バレンタイン漫画の告白シチュで胸キュンと予行演習も兼ねる13点

作品紹介

次々と本格的なケーキが登場する名作。天才パティシェ小野の腕を完全再現するのは難しくても、できる範囲でチャレンジしてみては？
1巻レシピ４の「秋のチョコレートパルフェ　アンティーク風」は冬でも入手しやすく男性好みの食材が多いので、バレンタインデーにもお薦め。
さつまいものアイスやチョコレートアイスは市販のもので。
チョコブラウニーは『きのう何食べた？』のレシピを応用し、くるみやラムレーズンを「砕いたマロングラッセ」に置き換えて作りましょう。
小さく切りグラスの底に積み重ね、アイスを盛り、ホイップクリームを絞って上からチョコレートソースをかけます。
余ったチョコブラウニーを薄く切ったもので飾り、ミントで彩りを添えて。
アンティークのグラスなら最高ですが、コースターだけでもそれらしいデザインを選びたいところです。
いろいろ参考になるバレンタイン漫画です。

作品紹介

暴走系・妄想男子の爽太は高校時代に恋し、二股されたあげくに振られたサエコさんを忘れられないあまり、渡仏して押し売りで本場修業し、天才ショコラティエ王子となって凱旋。全てはチョコ好きなサエコさんに振り向いてもらうため。

世間の評判はすでに王子なのに「二股でもいい！」とまで言い切る主人公男子が少女漫画にいただろうか！？

イケメンなのにダメ男子っぷりがあまりにもリアルで爆笑を誘うが、妄想力も行動力も残念な方向に向かう爽太に、世間のつらさを投影しちゃって胸が痛むのは男女同等に思える。

イケメン王子と周囲の女子たちの幸せを祈りながら最後まで手放せない。

作品紹介

お洒落ひとつせず、日々バイトに精出す少女・キョーコの秘密。それは、幼なじみで最近人気の歌手・不破尚と暮らしていること☆ だが、彼に逢いたい一心で潜り込んだTV局で耳にした衝撃の事実は…!? 華麗なるShow-Bizチャレンジ!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

まだ“情熱”って言葉さえ知らない、小学校６年生の千早(ちはや)。そんな彼女が出会ったのは、福井からやってきた転校生・新(あらた)。おとなしくて無口な新だったが、彼には意外な特技があった。それは、小倉百人一首競技かるた。千早は、誰よりも速く誰よりも夢中に札を払う新の姿に衝撃を受ける。しかし、そんな新を釘付けにしたのは千早のずば抜けた「才能」だった……。まぶしいほどに一途な思いが交差する青春ストーリー、いよいよ開幕!!(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

作品紹介

男性カップルによる料理と日常をつづった話題作です

8巻#60では、乙女心あふれるケンジが、愛するシロさんと二人でバレンタインデーのために「チョコブラウニー」を作ります。
ミルクココアでなく、必ず純ココアを使いましょう。

使うバターの量が多さにドン引きし、体型を気にするシロさんの主張で翌朝に食べることになってしまいましたが、やはり焼きたてを食べるべきです！

また6巻＃42ではケンジがシロさんに誕生日プレゼントを贈るエピソードがあり、ある意味で「倹約家の男性が心から喜ぶ贈り物」の参考になるかもしれません。

作品紹介

85年の連載スタートから30年近くの歴史を誇るだけに、バレンタイン向けギフトに使えるお酒のネタは実に豊富。
21巻の267話「紫の君」にはデュペレ・バレッラ・マイラブというラベルに余白のあるワインが登場する。
このワインはバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣のなかったフランスで大流行！　
空白の部分にメッセージを入れたり、キスマークを入れたりしてプレゼントする特別なワインだ。
作中では常連のメガネさんに謎の美女がデュペレ・バレッラ・マイラブを贈る。
余白の部分には何も書かれていないのだが、メガネさんはとある方法でメッセージを解読する。
それがなかなかミステリアスかつ洒落ていて、マネしたくなること請け合いだ。
ちなみにデュペレ・バレッラ・マイラブは値段も2000円台とリーズナブル！

