィアートを追跡して」。
いずれも、数年分以下(もしくは数ヶ月、数週間以内)のスパンでしかベトナムを描写していない。(あと、ちなみにお姫様の設定にはオブライエンの短編「ソン・トラ・ボンの恋人」の影響もうかがえる)
だが、ベトナム戦争の本質とはそんなものではない。
ダラダラと・・・フランスとの戦いから数えると、実に30年近くダラダラと続いた、不毛で皮肉な 「日常化」こそが、この戦争の本質なのだ。(さらに皮肉なことに、現在のベトナムは 社会主義を捨て、経済活動に邁進しつつある。たとえばイラク戦争に参加するPMC=民間軍事会社のオペレーターたちが愛用する装備品メーカー BLACKHAWK社の工場はどこにあるかといえば、これがなんとベトナム。皮肉としか言いようがあるまい)
では、どうすれば、この戦争の本質にアプローチ出来るのか?
簡単だ(方法論としては)。
少なくともアメリカが介入してからの8年間を延々と描写すればよいのだ。 無論、そんなことは、普通は思いついても誰もやらないだけなのだが。
だが、恐ろしいことに現在、連載されている「ディエンビエンフー」は、その手法で、 バカみたいに律儀にベトナム戦争を描いている。
それだけでも、どれだけ真摯に、どれだけ覚悟を持って、西島大介がこの作品に向き合っているか判ろうかというものだ。
個々のエピソードをここで語ることは不毛だし、文字数の制限もあって、あまり意味が無い。
だが、この手法を選んだことこそを意識して読むことで「ディエンビエンフー」は、その姿と表情を変えるはずだ。
巻末に掲載された年表を見て「30年」もしくは「8年」という時の長さを今一度考えてみてほしい。
そして、最期に、もし可能であるならば、個人的に作者にお願いしたいのは『トリポッド』の完全漫画化である!これこそ、未来の全人類にとっての「ベトナム戦争」の物語なのだから!
ディエンビエンフー 0が入ったみんなの投稿漫画ランキング5
- 1位 ディエンビエンフー 0
- 2位 BOX~箱の中に何かいる~
- 3位 1日外出録ハンチョウ
- 4位 がんばれ元気
- 5位 リバースエッジ 大川端探偵社
西島大介さんが描く世界一可愛くて世界一残酷な物語。 日本人があまり知らない、フランス軍とベトナム軍の壮絶な戦争。第一次インドシナ戦争における最大の戦闘。その場所がラオス国境に近いベトナム北西部に位置するディエンビエンフー市。 従軍カメラマンの日系アメリカ人・ヒカルと人間離れした強さを誇るゲリラの少女・プランセスの恋模様が描かれる。 関連書「ディエンビエンフーの戦い」を読んでプランセスの出生のルーツを知りることで本書への理解度が深まる。
『ディエンビエンフー 0』の著者・レーベル・類似テーマ・関連作から面白い漫画を探す
ディエンビエンフー 0が好きな人のために、テーマやジャンルでの類似漫画、同じ掲載誌、同じ著者・西島 大介先生の他の作品や関連する特集などから面白い漫画をもっと探せます。
『ディエンビエンフー 0』のtwitter上でのみんなの感想や話題のまとめ
マンガナビの『ディエンビエンフー 0』情報にアクセスありがとうございます。
最新のtwitter みんなの更新情報の再取得を要請できます。
『ディエンビエンフー 0』を好きな人が見ているもっとおすすめの漫画特集
ディエンビエンフー 0が好きな人が一緒に見ている「もっとおすすめの特集ページ」で予想外の面白い漫画にドンドンで会える!
-
コメントを投稿する -
コメントを投稿する
コメントを投稿する
コメントを投稿する