作品紹介

21巻「ゆかいなおかし」で、おもしろいお菓子を作ろう！と思い立ったあさりちゃんによるオリジナルレシピ「おたまじゃくしの池」。
冷凍パイシートを丸く成型して焼いたものを池とし、カスタードクリーム（レンジでも作れます）を流し入れ、とかしたチョコレートでくるんださくらんぼを「おたまじゃくし」に見立てて浮かべます。
食材の相性もよく、あさりちゃんの意外な才能にびっくり！　大人向けにしたいならば、お酒漬けのチェリーでも良いでしょう。
市販のチョコ菓子を、石や植物に見立てて飾り「池らしさ」を演出すると、さらに楽しめるかもしれません

作品紹介

甘いものは嫌いじゃない、でもチョコはちょっと...。こんなタイプの男性も少なくないのでは？
2巻＃７で冬が旬のかぼちゃを使った「かぼちゃのマーブルバターケーキ」は、男子高校生である辻君も大喜びし、ハル太のお姉さんに惚れるきっかけになっています。
おまけページで詳細なレシピがあり、数日置いた方がおいしくなるので、忙しいカップルにもお薦めです。
粉をふるわなくても大丈夫、というお手軽さも嬉しいですね。
おおざっぱに作っても充分美味ですが、綺麗な彩りにするにはかぼちゃの皮は取り除いた方がよいでしょう。読んで楽しく、作って幸せ♪一挙両得なとっても参考になるバレンタインレシピ漫画です。

作品紹介

オーブンは使えないけど、手作りお菓子を出したい！　そんな時のヒントがここに。
２巻「cook19　瑞穂はお菓子でできている？」で中学生男子・光は幼稚園生の妹・瑞穂のため、ビスケットと生クリームといちごで小さな「焼かないビスケットケーキ」を作ります。
ここではかわいいデコレーションですが、ナッツや刻みチョコなどで男性向けにも応用できそう。
フルーツなしで、ラップで形を崩さないように包んで冷凍し、チョコリキュールを添えるとさらに大人向けです。

巻末レシピ集には、カステラで作る「焼かずにクマちゃんケーキ」もあり、こちらもココアをふりかけるなどのアレンジで、ガッツリ好き男性も満足できるはず。

作品紹介

３巻「Recipe13」にて、妹の奏が、気まずくなった友だちとの仲直りのため、料理上手な兄の律と作った「ガトーショコラ」。
（なぜこのお菓子なのかは、中学生らしいエピソードあり。）本格的なケーキらしい見た目ながら、材料はチョコレートと卵だけ！
ただし、作る過程で大事なポイントがあり、それを外さない「気配り」が必須のお菓子です。

食べる少し前に、上にレースペーパーを置き、粉砂糖をふるってデコレーションすると、さらにガーリー度がアップしそうです。

イケメン男子がたくさん出てくるので読んで、作って、とてもうれしいバレンタインレシピ漫画です。
映像化もされ、2017年長期連載が終了。家族愛、友情を丁寧に描いた素敵な作品。ずっと続けてほしい漫画の一つだった。でも納得のいく終わり方を迎え、いい漫画に出会えたことを作者に感謝します。

作品紹介

この疚しさは、罪ですか?
少女愛を秘めた男、愛した男に復讐をたくらむ女、蛇しか愛せない青年、親友に恋した少女……「秘密」を隠し持った人間は、極上の“疚しさ”を紡ぎ出す。
『戦国BASARA』『とかげ』の気鋭・灰原薬が描く、狂気と偏愛に満ちたオムニバス。
(アマゾンより引用-リンクは表紙画像から)

疚しさ＝内心感じている良心の咎め。またはその度合い。の意。
人は誰もが疚しさを抱えて生きているのかもしれない。
人が秘めたる「疚しさ」を知ること。
それは密の味か、それとも地獄への誘いなのか。
独特の線で灰原薬が描ききる世界はいつも不穏で妖しい光に満ちている。
どのストーリーｌも一癖二癖なり見逃せない。

「第５話　黒い森」にて、ドイツ料理教室の美人講師が教える「シュバルツバルダー　キルシュトルテ」。
ビスケット地のミュルベタイクと、スポンジ生地であるショコラーデンマッセを別々に作るので、かなり手間がかかりますが、でき上がりの美しさには心を奪われます。
さくらんぼのコンポートにも、クリームにもキルシュワッサー（さくらんぼのお酒）がふんだんに使われたアダルトなお菓子です。
ストーリーも大人っぽい展開で、ヒロインである講師は過去を「覆いかくしてしまえ」という思いで仕上げますが、ビターチョコを削ってふりかける行程は、つい熱中してしまいそうです。
チョコの黒さ、苦さは実は「疚しさ」を隠す色なのか？